THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

エルトン・ジョン グッバイ・イエロー・ブリック・ロード  黄昏のレンガ路  CD DVD CDs

2024-06-17 16:32:32 | free form space
イギリスが生んだ世界最高のシンガーソングライターといえばやはりエルトンジョン でしょう!

このスーパースターを何故かいまだに見れていない…( i _ i )
そうこうしているうちにライブ活動は引退してしまったしなあ…
まあ、まだ諦めてはいないけどさあ
ビリージョエル、レオンラッセルは見れたんだけどなあ
ある人が「エルトンジョン の札幌公演はかなり前に決定したんだけど中止になった」んだとか
それはホントかよ…??!

エルトンジョン を初めて知ったのは「イエス・イッツ・ミー」
意外だし中々に渋いとこでしょ
「ユアソング」ではないし
ラジオのベストテン内にランクインしていてヒットしていた正直な話、地味な名曲
「イマジン」や「スーパースター」や「シェリーに口づけ」なんかもチャートを争っていた
ああ、懐かしいなあ😊
Chicago、ツェッペリン、パープル、ユーライアヒープなんかのハードロック系も一緒にランク内に入っていた素晴らしい時代さ

とにかく中々目が出ていなかったエルトンジョン の快進撃はここから始まった!
ライブ、アルバム、シングル、来日、映画のサントラ、超派手なファッションと休む間なんかないくらい常に話題になって賑やかだった!

そして、正に人気絶頂期に制作したのが「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」
黄昏のレンガ道ね!
これは、ジュディガーランドの「オズの魔法使い」で歩いていた道の事だ

とにかくノリノリのエルトンジョン・バンドのレコーディングは次々と曲を書き上げて数テイクで完成。
しかも曲がめちゃ溢れてしまい、二枚組になってしまった!
(この頃は実力派による二枚組アルバムが結構流行っていた)
レコード会社は嫌な顔をしたらしいけど、いざ蓋を開けてみたらばアルバムは英米共に第一位を記録!!
タイプの異なるシングル盤も4曲カットしたんだけど全て大ヒット!
5枚目もシングル化しようとしたらしいんだけど、さすがにそれはやりすぎだという事で断念したらしい
「キャンドル・イン・ザ・ウインド」は1997年に急遽新たにレコーディングし直して世界中で大ヒットした

という訳で一切捨て曲無しの、これがエルトンジョンにとっての最高傑作集!
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jack bruce/rope ladder to the moon DVD tony palmer's 1969film about

2024-06-16 12:44:38 | free form space
敬愛するジャック・ブルースのこれはBBCが制作した貴重なるドキュメンタリー!
1970年放送
伝説のバンド、クリームのアルバートホールにおける解散コンサートから幕開け
もちろん名曲「サンシャインラブ」をプレイ
ここだけはお馴染みの映像
このフェアウェルツアーの前座には、まだデビュー前のYES、第二のクリームと言われたロリーギャラガー率いるテイストが務めた
アメリカツアーでは第一期ディープパープルも立っている
正に夢のような取り合わせだよね

このドキュメンタリーは当初マネージャーがクラプトン、ベイカー、そしてジャックの3人それぞれを制作する予定だったらしいんだけど、結局はジャックのみが実現したとの事。
冒頭のクリーム以外は初見映像ばかりで速攻釘付けになってしまった
ジャックがファーストソロを発表したのに合わせての進行
なんたって1969年のセッションがめちゃくちゃに凄い!
とにかく凄い!!
髭面のジャックを筆頭にジョンハイズマン、クリススペディング、更にはズラリ居並ぶホーンセクション
火花散らせての攻防に文句無し圧倒された
やはりこの人達はヤバすぎるよ
手数王ジョンのジャジーなパワフルドラミング、クリスのスライドバーを駆使したアバンギャルドなプレイ
それとは別に、ここからトリオ編成に移行
コントラバス奏者ジャックのトリッキーなラインに絡みつく阿吽の呼吸で変態ドラム
サックスなんか2本も咥えてブロー
最早別格のミュージシャン集団
あっという間に見終えた

あのBB&Aは見れないから3人をバラバラに見れた
クリームも見るのは叶わないから、クラプトン、ジャックとソロで見たけどジンジャーは遂に未見のままだった事が悔やまれる

しかし、かたやクラプトンは札幌ドームに比べて、ジャックはライブハウス「ペニーレイン」だもんなあ
ハードロックベース界に大変革を起こした巨匠中の巨匠なのに…
まあ間近で見れたし、セトリのほとんどがクリーム、しかもギターがブルースサラセノ、ドラムが何とサイモンフィリップスだから贅沢極まりないひとときを堪能できたよ

ジャックとジンジャーは犬猿の仲のまま2人共に他界したけど、あちらの世界でも相変わらず演奏で喧嘩しているんだろうなあ…🎶😅‼️
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フレンチポップの歌姫 フランソワーズ・アルディが死去…

2024-06-12 19:48:44 | free form space
フランソワーズ・アルディが亡くなった…
何故か俺の世代は彼女の名前を聞くと胸がキュンとするんだよなあ…
1973年に彼女の代表的な作品「さよならを教えて」が日本で大ヒットした時、ロックな野郎共も皆密かに彼女の虜になっていた
囁くようなハスキーでアンニュイなヴォイスにね
この曲を当時ラジオで初めて聴いた時、不思議とすんなり気に入った
それもそのはずで実は5年前にフランソワーズアルディがレコーディングしていたんだね
多分、美しくも切ないメロディを覚えていたんだ
それ以来、彼女の代名詞のごとくスタンダード化してフレンチポップの重要な1曲として必ず取り上げられている
もちろんこれからもずっと。

ちなみにユーミン作品「まちぶせ」は「さよならを教えて」のオマージュとの事
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ダニ初体験  リュックをリニューアル^_^

2024-06-06 20:28:35 | free form space


またタケノコ採りに。
熊鈴鳴らしての入山
いまだにここは携帯は圏外の地域故にiPhone持参しても意味無し…( i _ i )
何処かからラジオや鈴の音が聞こえると安心
でもたまにガサガサ音のみで徐々に近づいてくると固まってしまうよ…😱
何か目印音がないと撃たれてしまうぞ😠

帰宅してすぐに着替えをしたら右腕に2ミリくらいのホクロがあった
あれ?こんなとこにホクロなんてなかったよなあ…??!
よくよく見たらダニだった!😧
初めて噛まれた
コイツが中々剥がれない
やっと掴んだんだけど、めちゃくちゃに固い!

小学生の頃、両親がよく山菜採りに行ってた
俺も「巨人の星」を観ながらタケノコの皮剥きを手伝ってた
弟は危ないから駄目と言われてるのに言う事を聞かず、包丁に触って指を切り大泣きしてたし…

その夜、父親と弟が一緒に寝たら、次の日、弟の背中ど真ん中に父親に付いていたダニが食いついて、もうめり込んで取れなかった
また弟は大泣き
ダニは血を吸って体が膨張するから外す事は無理なんだよね
その内にダニは死んでホクロみたいな黒点になった
その跡は大人になっても残っている
それ以降、父親は山から帰宅したら必ずダニチェックをしていた

もっと凄い話
小学生の同級生のM君も家族でよく山菜採りをしていた
彼が行者ニンニクを食べた日はクラス中臭いと担任が言ってたくらいだ
ある日、M君が耳たぶを見せた!
な、な、なんと耳たぶの裏から表にかけてダニが貫通してる!🫣
M君がダニのお尻を突っつくと表側でバタバタと元気いっぱいに暴れる!
さながらダニのピアスじゃん!
めちゃくちゃシュールなアクセサリーだなあ😉
インパクト抜群
本人も結構気に入って可愛がってたしなあ
毎日、見せてもらい、俺も面白いからたまには突っつかせてもらった
その内、その耳が真っ赤に腫れ上がってダニは死んでホクロと化してしまった
M君は結局、病院にも行かずじまい
毎年彼の耳たぶの黒点を見るたびにあのダニの事を思い出した
凄い時代さ

山菜採り専用のリュックは両親が何十年も使用していて物置の棚にぶら下がっていたもの
これが遂にぶっ壊れたあ!
左右の肩紐は共に切れポケットも底も横っ腹も取り出し口も次々と山中でビリビリと音を立てて破れていく…(^◇^;)
こんなとこで勘弁してくれよ〜
原因は…経年劣化、詰め込みすぎ、重過ぎ、取り扱いが乱暴、そして大量の枝に引っかかった…
背負えないから仕方なく抱えて下山(帰りは方向を見失いちょっと道に迷ってしまった…)
リュックは、まあ元はとったからいいさあ
でも代わりのがない

で、夕張の先輩でもあるドラマーもっちんにタケノコと交換にリュックをもらった!
若い頃バックパッカーに憧れて買ったんだけど未使用のまま飾っていたらしいエドウインの高級品
サンキュー、大切に使いますよ🤠🎶‼️
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VOL,212 FEEL SO GOOD ~LIVE IN CUBEGARDEN(S・T・A編)PART,2

2024-06-04 01:12:58 | Live Set List

****、最終局面を迎えた。
白熱のライブ・レポートは、まだまだ続く・・・・・!!!!****

果てしなき怒涛のライブ攻勢なのだ・・・
もちろん、お約束のメガトン級なナンバーで息の根を止める所存****

「・・・・・今は何時くらいかな?
(チラッと時計を見る)
・・・・・・極上のミッドナイト・ソングでラストを締めくくってみたいと思います」

この時、すでにフクさんは素早くエフェクターの操作を終えギターを掲げて小刻みに震わせ来るべきその時を待ちつつも,唸りを発する・・・・・
「ウィ~~~ン・・・・・・」

マサは前傾姿勢で、モニター・スピーカーに左足を乗せたまま「いきます!
盛大に盛り上がっていきましょう~!
 松山千春の曲ではないですよ(笑)
・・・・・・25or6to4!!!」 
(EDIT/ VER。
オリジナル・セカンドアルバム「シカゴと23の誓い」に収録。
この曲がワールドワイドに大ヒットをして人気を決定づけた)

マサがフクさんの方向を左手で指差すと、「ギュイーン!」のスライディングから
「ガガガガガーン!」
ギターが、これ以上ないほどの速さで過激に攻め立てる。
マサも一緒にメインリフを弾き始めると、モッチンも問答無用とばかりシンバル類総出で便乗する形にて熾烈になぞってくる。
追随してアッキー、ユーちゃん、トモちゃんらを交えたメンバー全員が「ヘイ!ヘイ!」
「会場後ろの方も一緒に!!
HEY! HEY!」
驚いたことにメンバー全員が一丸となってそれに連動。
ノリノリに手拍子を交え、しきりに楽器を振っている。

いつの間にかアキちゃんは伝家の宝刀とばかり、タンバリンを手にシェイクしながら元気一杯、ピョンピョン飛び跳ねているではないか。

疾風のごとく耳をつんざくホーンセクションの狭間に、キーボードも参戦でリズムの鬩ぎ合い! 
(この曲でマサは以前にシンセ・ブラス・スコアをアキに送付した。
初代TBコイズミくんの採譜)

あるバンドは「STAはスペシャル軍団」

パープル・ブリンガーのギタリスト、シンちゃんいわく「ギタリストは上手いし、いい音を出しているね~!」

あるパーカション奏者いわく「STAはレベルが高い」

あるトランペッターいわく「STAはブラス殺しのナンバーばかり・・・」

あるミュージシャンいわく「STAは歴史と伝統あるバンド!」」

あるキーボードいわく「STAは憧れ💛!!」

マサは1フレーズごとにステージフロントに並べられているモニター・スピーカーに左足をのせながら移動。

フクさん&マサが両サイドのフロントにて陣取り。
この躍動感あるロックなコントラストが長年の理想形だったのさ。

ギターが堂々とスポットライトを浴びる場面になると、必ず数歩ほど飛び出してきて自己主張。
やはり花形楽器だもんね。

各メンバー達も負けじと大奮闘。
なるほど心強き存在感。

この曲、マサのリードボーカルに、モッチン&アッキーを交えての白熱するコーラス隊体制も、俄然と馴染んできた。

ホーン隊を筆頭に、拳を突き出すタイミングも絶妙。

アッキーも延々と、エキサイティングなジャンピングを披露しての挑発。
司会進行役の礼儀正しく優しいルチュも、アッキーの超絶技巧パフォーマンスを楽屋口で称賛していたっけねえ。

誰言うともなくメンバー達が合間を縫って
「イェーッ!!」
観客たちも「イェーッ!!!」のコール&レスポンス要求で半狂乱。

もうこれで本当に終わりだと察してか、全員グチャグチャで、どこもかしこも必死の形相です。

STA全員が右手を何度も振り回しての熱演。

更にマサは仰け反って、オーディエンス達とコミュニケーションをはかる。

ヘッドバンギングにて両膝つき、気迫のフォーメーション絡みを続行。

フクさんは、虎視眈々、隙間という隙間をびっしりと雷鳴のごときチョーキング・ソロで埋めつくすほどに我を忘れ、ギターの鬼と化し、それに呼応しています。
でも、抑揚のメリハリはバッチリ!!!
ありとあらゆるテクニックをぶち込んでいる様は、まるでギターの教科書、お手本を提示しているかのよう。
あろうことか中央に飛び出してきてマサとの絡みまで演じてくれた
これにはビックリ!
「まさかクールでポーカーフェイスのフクさんがあそこまで燃え上がるとは思わなかったぜ」と言うと
「さすがにあの場面では飛び出さないわけにはいかないぜ」
うーん、マンダム~~((´∀`))
締めはエフェクター・ボードのスペースにもどって、ここでも秘密兵器ワウワウペダルを踏み込む艦砲射撃で爆発寸前
(本家のソロをほぼそのまんまに再現。
 これも究極のフィンガリングで完成形とみた。
 オフステージの時にマサはフクさんに言った。
テリーのソロを弾いている時って本当に満たされた表情をしているね、と。
そう言われたフクさんもまんざらではない様子)。
歴代STAギタリスト中ぶっちぎりのトップクラスでしょう、と太鼓判を押すアッキー

そして数年前からギターソロの後半でやりはじめた、シカゴ・ライブバージョンでのブラス・フレーズを石やんの合図を待ってホーン隊が吹き込む。

トドメはホーンセクションによる、きっつい嘶き音で息の根を止める。

トモちゃんも、ウォルター・パラゼイダー顔負けなサックスで、他のメンバー達と対等に渡り合う。
難攻不落なパートなど何のその。
パワフルでバカテクの管楽器が4人も在籍しているという贅沢さが、良い方向に作用しているようだ。

オフステージでは控えめで賑やかに楽しい((´∀`*))彼らも、いざステージに立つと強烈なる存在感を放っているのだ。

ウカウカしてなどいられないよ、みんな。
ヤワなヤツならば、一瞬で足元をすくわれるさ。
マサがベースのネックを観客方向に突き出す。
その時、正面に立ってノリノリの可愛い観客が、フレットをポンポンと撫でてくれた。
下手袖に控えていたスタッフとは、はしゃぎすぎて激突!((´∀`*))
ミツがさりげなく譜面台を寄せてスペースを空けてくれたので、モッチンのところまで駆け寄って再びバスドラムに足をのせて、しつこいくらいに煽りまくり、シンバル連続キック攻撃。
更にはホーンセクションのところへも訪れて、一緒に爆笑ダンシング。

最近、モッチンが凝っている重ね録りのリズムとフィルを分担したパターン。
ユーちゃんとの絡みを実現しようとこれにはひたすら苦慮しているらしい。
「よし、うまくいったぞ!」と思い、自宅で改めて聞き返してみると納得がいかないのだとか。
超難解な作業だ。
曲の細部までをも、若い頃から聞き漁っていたからこそ、こんなところもトコトンにまで超絶なるこだわりがあるみたい・・・・・。
しかも、リラックスしながら、ユーちゃんと和気あいあい楽しそうに不敵な笑みを浮かべつつね・・・・。
これらを最近はユーちゃんのティンバレス(高音部)とのアンサンブルでようやく見事に再現してのけた。
恐るべきアバンギャルドな究極のツワモノ・コンビ誕生の瞬間を目撃した
大体にして、こんな、奇想天外な発想にトライすること自体が、無謀すぎるよん。
本家はもとより、カバーバンドでも見たことも聞いたこともないよ。
いつでもどこでも、実験的な精神ほとばしる遊び心を持っているロッカー達。
もう少しで恍惚の領域に到達するのではないか!?
これも血と汗と涙の果てに得られる特権。
当然、並々ならぬ実力と経験とシカゴ愛も備わっていなければ話にならないね。

メンバー達が俄然色めき立ってきた・・・この状況。
どいつもこいつも、ビックリするぐらいに凄い奴らばっかりだ。

何が飛び出して、どんな展開になるのか。
我々にも皆目見当がつきません。
まあ、こういったスリリングな崖っぷち綱渡りパターンも、STAトラの穴ならではの持ち味だね。
やはり役者がヒトアジ違います。

マサが自分の楽器を垂直に突き上げて、揺すりまくるの図。

尚もフクさんのソロは轟き渡り、ホーンセクションは管体が破裂するんじゃない!? と、思えるほどの気迫プレイをクローズ・アップ。

照明スタッフがSTAのメンバー達を追うのは大変な作業だ
(事前に、とにかく思い切りサイケデリックにアーティスティックにヘヴィーに点滅してと希望提出しておきました。
 無理難題な注文だよなあ・・・・・・・・・笑)。

プレイしている我々でさえも、痺れちゃうほどの高評価を下したくなる。
不気味に舞台を覆いつくすように漂うスモークの波がドンドンと効果を倍増する
エンディングではベースのネックを天高くに立てホップステップ。
ベースギターを肩からはずして、頭上高々に掲げるポーズ。
いつもならばここで終了なんだけど、この日のプッツン度合いは異常だった。

多分、数年前の7月に食らった「小樽の旋風」に対する憂さ晴らしか!?
もう制御がきかない。

あまりにも危険とメンバーや観客たちからクレームが入りお蔵入りしていたアクションも、いきなり首をもたげちゃった。
ベースギターを脳天に乗せての衝撃音・・・・しつこいくらいに「グワングワーン!!」。
さすがにベース破壊とアンプにガソリン爆破と客席落下はなし
・・・・当たり前だよ(爆笑)
とどめはベースをマシンガンに見たてての抱きかかえ連射攻撃してからボディを目前に突き出す。
最前列に陣取ったカメラ小僧達もシャッターチャンスとばかり、激写に次ぐ激写で忙しそう。
ノイジーな悲鳴をあげるベース「グワ~ン、ギュワーン!」。
小樽で以前、可愛い弟分のサッサが「マサさんはいつもあれだけ複雑で難解なベースラインを弾きながらよく歌って動き回れるなあ」と感嘆の声を寄せてくれた。
これは快挙だ!

極めつけのフィニッシュは
「YEAH!!」一礼して、マサが再びモニター・スピーカーの上に上り、豪快なるジャンプ一閃!!!
(アっ子ちゃんが「空中浮遊マサ会心のショットを撮ったそうだ
この日、一番の作品だとのこと。
皆にも見せびらかせてた((´∀`))

「ありがとうございました。
喜んでいただけたでしょうか?
我々も堪能しちゃいました
存分に暴れさせてもらいましたよ」

****心底、全員にお疲れさまでしたの言葉を送ろう。
心地よい疲労感に包まれた。
もう何も思い残すことはありませんよ・・・・と満足そうで笑顔いっぱい。((´∀`*))
シカゴの硬派なカバーバンドという重責を、軽く十分に果たしてくれました。****

会場内に流れるBGMはスティックスの「ベイブ」
ジミ・ヘンドリックスで「サード・ストーン・フロム・ザ・サン」

温かい拍手に感謝です。
一通りのご挨拶を済ませて、電源オフ、コードを抜いて後かたずけに取り掛かりはじめるメンバーたち・・・・

これこそがライブならではの醍醐味
真剣勝負の真髄。
ある観客からは直々に「セットリストの全曲が申し分なくたまらない・・・」と感想をいただきました。
やっぱりあれやこれやと取り上げて大正解でしたなあ。
ある程度は、確信犯なんだけどね・・・。((´∀`*))

一致団結の賜物。
メンバー達の知り合いも見えていたんだけど、STAを見たのは初めてだ、という人が多数いて異口同音に衝撃的だったらしい。
(トモちゃんの上司も観覧
何とシカゴ・ファンなのだそうだ!
素晴らしいお方が!!)
もちろん想像以上のパフォーマンスに話題騒然だったことは当然でしょう。
多方面からの反響も上々で、益々株があがったね。
新体制でのキューブガーデン初進出は、手ごたえも良好。
(というか、他でもけっこう同一メンバーで臨んだ試しがないかも・・・(-_-;)

この後には珍しくステージ裏の控えスペースで、メンバー一同が絶えず出入りしているミュージシャン達とリラックスしながら笑いを交えて歓談と写真撮影に勤しむ。
こんな事も今までは滅多にありえなかったことだ。

興奮状態の対バンのベーシスト君がマサの元に駆け寄ってきた。
「控えめに言わせてください・・・最高でした!!!」
とあるバンドマンも珍しく賛辞を贈ってくれた。
「特に鉄壁のホーンセクションには圧倒されました」
「今のSTAは以前とは比較にならないくらいのまとまりで迫力。
一体、現実を把握している者はいるだろうか?っていう曲あったよねえ、ってこの間友達と会話したばっかりだったからビックリしちゃったあ。
マサさんがとっても嬉しそうに演奏しているのも印象的」と述べていたそうだ
よく見ているもんだねえ。
ある対バンからも後日のラインで「一体、現実・・・受けたよお!」と賛辞を贈ってくれた。
だからこそこれ程度では微塵たりとも、浮かれたり、油断したりできないものだ。
身の引き締まる思い。
油断大敵。
とにもかくにも、嬉しいコメントばかりだね。
わかる者には、難しい説明なんて皆無。
フィーリングで以心伝心!
大風呂敷を広げている暇なんかあったら、有無をも言わせぬ音を一発でいいからぶちかましてみろよ・・・ってなあもんさ。

確実にSTAは良い方向に向かっている。
バンド内の輪を台無しにする人間なんかが介入する余地なんかはなし。
有言実行に尽きる。
たった今まで演奏していた内容に対する満足感が、ここでのメンバー達の表情に集約されています。
手ごたえ溢れる、充実感の証明。
当然一人一人、反省点は数々あれど、以前と比較しても飛躍的に伸びてきています。

耳の肥えているシビアな対バンや観客達が言うのだから間違いなし。
同じ過ちは繰り返さない。
それを糧に更なるステップアップを図っていきましょう!

方々からも、膨大な写真や心温まるメッセージを送ってくれました。
励みになるなあ。
痒いところに手の届く若きプロフェッショナルなスタッフさんたちにも改めて感謝の意を表します。

これで今回のライブレポートはすべて終了
((´∀`))

とりあえずは・・・・益々の鋭気を養っていきましょう。

ライブ後のドリンクと食事が至福の味で筆舌に尽くしがたい。((´∀`*))

さあ、早くもニューラインナップによるSTAが213回目のライブに向けて虎視眈々と狙いを定めているよ。
要注目だ。
2024年初夏のSTAも、遠慮なくシカゴを中心としたブラス・ロック道を開拓して前進するのみ!!
実はすでに予定は進行中!
(秋まではほぼスケジュールは埋まりつつある)
まだ見ぬ輝かしい世界がたくさん控えているんだからね。

予告編・・・・・
来月は地元・札幌の「厚別屋外広場ライブイベント」にて、初志貫徹の志で再びSTAが戻ってきますよ。
ここはそれこそSTA初期の頃に出演して以来2度目だ
会場はめっちゃくちゃ綺麗に改修されて広々らしい
ああ・・・・楽しみ
また話題を独占するなあ!!
半端なコケ脅しが嫌いなタチなものでしてねえ!!

VERY SPECIAL THANKS TO・・・STAFF&RUTYU&AKKOCHAN&FUKUKUN&KANCHAN&MARICHAN&HAGAKUN&RIECHAN&MASAIKUN&KOHHEIKUN&ABEKUN&RICEBALL&POTATE・CHIPS&PRETZ&BANANA&MINERAL WATER&GREEN TEA&CHOCOLATE BREAD&PLUM SALT NATURAL WATER&CHELATE LEMON C WATER&AICHAN&KOCTHIN&MEMECHAN&MAZUKUN&KNIGHTKUN&MINORY&JON&TOMOCHAN&HELLO TECHNO PARKING&TOKURIKISAN&MIZUNOKUN&YNGWIE&JAMES&PEKOTAN&YUKARICHAN&YUNACHAN!!!


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VOL,212 FEEL SO GOOD ~LIVE IN CUBEGARDEN(S・T・A編)PART,1

2024-06-02 20:15:56 | Live Set List

7,19:00~19:30
「SAPPORO TRANSIT AUTHORITY」

****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
事細かなるチェックもけっこう厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかにね
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

会場内に盛大なるBGMが流れ続ける中、観客とミュージシャン達は和気藹々に談笑中。

はい!
いよいよもって佳境に突入。
早いもので残すところ、あと1バンドのみ。
楽しいひと時はあっという間だ。

このバンド名を聞いたらもうすでにおわかりでしょうよ。
話題騒然だけに最早説明は不要です。

このブログの主役でもある我らがSTAが登場の時間であります。
しかも、最も美味しい時間帯だ
そういうわけでして、ここで時間をグッと逆戻りさせてくださいませね((´∀`))

どこで演奏しても浮きまくりのSTA
この日はそれが更に顕著だった・・・・
吹き荒れるホーンセクションという特殊な編成、しかもマニアックなジャンルでもあるもんなあ・・・・
((´∀`))

それでもねえ・・・お気に入りのキューブガーデン・ライブということでメンバー一同力が入っていましたよ。
苦節19年にわたって活動してきたことは伊達じゃあない。

ハマピーが内地での阪神タイガース戦でトランペットを吹くということで、それが終了後、北海道に戻って千歳からキューブガーデンへ直入り
更にはハマピー、キューブガーデンは初とのこと
まあ正月早々シャレにならない石川県の地震災害や飛行機事故なんかに比べたらかわいいもの。
特に被災した皆さまの状況を考える度に胸が締め付けられるよ・・・・。
そういう理由で、このタイムテーブルを特別に組んでいただいた次第
主催者の方々にはお手数をかけてしまった・・・・
その分はライブで存分にお返ししますよ
それがロッカーとしての仁義

というわけでして、ずっと新型コロナウィルス感染者数増大にて、近年は延々とライブイベントの中止や延期に見舞われて辟易していましたが、やっとこさ落ち着きの兆候が見えてきましたね。
ここは油断せず慎重に行動しながら、2024年もモーレツに活躍するのさ!
我らがSTAは今年も毎度のごとく紆余曲折を経て、ライブ快進撃で目いっぱいに突き進んでいます。

今回の場所は、STAの拠点でもある札幌市内でして、ライブハウスのメッカともいえる先述どおりあのキューブガーデンです
(メンバー達は他のバンドでは出演経験はあるけれども、STAとしては意外にも2度目の登場さ!)。
1回目は今年1月の14日、同じく「FEEL SO GOOD」イベントだった・・・・!
何度もオファーはあったんだけど、大所帯故に中々スケジュールの都合がつかず・・・・。
だからこそ、今回のライブに賭ける意気込みも超半端なかった!

ここは誰もが認めるサッポロ最高のハコですね。
大所帯で色々面倒くさいバンドとしては、うってつけで申し分なしだ。(^_-)-☆
機材&音響設備、スタッフ達の腕前も超一流です。
だって内外問わずプロが多数出演している会場だもん、当たり前だね。

いつものように一致団結しエネルギー全開でライブに邁進しましたよ。
北海道唯一無二のブラスロックバンドとして100%シカゴを中心に濃厚でヘヴィーなサウンドを轟かせました。
頼もしき布陣だけに、ちょいこだわりの体力勝負なセットリストを組んでね。

まあ、その辺の詳細は後程ごゆっくりと。
とにもかくにも、通算21回目のターニング・ポイントを迎えた感が強くて武者震いしちゃいました。
新鮮な気持ちでGO!GO!GO!

ステージの入れ替えとサウンドチェックには15分が用意されている
・・・・(-_-;)

STAはもう常連の顔ぶれが相当に増えてきた
マサ、モッチン、アッキー
それをきっかけに全てに於いて続々と素晴らしいミュージシャンも参加

さてさて、ゴージャスなるツワモノ達
改めてメンツの紹介をば・・・・・・

リーダー兼ベーシストのマサはただ一人のオリジナルメンバー
紆余曲折を経て早19年目を迎えたSTAをずっと牽引してきた
山あり谷あり乗り越え、長年歯を食いしばって頑張ってきた甲斐があった
継続は力なりを地で行く勢いさ

ずっと頭を悩ませ続けていたテナーサックス・パートもコロナ騒動が一段落してタカが元気よく復帰した・・・・・
別格のプレイヤーなのに腰の低い好青年。
これで無限の可能性が拡大したわけですから、早くも今後のライブ展開が待ちきれませんよ。

もう一人。
札幌で音楽を聴く人ならば知らない人はいないと言われる古くからの知り合い、アンクル・キャッツのフクちゃん
北海道ライブ・シーンにおける巨匠かつご意見番とは彼のこと
数多くの1流ミュージシャンたちとも共演していたのだそうです。
現在も凄腕どもと火花散るインプロビゼーションを展開中
ギター・パートで猛烈に奮起。

髭を蓄えたパーカッションのユーちゃんはダンディーでラテン系のノリが売りのいぶし銀なナイスガイ
アッキーとはDJの先輩でもある
コミュニティーFM「ラジオ・カロス」で毎週番組を持っています
他にもドラム&パーカッションの講師や、北海道ミュージシャンサークル「エッグ」の副会長でもある
シンガーでもある奥さんは若くて美人だしなあ・・・・
バンドを膨大に掛け持ちしている羨ましきご夫婦

そしてアッキーとの縁で、頼もしきアルトサックスのトモちゃんを新たに迎え入れたことが、去年最大の収穫です。
彼女はSTAに加入以来メキメキと頭角を現してきているテクニックの持ち主(ミツの折り紙付き)。
サックス教室へと熱心に通って益々腕を磨いている
余裕と貫禄の演奏は必見だ。
というわけで、多忙の中をなんとかスケジュールの調整をしてくれた。
スタジオリハは4時間にも満たなかったけど、呑み込みが早い。
本人もシカゴの演奏をとっても楽しみにしているのだそうだ。
(好きこそものの上手なれ、とは昔の人うまいことを言った)
特に組曲は大のお気に入り。
何という恐るべき努力家。
ライブの度にファンが増殖しているモテモテのトモちゃん
チャーミングなルックスで人気急上昇中!

マサとは一番付き合いの長いのが札幌トロンボーン界屈指のジャズプレイヤー・ミツ
シカゴ好きで意気投合してからは、ずっと仲良く関係を維持している
STAのホーンセクションでは稀なこと
共通の話題は常にシカゴ
(ただしミツはⅢまでしか認めないそう)
ファイターズVSヤクルトと応援球団も違う
でも、彼のおかげで最近はよりコアな初期シカゴをセットリストに組み込むことに成功している
活性化運動絶好調さ
あちこちから常にひっぱりだこのミツによる、絶妙なるトロンボーンは相変わらずいぶし銀。
ちなみにジャンプ競技やモトクロスバイクにも精通しているのだ

笑顔が可愛らしいキーボードのアッキーは男顔負けな実力派。
毎度おなじみのマルチで器用なチャーミング・レディ。
キュートで華麗なるファッションも楽しみの一つ。
マサとはパープル・ブリンガーも率いているアクティブなるスーパーウーマン
自身のライフワーク「マ・シェリ」も含めてね。
今年からは念願のラジオDJデビューも華やかに飾った
(第1回のゲストは2週連続マサ!!)
何といってもすでに中核のポジションにいる彼女の尽力が大きい。
ライブのオファー、メンバー探し、グループライン、フライヤー&ポスターの製作、もちろん音楽的アドバイスにと八面六臂の大活躍。

ハマピーは目を見張るプレイとパフォーマンスで観客一同から、惜しみない拍手を送られていたよ。
((´∀`*))

心強き相棒のモッチンはマサとリズム・セクションに専念。

別格の存在でもあるドラマーのモッチン&トランペットのハマピー(コンダクターでもある)は音楽はもとより人生においても大先輩ゆえにこれからもご贔屓によろしくお願いします。
ご両人は多方面の伝説的なる大御所とも共演
今も尚、休むことなく心境著しいご両人。

とにかく近年はS・T・A出戻り組みやニューフェイスが特に多くて、懐かしいやら、賑やかやらで盛り上がっています。
(しかも各自の、貢献度が絶大!)
S・T・Aの長い歴史の重みを痛感する次第。

去年の初夏から、よくもまあこれだけの人材に恵まれてきたSTAってやっぱりもってるよなあ
それ以前が霞んでしまうほどだ

その最強のメンバー達が各ポジションについて、セットアップ、ウオーミングアップ、チューニングに勤しむ。
俄然、燃えてきた!
軽いサウンドチェックも無事に終了
(もっちんのアイディアで「フリー」のホーン、コーラス、演奏の流れでダイジェスト・バージョン)

メンバー達に、マサが逐一確認をとる。
事細かにマサがスタッフと打ち合わせ。
そして彼らの指示に従ったところで、ほどなくして
「さあてと、そろそろいくぜい!!」
覚悟の上でご参加くださいませよ。((´∀`*))

前置きが大変長くなってしまいました
焦らしに焦らされ、いよいよ満を持しての参上だ
泣く子も黙って失禁しちゃう、北海道が誇るベテランロックの存在感に注目せよ。
9人という剛腕揃い。
来るべきその瞬間を、今か今かと待ち焦がれて感無量の極致だ。

皆さん、しっかりとついてきていますか。
準備万端整いましたよ。
何時でもオーケーのゴーサインが出た。

それではそろそろ本格的に「S・T・A」のライブ・レポートと参りましょうか。
心して臨め!
必聴!!
瞬き厳禁!!

のっているね~~!
なんまら力が漲ってきたぞ。


***SET LIST***
1、INTRODUCTION
2、SATURDAY IN THE PARK
3、MAKE ME SMILE(ぼくらに微笑みを)
4、SO MUCH TO SAY,SO MUCH TO GIVE(言いたいことがたくさん)
5、ANXIETY'S MOMENT(不安の日々)
6、TO BE FREE(今こそ自由を)
7、NOW MORE (愛は限りなく)
8、DOES ANYBODY REALLY KNOW WHAT TIME IT IS?(一体、現実を把握している者はいるだろうか?)
9、FREE(自由になりたい)
10、25OR6TO4(長い夜)

***MEMBER***
MASA・・・B VO CHO
YUH-CHAN・・・PER
FUKUSAN・・・G
AKI・・・KB PER CHO
MOTCHIN・・・DR CHO
MITSU・・・TB
TAKA・・・TS
TOMOCHAN・・・TS
HAMAPY・・・TP

景気よくライブのスタート!!
まずはアキ嬢が、プログレッシブかつスペイシーなシンセサイザーサウンドで、一種独特なる異空間を轟かせる。
臨場感満点。
期待にワクワクするね。
(彼女は何でも受け入れてくれるから、調子にのったマサは無理難題をしょっちょう投げかけるんだけど、それら全てを軽くその場で仕上げてくれるんだよね。
その手腕は大袈裟ではなくゴッドハンドの如しだ!
頼もしい限り。
(このミステリアスなるSEも、事前にスタジオで膨大なるシンセ内蔵音源からじっくりと時間をかけてセレクトしたもの)。

マサがすかさず、後方に鎮座するモッチンらに、手拍子でテンポのメッセージを送ると、それに便乗するかたちで、歯切れのよいギターコードミュートカッティング、剃刀のごとき小刻みなハイハットで応える。

マサは大股開きでふてぶてしく会場中をゆっくりと見渡しながら、頃合いを見計らう。
マサからアイコンタクトを受けてスポットライトを浴びる中で司会進行役も務めている主催者のルチュ&あっこ嬢が、ステージ上手でマイクを手に盛大なるアナウンスを声高らかに発する
(事前にマサが手渡しておいたシナリオを読み上げる)

「たいへん長らくお待たせいたしました。
さあ!
マジに泣いても笑っても時間となりましたよ。
今か今かとお待ちかねの皆さん。
いよいよはじまります!
元気いっぱいに熱演してもらいましょうか!!
滅茶苦茶にかっこいいですよ
絶対に惚れますから
そうですよね。
これから極上のステージをお届けして参ります。
ド迫力ホーンセクションの熱きエナジーを、心ゆくまでドップリとご堪能ください!
メンバー一同は、この日この時この瞬間を心待ちにしていました!
もはやお馴染み、北国唯一無二の札幌発ブラスロックバンド!
盛大なる拍手でお迎えください!
OH-YEAH、HERE WE GO!!
OK,ARE YOU READY!
COME ON BABY
HEY!
LET'S GO!
それではヨロシク!
レディース&ジェントルメン!
THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY~!!」

ジャストなタイミングで「1・2・3~!!」
(思い切りミキサーがリバーブを深めにかけてくれたよ!)
賽は投げられた
これを機に正真正銘、華々しくSTAワールドの開幕だ。

一気に波状攻撃へと、火蓋が切って落とされました。

猪突猛進の狼煙を上げる「イントロダクション」。

さすが、この顔ぶれだけに勢いが桁違いの号砲炸裂。

プレイしている我々でさえ自分たちの音にエキサイトして、アドレナリンの噴出が止まらない。

すでに掴みはバッチリとオーケーだ。

普段は寡黙なモッチンもスティックを手にスィッチが入ると、ドラム・ビーストに豹変するのです。

その上、6年前の4月にマサが東京で観て来たCTAの土産話が、相当感動的に残っているらしくて、ずっと刺激を受けている御様子。
如実にフィルインの随所へ、ダニー・セラフィン成果が現れていますよ。!

イントロの爆音が、情け容赦なく多方面へと襲い掛かる!

ほほえましい光景に、常連組が客席でやや控えめに参戦。
写真&ビデオ撮影にと勤しんでいます。

皆さん、この変拍子の連続やコロコロ変わる変態リズムに、よくもまあピッタリと手拍子をあわせてくれますねえ・・・と舞台上から失礼ではありますが、しばし見とれてしまいました。

もうどれだけの回数、この曲をオープニングでプレイしてきたことでしょうか。
(ヒコちゃんも同様の事を言っていた)
メンバー一同愛して愛してやまない、じゃじゃ馬のようなナンバー。
その中でもこの日ほど、迫力一杯の完成度を誇ったことはなかったのでは?!
出色の出来と自画自賛。
方々からもマジに絶賛の嵐だった。

モニター・スピーカーに左足を乗せて、マサが野獣のごとく吠えまくる。
豪快に襲いかかりながらも、アグレッシブなアクションを巻き起こす。
(マサの正面最前列にイスで陣取った対バン達曰く、「マサさんはスペースが狭いから相当に動きにくそうでしたね」と言ってきた。
スタッフはマサのステージング用に、わざわざ動線を確保までしてくれた。
ありがたいことだよね)

それでも以前のような、飛沫飛翔防止用パーテイションもビニール幕もないので、自由自在に動きまわれる。
もちろん、そこそこに意識して加減はしていますよ。

計算されつくしたフクさんによる独特でシャープな音色のギターが、モッチンのタイトかつパワフルなドラミングに絡みつく。

看板ともいえる4管によるホーンセクションのリフは、益々厚みを増してきましたね。
目をつむって聴いていると、とてもじゃあないけれど4人だとは思えない音圧だよ。
マジにこのホーン隊はモンスター級!
驚異的な連中だ・・・・。((´∀`*))

舞台両サイドからの弦楽器達による絶え間ない猛追。
ドラムが遠慮なしにグルーブを構築しながらの進撃展開。
会場をまるごと覆いつくすかのような、ホーン隊による異次元模様の高鳴り。なんという高揚感であろうか。
鉄壁を誇るホーン・アンサンブルが吹き荒れて、全体をリズム・セクションが引き締めるという構図が今回のおおまかなる課題。

さてさてライブの魔物はどこに潜んでいるのかな?

先月の反省点は見事にクリア。
・・・・今回は一体全体、何を仕掛けてくるのか??

さあ、2番の歌詞がカットされたエディットヴァージョンから、第一関門の地獄にガッシリと突入だ。

ハマピーのアドヴァイスで「スイングするように・・・」
この一言で数倍、曲が成長した。
こんなことをいうプレイヤーは皆無だっただけに、カルチャーショックを受けたぐらいさ。
もちろん良い方向にね。
もうこうなったらイケイケ!!

手堅く突破した後に待ち受けていたのは、ブレイクによる一瞬の静寂。
切り込み隊長はいきなりミツによる、やや食い気味かつ流麗なるトロンボーン・ソロを奏でての場面転換。
ほぼギリギリのぶっつけ本番だから正直な話、不安要素てんこ盛りだったんだろうけど、それも取り越し苦労だったようです。
大した度胸の持ち主だ。
さすがに百戦錬磨の達人だからこそ成しえるアヴァンギャルドな技。
何事もなかったかのように振舞っていたよ
(モッチンによる縁の下の力持ちも忘れてはいけない)。
ここがミツの凄いところ。
このフレーズは、彼がなんまらリスペクトしてやまないジミー・パンコウ師匠からの影響が大きいらしいよ。
なんと自宅に宿題として持ち帰り、3つのコードで繰り広げられるソロ・パートを、極上のエモーショナル・ラインで纏め上げてきて披露したのだ!!
能ある鷹は爪隠す!と、昔の人はうまいことを言ったモノだ。
ねえ、ミツよ!
(スタジオリハ前にブレイク部分による拍数の謎を解明するべく、独自でスコアを書き直してきて見事に解明したのだそうですよ。
すさまじき探求心。
正直な話、この曲はトップがキツイとのこと・・・・それは、うなずける‥‥でもご挨拶ソングだからねえ。
不動のポジションなのですよ。
悪しからず。

アキのピアノ旋律が、とびっきりに美しくて効果絶大さ。
マサによる、流麗なるオクターブベースに導かれて場面転換。

マサいわく「STAのバディ・リッチ」と言わしめた手数王から、リム・ショットに切り替えてのモッチンが職人芸で猛然と先導しつつ、お次はベテラン・ハマピーの出番。
スッとステージ中央前方に歩み寄ってのトランペット・ソロは、熟練の極致なので、大船に乗った気分に浸れます。
一聴しただけで安定感抜群。
時折ヒステリックなハイノートなども懇切丁寧クールにヒットしていてニンマリ。
・・・実はオリジナルのtrumpetソロを、ハマピー自らが手直して、他の管楽器隊と意見調整しながらラインを纏め上げてくれた・・・・。
いついかなる時にでも、才能溢れるプレイヤー。

バッキングによる強弱のサポートも効果覿面だ。

もうこのあたりにたどりついた時点で会場中の空気は一変。
なにやら恐ろしいくらいに、もの凄いことがステージで起こっているぞ・・・てな感じでかぶりついている。

そして第3の男、フクさんのギターが火を噴いた。
臨機応変、歪みからコーラスサウンドまでコンスタントに幅広く音色をエフェクターで器用に切り替える
(ここはスタジオリハ時に取り決めたこと)。
いきなり過激なハーモニクスが導入部分に一気呵成に飛び出して、益々進化したソロを、これでもかあ!と言うくらいにぶちかます
(よくもまあチューニングが狂わないねえ)。
陶酔の表情を浮かべつつも、ただひたすらにエキセントリック。
序盤はテリー・キャスのフレーズに敬意を表する・・・・。
へヴィーなサウンドは、これだけにとどまらずフィードバックにより加速。
音数がドンドンと増していき、とどまることを知りません。
身をのけぞらせてイナバウアー・アクション。
チョーキングなどを交える際にはギターを激しく揺さぶって身をよじる。
あれだけのプレイだけでも引き攣るところなのに、ビジュアル面も大きい。

(掛け持ちミュージシャンのフクさんは、超売れっ子。
他にも、いくつものプロジェクトに関わっている。
それらの時には大股開きスタイルなんだけど、STAでは常に横向きポーズで全体を注視している。
これが彼のステージ・スタイルなんだね)
そして遂にテリー・キャスのギター・ソロを、ほぼ忠実にコピーしちゃったんじゃあないのかい!?
ビブラート、グリッサンドに至るまで再現しているよ。
この前面へのせり出しシーンは、ヒロリンのリクエスト。

間髪入れず、極めつけは第2期JBG時代のコージー・パウエル直伝によるモッチンが、究極の稲妻フィルインで拍手喝采。
サンキュー!

いつもは沈着冷静なるモッチンもノリノリな様子で、このヒトトキを満喫している様子。
すっかりと脳天ヒューズはスパークしちゃったみたいだ。
いくつもの修羅場を潜り抜けてきたからこその、説得力ある支柱だ。

エンディングにおけるベルトーンも、アッキー渾身の1音を筆頭にフクさんを経て見事な連携で繋がった。
ここで繰り出したフクさん入魂のピッキングがジミヘンのようにウォームで破壊力があって戦慄が走りました。
これぞまさしくロックの原石。
いかなるアクロバティックなテクニックをひけらかすよりも、「ギュウイ~ン!」一発でひれ伏させるほどの衝撃と説得力。
トモちゃんからミツを経てタカ、そしてハマピーへのホーンセクションに受け渡す流れへ。


マサが後方のバスドラムに左足を乗せ、右手を頭上に掲げてグルグルと何度も素早く回転。
振り返りざま、モニター・スピーカーにまで走り寄って乗っかる。
モッチンと呼吸合わせ、雷鳴のような怒涛の連打をスリリングに交えて激しいジャンプでフィニッシュ。
な、な、なんとお、アッキーも特大のジャンプを公開していた!!


以前、ASの女傑ミキティいわく「マサとモッチンは何かにとりつかれているようだった」とのコメントを述べていましたっけ。
度肝を抜かれた観客は、ため息混じりに唖然としている。


****アッキー長年のお友達でもある「.J、そうきあ&稲葉美紀DEAR FRIENDS」のMIKIMIKIちゃんが「アッキーちゃんが加入したからSTAは確実にパワーアップですね!」とのこと。
正に、その通りだよ。
去年の初夏からはギアを1段アップして臨んでいる新生STA故に大袈裟な話ではなく、方々から賞賛のメッセージが絶え間なく届いている。
この日に出演した各キーボード達もアッキーの全身全霊をフル活用したそのパフォーマンスを羨望の眼差し込めて大絶賛していたもんなあ****

やたらと口うるさいスジものでも思わずニンマリ。
最新導入の照明機材が半端なく熱いので、皆、すでに全身汗まみれながらも、すこぶる気持ちがよさそう。

 (回想シーン・・・・)
ある日、スタジオリハ時にマサがふと閃いた。

「1972年シカゴ・ライブ・イン・ジャパン(大阪の音源)」の再現なんていかすよね、ってさあ。
曲に入る前にロバート・ラムがムード満点にピアノでいくつかのコードをルーズに流す。
トークも交えてね。
焦らしに焦らした挙句に・・・・っていうあれ。
それを臨機応変に対応してくれるアッキーちゃんならば、呑み込みがいいからアッという間に弾いてくれるだろう、と踏んだ。
結果は?・・・・もちろん大成功だったよん。

これ、マサのトークとアッキーちゃんのピアノがうまく噛み合わないと悲惨。
スタジオではまあまあの出来だった。
ラインでも事細かく説明を加えて調整を加え改良。
別にキッカリとした台本なんか用意してはいない。
大体のおしゃべり内容は決めてあるけどね。
「それでは、トップには、凄まじい勢いで吹き荒れるブラスロックを立て続けにお送りしましたが、お次はメローな響きで・・・・。
(不敵な笑みを浮かべつつも)
特に人気の高い曲をやります。
盛大なる拍手で迎えてください!」
BGMのピアノは、その場の空気感で延々と進行。
タイミングを逃したマサはタイトルを言おうにもずれちゃう。
もう1周弾いてもらう!?
ところがアッキーちゃんが見事にクリア。
かえって効果が倍増したよ。
これまたご機嫌なメドレー。
「今日はスペシャルなversionだ。
バラエティに富んだセットリストでお送りしますよ。
あれ!?
どこかで聞いたことのあるピアノだ・・・・
俺はいつも同じMCだと、ある女傑から突っ込みを入れられたんだけど、やっぱりこれだけは言わせて!
今日は土曜日だけに、うってつけの曲をやるよ!
・・・・どうぞ~~サタディ・イン・ザ・パーク!!」

と言った途端にアッキー親分
(もっちんがそう呼んでいる((´∀`*))
寸分の狂いもない間合いで、それまでのスローテンポから力強い連打へ!!
(前曲からの音色チェンジも素早くこなす)
絶妙のシンコペーションを基調とした、あまりにも有名なるイントロをピアノで嬉々としながら響かせる。
後から聞いたんだけど、アッキーちゃんは「今でいいや!」と独自の判断で、ここから本編に突入したのだそうです。
ありがたいことに大正解だよん!
(オーディエンス達いわく、この曲がはじまるといつでも誰もが最高の喜びを滲ませてノリノリなんだそうですよ。
こんな話を聞くと、ミュージシャン冥利に尽きるね。
長年にわたるブラスロック&シカゴ普及活動も着実に実を結びつつあるようだ。)
シカゴ初の記念すべき反戦的意味合いを含んだミリオン・ナンバーがはじまった。
(1972年7月リリース初の1枚組オリジナルスタジオ・アルバムCHICAGOⅤからのファーストシングル。
ビルボードHOT100にて最高チャートで第3位を記録)
当然ここでの主役は、最初から最後までピア二ストのアッキー。
いつも艶やかなる着こなしのアキ真骨頂。
(彼女の根性の入り方は半端ない。
メイクもバッチリと施している
更に全身をワイルドな黒ファッションで統一しているではないか。
テンガロンハットも彼女最大のチャームポイント。
こんな煌びやかな曲をプレイするバンドってナンマラいかしているでしょう。

裏話・・・・・スタジオリハでは特別なる思い入れを込めて取り組みました。
当初マサはピアノなしではやる意味なし、と判断してストレス回避も含め、泣く泣くお蔵入りさせようとした。
ところが当時STAに在籍していたニシヤンや久留ちゃんが、機転を効かせギターコードでのパターンを演じて「どうかなあ!?」とさりげなく主張してきた。
半信半疑それで演じてみると思いのほか、心地よい仕上がりなので、以降はギターアレンジバージョンでずっと披露していたのだ。
もはや手慣れたもんだよ。
これはこれで、斬新で快感。
まるで違和感もなく、結果的にはやって良かったねえ。
西やん達もこれをギターメインで演奏することを密かに夢見ていたんだから、そりゃあ至福の瞬間で天にも昇るでような心持ちだったことでしょうねえ。
加入前にアキ嬢はSTAライブを目前で見て「なるほど。
こういう風にやっているんですね!」と目から鱗状態。
感心しきりだった。
それも参考に加えて、アキちゃんはありとあらゆる音源を片っ端から発掘してきて指癖や強弱、微妙なるタッチ感を調べ上げた。
その結果がここに結実したんだよ。
文句の付けようなんて微塵もあるわけがないっしょやあ。
大役を果たしたね。
涙腺が崩壊しそうなほどだ・・・・。
この感動がずっと欲しかったのさ。
本物だ。
(近年は本家のロバートラムさんが、ショルダーキーボードやシンセで弾いてるんだけど、やっぱり生ピアノのニュアンスには程遠い。
これが生命線なんだから。
シビアな意見かなあ、これって・・・・だって愛するが故の正直な感想なんだから)

もちろん、それに呼応するように会場全体も熱烈なる声援へと反応が変わっていく。

それにしても、この曲、一聴する限りだとシンプルに聞こえるんだけど、リズムの違いが如実に現れるのですよ。
サビにも奥の深い部分が垣間見えます。
マサは絶え間無く左右に、トレードマークともいえる軽快なステップを踏む。

モッチンは、特にこの曲でのドラミングとコーラスが冴えわたっていた。
リハではテイクを重ねるごとにドンドンと難所を克服していき、本番ではご機嫌なスティックさばきで終始していた。
黙して語らずのツワモノだね。

フクさんもギター・ストロークの隠し味で、より皆さんが贅沢極まりないハッピーモードに浸れちゃうように美味しいオブリをつま弾いているのだから、不思議なものですよね。

この曲に対する思い入れがすこぶる強い熟練のファンも、満足そうにニコニコしながら手拍子を打つ!
腕組みして目を閉じ、唸りながら、ジックリと聞き入っている対バンも発見。
会場のあちこちで嬉しそうに、両手をあげて大はしゃぎしている人たちも見えるではないか!?
数人のオーディエンス達も、ずっと横並びでタンバリンを打ち鳴らし続けているよん。
ステージサイド(マサの目の前)では、常連組の観客が簡単な振り付けを指導しながら曲と一体になってステップを踏んでいます。

ホーン隊も時折横目でバンドを確認しつつも、リズムカッティングにのって延々と体を揺らしながら手拍子を要求。
そろそろ肩の力が抜けてきたのか、爽やかな疲労感がかえって心地よいようだ。

世界平和を声高らかに提唱する、これこそスケールの大きいマンモス・チューン。
まさしくシカゴ版「イマジン」との呼び声高き、ターニング・ポイントともいえるアンセム。
愛と平和を謳歌しながらも反戦を訴える部分もさりげなく含まれているんだから、さすがしたたかで思慮深い我らのシカゴだ。

満面の笑みを湛えた成長著しいアキちゃんも、エキサイティングな観客達にすこぶる癒されたそうで右手を大きく突き出して煽っていたよ。
マサが歌いながら最前列に歩み寄ると、客同士が微笑み返し。

バックのミュージシャンらも、すこぶる気を吐いていますよ。

エンディングでのモッチンによるハミングに至るまで、マサのアイディアが見事に実を結んだ
(今春から取り入れたアッキー&モッチンによるコーラス・ワーク。
これもスタジオ入りしてみっちりとトレーニングしたもんね。
過去にここまでこだわって突きつめた人は皆無だ。
今後も、もっともっと事細かく煮詰めてまいろう!!)。
歌メロには人一倍のこだわりをもって挑んだ。
最近は、マサ長年の夢だったドンドンと複雑になっていくツインボーカル・パートをも現実のものとした。
モッチンと軽くラインで文章とシカゴのライブ映像で打ち合わせしてから、スタジオでプレイ。
3番の歌い出し入り口も高低のパートをぶっつけ本番で入れ替えた
すると一発で思いが噛み合って大成功
(ステージに上がる直前まで、モッチンはマサへ最終確認を求めてきたほどさ)
その様には、皆も感服していたよ。
これを今まで、一度も実現できなかったのは、一体全体何だったんだあ・・・・?
「YEAH,YEAH~~!!」
アッキー&モッチン渾身のハーモニー。
うっとりするほどポップで幻想的なラストに至るまで、気合十分パーフェクト。
丁々発止に完奏。
普段はホノボノと佇んでいるモッチンではありますが、やる時は綿密にヴォーカルとコーラスを決めてくるところなんかさすがですよね。

ファッションリーダーのトモちゃんは、ようやくこの頃になると先ほどまでの緊張感は収まってきてリラックスしてきた。
彼女も毎回シックな黒スーツ姿で佇んでいるんだけど、胸元も露わに着こなしていてめっちゃセクシーなのだ
センスの良いネールや髪型もいつもオシャレ
襟にはサックスのバッジが付けられている
それをマサが指摘したらトモちゃんは得意げに胸を張って見せてくれた!((´∀`))
マサも対抗意識向きだしにベースのバッジをつけてきて見せたらバカ受け
彼女は「STAに人生を捧げるぜ!」とフェイスブック上で宣言もしてくれた
感動的なレディにファンも急増
祝福の乾杯を捧げよう

あららら・・・・!?
いつの間にか、最前列はオーディエンスでビッシリ状態。
目に焼き付けようと、食い入るようにステージを見上げている。


「改めまして!
サッポロ・トランジット・オーソリティです。
皆さん、楽しんでますか!!
(アキちゃんの秘密兵器、鍵盤による大歓声がここで炸裂)
OH,YEAH!
我々は頑固一徹、ブラスロック街道を19年にわたって貫いています
本日はフィール・ソー・グッド・ライブ・イベントということでキューブガーデンは申し分のない箱だ。
ということでして、今回はスペシャル・バージョンですよ。
当然100パーセント濃厚なるシカゴでセットリストを組んでいますが、数曲は超絶マニアック。
見てもらえばおわかりのとおり、本日は我々の売りでもあるホーンセクションをはじめメンバー達が豪華です・・・((´∀`*))
そういうわけで思いっきりゴージャスな内容でお送りしたいと思いますので、最後までよろしく!!
NEXT NUMBER 
・・・・MAKE ME SMILE !!!」

(1・2・3・4!)
ここでもジャストなタイミングで、モッチンによる軽快な4カウントが即座に空間を痛烈に切り裂く。

 この曲もドテッパラに炸裂する一撃が狂おしいくらいに激しく、やはりイントロが常に豹変、それでいてごり押し感なくスッキリとスマートにまとまっているところがやたらと発揮されていて痺れます。

 実はね、この曲、特に小樽界隈でSTAがライブのたび、会場にいる外国人の方達から「MAKE ME SMILE !」とリクエストされていたのですよ。
 あちらサイドのほうにめっぽうウケがいいみたい。
 でもいろいろとややこしい事情があり、これもしばらくお蔵入りしていたんだけど、昨年末からめでたくそれも解除されて、遂に日の目をみたというわけ。
でも再度取り組むからにはグレードアップは常識。
みっともない不協和音も晴れて排除され、STA流の果てし無き王道ともいえるパーフェクトな曲になったよね。
 最近のS・T・Aはけっこう、こいつに馴染んできたよ
(ホーン隊にとっては鬼門かな!?
だってトロンボーン・プレイヤーが作った曲だからね)。
この曲でもリード・ボーカルはマサ。
近年トライ中なんだよ。
すこぶる苦労しましたよ。
マサはユラユラと腰振りダンスで観客を誘惑?・・・・挑発??。
アキちゃんは、ここでも、相変わらず虎視眈々と大奮闘。
(先輩たちは優しく彼女を好サポート)
 血沸き、肉踊る現象とはまさにこのこと。
各メンバー達は多方面の分野にまたがり、八面六臂のフル稼働をしているから、このくらいお茶の子さいさい。
クールでニヒリストなタカは、なかなか堂に入ったプレイスタイルで、男ならではの色香をタップリと漂わせて吹き込む。
真横で負けじとハマピーもハイノートヒッター。
これにはマサも、毎度のごとく鳥肌が立つのだとか。
4管という編成だけでも贅沢すぎるのに、ホーン4人とも全くタイプの異なるプレイヤーゆえに面白い化学反応がしょっちゅう勃発するものだからたまらないよ。
 シンセによるバッキングは疾走感の塊のようなシカゴ流ブラスロック代名詞をはかる。
エンディングではフクさんによるトリッキーなる16フュージョン仕込みの速射砲ピッキング・ギター・ソロ
(アキちゃんが特に好きなところ)。
フクさんのギター音って大きいんだけど、ちっとも耳障りだったり、うるさく感じたりしないんだよね。
これってやっぱり丁寧で巧みなる音作りだ
最早アートの領域に踏み込んだ感あり
特にトーンが美しい(トモちゃん好みの音なんだそう)
性格や人間性が如実に反映されることを実証してくれた好例
特筆すべき点は最前列のオーディエンス達。
爆音に圧倒されて、けっこうきつかったらしんだけど、バッチリとのってくれてこちらもゾクッときちゃったさ。
ブラス隊による緻密に構築されたアレンジの妙が、更なる完成度と緊張感を増幅させつつも第1楽章を終了
(本来ならば全部で7楽章なのだ)。
 フェイドアウト部分は入念にスタジオで打ち合わせたとおり・・・・・メドレーでいきなり過激この上なき極上のアンセムへとバトンを渡す。


第2楽章はモッチンによる怒涛のフィルインから図太きミディアム・テンポ「言いたい事がたくさん」
 延々と踏み続ける光速バスドラ音が爆発
ドラマティック・チャレンジ・ソング
 恋人との出逢いから、想いが交錯して思い悩むストーリーを多分に含んだ不穏さが秀逸。
 マサとバックコーラス(モッチン&アッキー)とのコントラストがミュージカルの様相をも呈しています。
猛特訓したもんなあ
努力は決して裏切らないのだ
その成果が花開いた瞬間をシッカリと見た
 厳かなる重量級なタッチで、ベースがメロディアスだけれどもごく控えめに奏でられます。
 前半の暗い曲調から一転、パアッと霧が晴れたかのような心象表現の役割分担も良い仕事しているなあ。

ライブの第3楽章「不安の日々」も前曲に引き続きの小曲だけれどインストウルメンタル。
(バレー・フォー・ア・ガール・イン・ブキャノンというタイトルが組曲名
初期のシカゴには数多くの組曲があるのですが、その中の最高峰がこれ。
現在もライブのハイライトとして必ず取り上げられている)
静かで厳かなるピアノタッチに、ベースがメロディアスに印象的なラインを描き上げます。
この抒情的な曲を披露するのは3度目。
初演奏はヴィニーズバーにて。
2度目は記録を紐解くと2019年4月21日(日)の白石区ピグスティ・・・・
「163回のリブレーション」だった
完全に失念していたんだけどね‥‥(-_-;)
メンバーはマサ&ミツ以外違いますしね。
あの時の失態がトラウマになっていて長らく封印していたのです。
でも今回のメンバー達ならば、と奮い立ち熱烈的に再チャレンジしたのですが、大正解!
バッチリとはまった。
期待以上、想像以上の出来でしたね。
アッキーもテコ入れに一役かったし。
ハマピーが正真正銘、一発勝負の哀愁含んだ流麗なる音色でトランペット・ソロ(ニニ・ロッソ風)を。
はたで聞いていてもビックリするほどに完璧再現。
迂闊にも鋼の涙腺が決壊しそうになったほど・・・・(´;ω;`)
後半ドラムとバック陣によるタイトな演劇風ユニゾンも、荒削りながらたいしたトラブルもなく難関突破でクリア。
ここでパアッと音世界が華やかに開ける。


もっちんの閃きで前曲のラスト音が第6楽章の最初の音になるスリリングな連結アレンジを施した
それがこの「今こそ自由を」
(実は直前のリハまで2音の追加で討論を重ねた。
結局はそれも採用で功を奏した)
これも最近から重要なレパートリーとして晴れて蘇った
新たな息吹を目いっぱいに吹き込んでね
ここの曲も1分ちょっとの超変態的リズムを誇る迷路のようなインストウルメンタル。
この箇所も今回のライブでは全員にとって引き攣る難関。
目まぐるしく襲いかかる落とし穴を通過してようやく辿り着いた。
序盤の想像を絶するアクセントはモッチンも指摘していたけど、最大のトラップ。
テンションマックスのシーンだ。
何度も訪れる難所でもあり見せ場だ。
ボンゾスタイルの爆裂的ドラミングに会場中からヤンヤの喝采が沸き起こる。
とにもかくにも、入り組んだ展開だから生半可な気持ちでトライしたらば即座に木っ端みじんなのだ。
コロコロと景色の変動に忙殺される・・・・正直な話が予測不可能なプログレッシブ。
究極の場面は後半に訪れるベースとトロンボーンによる捻りの効いた珍しきユニゾンライン。
これを2人はものの見事にやってのけたのだ!
スタジオではどうもシックリと噛み合わなかったんだけど、相当に鍛錬を積んできたのでしょう。
バッチリとパーフェクトにはまり込んで乗り切ったよ。
一緒にプレイしていてもそのカッコイイ姿にゾクゾクと戦慄が走ったものです。
ご本家同様にマサ&ミツは堂々とコブシを突き上げてのハイタッチだ
一切打ち合わせ無しのぶっつけ本番のサプライズ
正に阿吽の呼吸とはこのことさ
気合も十分にバッチリ
実はこれもお約束で見せ場の一つ
アッキーはその様を見ていてとっても羨ましかったんだってさあ((´∀`))
「自分も一緒にやりたい!!」だって
ここさえ乗り切ればもうこのライブはいただいたも同然。
大船にのったつもりで、突破していこう。
まだまだ続くデンジャーゾーン!

壮大なる組曲の最終楽章(第7楽章)は1分少々の「愛は限りなく」だ。
原題は「NOW MORE THAN EVER」
シカゴ1970年リリースのセカンドアルバム「シカゴ(邦題はシカゴと23の誓い)」に収録
ジェームス・パンコウの作品
ドラマティックなる濃厚この上なきラブストーリーからの抜粋
目まぐるしい変化に富んだ独走態勢を誇るアート
ああ・・・・こういうタイプの曲を演奏するたびにパーカッション&コーラス・プレイヤーが欲しいよう・・・・・と、今までならばしみじみ心から願っていたんだけど、この日はモッチン&ユーちゃん&アッキーがその両方を心置きなくこなしてくれた。
念願成就。
想いは叶うものなんだねえ。
それもふんだんにさ
初めて聞いた人達ならば誰もが口々に「なんじゃ、こりゃあ!!」と思わず驚愕の雄叫びをあげちゃう拷問のような、それでいて癖になるアート・ロック。
地響きのごときボトムサウンドを打ち砕くようなモッチンのフィルインでメインテーマに戻り、想像もつかないくらいのマーチへ一丸となって渾身のプレイ。
気を抜く暇を全く与えてくれない、ひじょうにやりがいのある曲。
最後の1音に到達し終えると、観客達は一瞬我を忘れていたのか無反応状態。
一息入れてから拍手が。
(エンディングではジェフ・ポーカロ風にすっくと立ち上がって連打をぶちかますモッチンは・・・・20カウント引っ張ってと希望を提出)
マサとアイコンタクトを交し合ってジャンプでTHE END
どこからともなく「おいおい、なんまら難しそうだなあ・・・・」という声が聞こえてきた。
そうなのです、難しいのですよ(笑)。
大役をこなしきった清々しきメンバー達の満足そうな表情がどことなく誇らしげだ。
だってまともに演奏できるメンバーが、過去に全然いなかったものでなおさらのことだね・・・・。


「後半戦です
これをカバーしているバンドはまずいないでしょう。
熱冷ましとばかりに場面転換です・・・・・
じゃあ、調子にのってまだまだ、シカゴの名曲をお送りしたいと思います!!
聞いてください・・・・・
いかしたやついくよ~!
長いタイトルで、隠れシカゴファン垂涎ものの
・・・・・・DOES ANYBODY REALLY KNOW WHAT TIME IT IS?」
(ロバート・ラムの回想によると、最初にレコーディングしたのがこの曲だったらしい)
一瞬の静寂を打ち破るように間髪入れずモッチンがスティック4カウントを打ち鳴らす。
なるほど、イキイキとしているね。
邦題は「一体、現実を把握している者はいるだろうか?」
直訳すると「本当の時間を知っている人っているの?」だ。
日本ではシングルのB面だったけど、海外ではヒットして今でもシカゴのライブ定番。
「時間に対する哲学的固定概念の意義を真摯に全人類へ問いただす」という、何やら小難しい、そしてカッコイイ曲。
(メンバーらもスタジオリハ中にスコアを覗き込んで、原題の長さに驚いていたしね。)
アキ、マサ、ミツがズッとライブ用に熱望していた曲なんだけど諸事情によりやはりズッと埋もれていたのだ。
それが今年から、陽の目を見たのだ。
遂に願いが叶った!
俄然磨きもかかっていて良かったねえ。
エディット・ヴァージョンだけど・・・・・。
イントロだけでも数パターンのリズムに変化する、一切の無駄がない、ほどよいホーン・ポップ・ロック。
(何人かのメンバーは小節数にも手こずっていたね)。
ハマピーによる、巧みで張りのあるトランペット・ソロ。
小刻みにヒットするピアノの躍動感。
ポール・マッカートニー直伝のピーター・セテラによるベース・メロ・パートを経て本題へ。
この曲も正直な話、ずっと消化不良気味で不満の種が山積みだったのですが(お蔵入りの原因)、ここにきてかなり本家本元に迫る勢いで嬉しくなっちゃうよ。
スローガンは「地道に小さなことからコツコツと」だね。
マサのメイン・ボーカルに絡む、モッチン&アッキーの個性的なコーラスも渋い。(ビーチボーイズの影響が如実に伺える)
完璧主義者だけあって有言実行。
発音も最高にしっかりしているよ。
マサとアッキーは時折、牽制しあいながらもニンマリ。
「中々にやるじゃあねえか!」ってなあ感じでね。
今度は3番のナレーションまでをも堂々と決めてほしいなっと。
それって欲張り!!??
芸が細かくて驚愕なんだけどなあ。
エンディングではミツが、珠玉のトロンボーン・ソロでまとめ上げた。
(多少長めのアドリブ吹込みで自己主張を図る憎い男。
臨機応変に対応処理する手腕は惚れ惚れするほどだ・・・・
モッチンはスタジオバージョンを参考に「もっと早めにジャンプして。
伸ばしすぎ・・」と言うのだけどライブでは更に長いんだけどなあ・・・・)
マサは水を飲みながらも、黙ってミツの方を眺めながら猛アピール。


「 残り2曲、一気に攻め込みますよ!
この後に控えしは・・・・
フリー!!!
(邦題は、自由になりたい。
オリジナル・アルバムのシカゴⅢに収録)」
モッチン怒涛のテクニカルでキレッキレなフィルインから、図太く延々とドラム音が不気味に爆発。
強烈なファンキー・ロールを目印に、マサがモニターぎりぎりまで駆け出してきて「1・2・3--!!」
 実験的要素満載なチャレンジ・ソング。
実はタメの効いたイントロのドラミングは、トリス・インボーデンによるもの。
あまり深く考えないで、目印代わりに説明を兼ねてマサがモッチンに聞かせたライブバージョン。
「おお!これは、かっこいいねえ。
いかにもスタジオ・ミュージシャンが叩きそうなオカズ!」
これをサラッと最初のスタジオ・リハで再現してくれたものだから、再度モッチンの実力を痛感した次第さ。
素直にリスペクトしちゃうよ。
だって、今までにこの難攻不落で癖のあるフレーズをプレイしたドラマーは一人もいなかったんだから・・・。
感動モノさ。
今回のバージョンは手前みそながらも最高傑作な仕上がりだったと思う。
さてさて、2分ちょっとの曲なんだけど、その間をメンバー全員が全力疾走するような息継ぎ不可の中間パートに突入。

 世の若者達の悩める想いが交錯するストーリーを多分に含んだ不穏な展開が秀逸。
 マサとバックコーラス(モッチン&アキ)とのコントラストがソウルフルなる様相をも呈しています。
喉が張り裂けんばかりの泥臭い雄叫びリフレイン。
時折ゴスペルチックな合いの手でも、魂の絶叫を重ねる。
重量級なタッチで、ベース&ギターがストレート且つごく控えめに奏でられます。
 疾風のごとく耳をつんざくホーンの狭間に、変態チックなリズムの鬩ぎ合い!
イントロ、エンディング、そして中間部分における変則的な流れはリズムセクションの真骨頂。
スタジオ最終リハ時でも、全員が徹底的にこだわって取り組んだ箇所。
ホーン隊は何度もテンポダウンを希望しながら、なぞっていたもんね。
本番での完成度はいかがだったかな!?
何度もマサとアッキー、モッチンとで意見を交わす。
ホーンの4人も徹底的に特訓に猛特訓
これに賭ける情熱は全員が同じ
完全パートスコアをマサが送るとフクさんがコードを把握。
これにて光明が見えてきた。
ラインで数度のやりとりをしてマサのベースフレーズに修正箇所を施す。
これでパーフェクト。
フクさんの切れ味鋭い采配で見事に問題をクリアした。
大した男だぜ、彼は。

それにつけても本家シカゴの手強さには舌を巻いちゃうね。
ブラス隊含めて全員が残響音を轟かせる中、あっという間にエンディング。
息も絶え絶え・・・・
ワイルドこの上ないね。
今度機会があれば、本家本元のヒステリックなる長尺ライブ・バージョンにも挑んでみたいなあ。
(ミツがチラッとそこのフレーズを吹いてくれた)
ちょっと間をおいて、会場から「凄い!!」と声援が飛んできた。







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EP TAVARES 愛のディスコティック

2024-06-02 14:48:26 | free form space
東京在住時にディスコ狂の友人がいた
ソイツが「タバレスのレコードが欲しいけど、何処にも売ってないんだよね…」と寂しそうにこぼしていた
「サタディナイトフィーヴァー」のサントラにモアザンアウーマンという名曲が入ってるよ」と教えてやるも
「いやいや、タバレスのアルバムが欲しいのさあ…」
中古や輸入盤店を知らなかったらしい
早速、渋谷のタワレコに連れて行ったら何とタバレスのコーナーがあり感動!
たくさんアルバムも売っていて飛び上がるくらいに大喜びで感謝された。
大切そうに買ったLPを抱きしめていたよ

でも今はよほどのディスコファンでない限り、タバレスを知っている人っていないだろうなあ…
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俺専用の物置がやってきたヤアヤアヤア❣️

2024-06-02 08:57:03 | free form space
俺の膨大な私物が我が家に溢れているので、しょっちゅう家族から攻められている
でもちっとも断捨離しない、整理もしないので呆れられた
しかも、今でもブツがさりげなく増えているしなあ…(^◇^;)
で、この度、俺専用の物置がやってきた
早速、充電式ランタンを持ち込み、絨毯を敷いてマイスペースを満喫🤠🎶❣️‼️
「ここに住みなさい」と言われてしまった…( i _ i )
炎天下や零下の中に楽器や機材、レコード、ビデオ、CD、ビデオ、DVD、ブルーレイや本を置きたくないんだけどなあ
絶対に言えないけど…
それと、これで完全に雪を捨てる場所がなくなってしまった…😱
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根曲がり竹をたくさんゲット❣️

2024-06-02 08:26:51 | free form space
またタケノコ採りに!
子供の頃、熊って山に行くといると言われていたけど、近年は街中にまでやってくるもんなあ
アーバンベア…😱

道中、2箇所にあるお地蔵さん達に無事の帰還をお祈り
「苦しい時のなんとか」ではないよ
ちゃんと普段から必ずお地蔵さんには挨拶しているし

今回は早めに現場へ向かったら数人が既に山菜採りに来ていた
険しい獣道を掻き分け山中へ
しっかり熊除け鈴とラジオを持参
でもやはり電波状況が悪いのでノイズ混じり
携帯も圏外だしなあ
でもなまらデカい音で同じラジオ放送を聴いてる人が近くにいる
その人のラジオは感度良好さあ
いいラジオを持っているのかなあ
でもしばらくしたら、さっきまで賑やかな会話があちこちから聞こえていたのに、いつの間にやらシーン…
野鳥の囀りしか聞こえない
あ、昼になっていたあ
やばい!
慌てて車に戻ったよ💦
金太郎か風大衞門かウィリーウィリアムズになりたい🤠🎶‼️

で、今朝は美味しいタケノコご飯を食べている❣️🤤
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VOL,212 FEEL SO GOOD ~LIVE IN CUBEGARDEN(パステルカラー編)

2024-06-01 17:36:26 | Live Set List


****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

熱気を帯びた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、7番手の出演
このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

****さあ、いよいよもってこのライブレポートも、はやいもので終盤に差し掛かりましたよ!

ゆっくりとご堪能くださいませ!****


大トリのバンドは満を持しての・・・・・
10、「パステルカラー」
21:15~21:45

全曲がZARDのカヴァーバンドですよ。
(地元・札幌のバンド「ブレッツア」を思い出しちゃった)
もうそれだけで俄然、注目しちゃうさあ
このジャンルは世代、性別、国籍問わずに相変わらず根強い人気を誇っている
でもねえ、ちょっと拘り具合が徹底しているようで、私の年代には馴染みのない曲が目白押し
それはそれで面白い采配だけれどね
奥の深い世界観を痛感した次第さ

すでに9バンド分のライブパフォーマンスが終了
会場中に目いっぱい興奮が漂っていてオーディエンスをいやが上にも煽る

前置きが大変長くなってしまったので、ここいら辺でメンバー紹介と参りましょうか
男女混合の7人組

まずは妖艶なるセクシー歌姫にリエちゃん
難攻不落な脅威の声域をバッチリとこなしていた
感動的なほどにね
圧倒的な喉を披露
一体全体、何オクターブまで出るのだろうか?
そうでなければ、ザードをおいそれとこなせないのは当たり前なんだけどね
中々に難しい・・・・
ご本家同様、、ジーンズの上にカラフルな黄色のシャツをラフに着こなす姿がドキドキするほど超絶にお似合い
ストレートスタンドに繋ぐマイクは持参の品でE954かテレフンケンのどちらか・・・・?!
彼女は近年、多方面にて引っ張りだこの人気者で実力の持ち主
メキメキと頭角を現しているシンガーだよ
一体全体、いくつのバンドに在籍しているんだい?
今度、機会があれば本人に直接確認してみようっと

コーラスガール・・・上手フロントに陣取る心強きリエちゃんの相棒でもあるアユミ嬢
眼鏡がチャームポイントの彼女も渋くバックを引き締める役柄を見事にこなす頼もしき存在をあちこちで発揮している
全身を黒い衣装で統一

リーダー兼ギター&CHO・・・「世界のアラカワくん」とバンド内では呼ばれているそうですよ((´∀`))
超絶技巧派のテクニシャン
ストラトキャスターを使用
ピックアップの配列はHSH仕様
コンパクトエフェクターはディレイ~DS(ソロ用)~ワウペダルという並び
マーシャルアンプを使用
な、な、なんと遠路はるばる函館からの参入だ!
茶髪に縞々模様のネクタイ着用
帽子からシャツパンツ、靴に至るまで真っ黒で統一した清々しいほどのナイスガイ

べース・・・羨ましいくらいに長身の茶髪ユウヤくん
ジャズベースを使用
ナチュラルボディにローズ指板
ワイヤレスも使用
コンパクトエフェクターはコンプレッサーなどを接続
シャツとパンツとスニーカーを黒で統一

ドラム・・・眼鏡が1ポイントのヒラメくん
2タム
黒いマスクを顎に装着

キーボード・・・ユナ嬢
椅子に座ってのプレイスタイル
ローランド07を使用
男気溢れる熱血漢のボーカリスト、ハガくんのバンドにも所属している彼女は「掃き溜めに鶴」といつも紹介されているんだよなあ((´∀`))
もちろんこの日もそのハガくんがローディー&応援団長として帯同していたよん

そして3曲目から合流するのはサックス担当で、スレンダーな美女ヒロコ嬢
ピンマイクに接続
ルックスも見栄えも抜群
札幌のキャンディ・ダルファー!

どうですか
錚々たる面々が結集していることが痛いほどに伝わったことでしょう
今最も話題騒然のメンツが勢ぞろい
各自もドンドンと腕を上げているではないか
驚愕の領域にまで達している
オリジナリティにも富んでいて貫禄まで漲っている
今後の成長に期待大
だからこの日のライブを見れたあなたは、超絶にラッキーな人です

途中で気づいたんだけど、この日10バンド中、半分の5つが女性シンガーで網羅されている
アニソン、レベッカ、スーパーフライ、洋邦楽混合、そしてここザードとより取り見取りの華やかさ!!

ステージの入れ替えとサウンドチェックには15分が用意されている
・・・・(-_-;)

はい、さてさて、皆さん、しっかりとついてきていますか。
準備万端整いましたよ。

それではそろそろ「パステルカラー」のライブ・レポートと参りましょうか。
心して臨め!
瞬き厳禁!!

ルチュ&あっこ嬢のご両人がステージ上手でマイクを手に盛大なるアナウンスを声高らかに発する
6月2日にはススキノに於いて自主コンサートも開催するとのこと
のっているね~~!
なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

満を持してド派手な点滅を繰り返す照明に導かれる中、堂々と「パステルカラー」が現れた
いよっ、待ってました
ご存じのように目いっぱいヒット曲や傑作、はたまたマニアックなところとアンコール含め全6曲を用意しているので、目まぐるしく展開していきますよ。
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

オープニングナンバーは
「イン・マイ・アームス・トウナイト」
5作目のシングル
アルバム「揺れる想い」の4曲目に収録
自身2度目のミリオンセラーを達成した
オリコン週間チャートでは9位を記録
遥か天国の坂井泉水さんにも、リエ嬢の歌声は間違いなく心地よく届いていることでしょう。
叙情的なピアノによる調べに乗せて、重厚なるボーカル・ハーモニーから入る壮大なシットリ系ナンバー。
エキサイティングな一発で脳天もスパーク状態。
パワフルな歌声に一瞬で魅了されちゃった
開巻から矢継ぎ早の艦砲射撃に心酔する。
序盤戦にこれほどふさわしいスピードチューンはないでしょう
そのスジモンにとっては爆発的な人気を誇る永遠の金字塔。
いついかなる時にでも口ずさめるよ。
一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に放たれた
貴重なショーの幕開け
もうこれ一発で観客たちの度肝を一気に貫いた
それにつけても、女性陣の才能は、お見事の一語に尽きます。
それは万雷の拍手が全てを証明しているよ。
力強い極上のメロディ・チューンでは、堂々と余裕あるパフォーマンスを繰り広げています。
リエちゃんは両手を高々に挙げて手拍子の要求。
着実にライブ経験を積んできたからなのか、今回はとてもリラックスしているように見えるよ。
肩の力もほどよく抜けてノリノリで出色の完成度を誇っています。
ハッピーを全身に一杯もらえるはじけたハード・ナンバー。
緻密に組み立てられた無駄のないパーフェクトな楽曲。
ザードの細部を十分に知り尽くしリスペクトしていないと、とてもじゃあないけれどもこのような選曲はできないよね。
この辺のパートに対するコダワリ感覚が、音の随所にも反映されています。
グルービーで琴線震わせっぱなし。
心の奥底から振り絞るような荘厳なる音絵巻にはゾクゾクしてきちゃうなあ。
アップテンポなバックビートにのせて頑張っています。
ドンドンと加速して厚みを増していく音壁の底辺を、ドラムによるタイトでストレートなリズム刻みが正確無比なところも感心しきり。
アクセントを大切にしてメリハリの利いたフィンガリングをフルに発揮して引き立たせる
火花散らせてのギターによるアドリブ・ソロも絶妙
練りに練られたコダワリのアイデアが随所に散りばめられているのでお見逃しなきようご用心。
仕込みも万全の模様
縦横無尽に華麗なギター・ソロが「ギュウイーン!!」と歌メロの間を駆け巡る。
アラカワちゃん、伝家の宝刀ともいえる奏法が鮮やかに飛び出した。
もうこの辺りで、掴みはオーケー。

「ありがとうございます。
次の曲は・・・
常にMCはリエ嬢が兼任。

「次は・・・・あの微笑みを忘れないで」
1992年9月2日リリースの3rdアルバム「ホールド・ミー(オリコン週間チャートでは2位)」4曲目に収録。
タイミングを見計らっての軽快なるステック・カウントから。
いきなりツインリードヴォーカルが導入部分を飾る巧みな構成。
一生懸命、誠心誠意、心を込めての熱唱に次ぐ熱唱。
そこに優しく包み込むかのようなkeyboardサウンドが憎いほどさ。
夏向きのサウンドがどこまでも轟き渡ってゆく
一気にヘヴィーなグルーヴで追随。
何故だかじっくり聞き入ってると、切なくなってきて涙腺が緩んできそうだ。
本当に誰からも永遠に愛される光り輝くほどの名曲が目白押し。
盛大なる手拍子が最初から最後まで絶え間なくも鳴り止まない。
個人的には腰を振りながら両手を左右に揺らして歌うリエちゃんのコケティッシュな振る舞いにキュンときます
・・・内緒だぞ!(;^_^A
すでに客の男性陣はキュートでチャーミングなリエちゃんスマイルの虜と化しています。
豪華絢爛の振る舞いが目をひきます。
一挙手一投足に一同釘付け。
小柄だけど元気いっぱいにシャウトしながら、全身全霊込めてはじけまくっています。
本当にいいヴォーカリストだね。
ジックリとお手並み拝見といきましょう。
フロントセンターで美しく佇みながらも絶えず熱唱を繰り広げるリエちゃんを前面にフューチャーしつつも自己主張を決して忘れないバック陣
キーボードがここぞという場面で渋く響く。
荘厳さといい、キレッキレで早速めっちゃ気に入ったよ
中間部でのドラマティックな導入部分には目を見張るものがあります。
すこぶる勉強になるなあ・・・・。
エンディングにおけるアラカワ君のギター・ソロも、心なしか叙情的に訴えかけてくる。
次々と繰り出されるフィンガリングの絡みは絶好調。
表情豊かなるピッチで豪快に畳みかけるね。
甘くむせび泣く旋律で極上の感動を与えてくれる。
観客が、ネオン・スティックをリズムに合わせて左右に振っているよ。
後方から見ていても綺麗な光景だ。
最新導入機種の照明も煌びやかで抜群


「どうも、ありがとうございます
こんばんは~、フィール・ソー・グッド・ライブ・イベントにようこそ!!
本当にここは素晴らしいステージですね
今日は最後の出演ということで責任重大
使命感をもって挑んでみたいと思いますよ
皆も前の方へ出てきてくれてとっても嬉しいです
メンバーの紹介をしたいと思います」
懇切丁寧に一人一人を指さしてのアナウンス
「かっこいい~~!!」
アラカワくんがMCのバトンを受け継ぐ
「え!!??・・・それって伊達の事かな??!!((´∀`))
イケメンの俺の事??」
「これからご出勤ですか!!??((´∀`))」
「さっき、俺の喋り方がなまっているって言われたんだけどさあ・・・・
そうでもないっしょやあ・・・((´∀`))
・・・・・やっぱりなまってるかあ・・・・
でも浜言葉って新鮮でしょう
まあ何はともあれ、キューブガーデンに爪痕を残せたなあ
しかもトリを務めるという形でね
とことんまでお付き合いのほどをよろしく!
・・・・あなたを感じていたい、を聞いてください」
秋冬っぽい3曲目もちょっと季節感のギャップがあって乙なもの
13作目のシングル
1994年12月24日リリース
6枚目のオリジナルアルバム「フォーエヴァー・ユー」の5曲目に収録
オリコン週間チャートでは最高ランキング2位を記録
ヒラメくんのスティック・カウントから、アラカワ氏のアコースティック・ギターによる、爽やかなコード・ストロークではじまるキャッチーなポップナンバー。
ここからアルトサックスがクールにさりげなく加わってくる
最近他界した巨匠デヴィッド・サンヴォーンに捧げられているような錯覚を覚るほどにむせび泣く音色がグッとくるなあ・・・・・
王道路線ともいえるときめきラブソング。
決して外せないポジション。
この辺の流れは最早定番ですね。
絶妙なるギターによる美しいアルペジオ。
アラカワくんのギターソロが、泣きのフレーズで思い切りタメを効かせて効果覿面だ。
トレードマークともいえる、伸びやかなるサスティーン・ギターが唸りをあげて更なる抑揚を演出。
すかさずリエちゃんが両手を高々と掲げて手拍子を要求。
キーボードの音色が追い打ちをかけるがのごとく、全体を覆うようにドラマティックな展開へと誘う。
ここいら辺に達したら、最早グッと腰を据えて聴き込むというのも贅沢な一興だ。
それにしても、織田哲郎さんは生粋のメロディ・メーカーですね
個人的にもツボにはまっています。
ストレートに訴えかけてくるメッセージがほろ苦く伝わってくる。
フロント中央に位置するディーヴァ2人を引き立てる男性陣によるバンド体制が、すこぶる安定感あってメリハリもあります。
これならばリエ嬢もアユミちゃんも安心して、心おきなく歌に専念できるというもの。
追い打ちをかけるがごとく、伝家の宝刀ワウペダルが「チャカポコ~~・・・(^^♪」と炸裂
これって意外にもセンスが問われるし難易度強
芸のない奴はただ単に踏み込んで悦に入ってるのよく見かける。
エンディングでも再びアラカワちゃんのピッキングが弾きされて見事にフィニッシュ。
意外にもこの時のクールな表情がダンディだったよん。
メンバー達もそろそろ肩の力が抜けてきてリラックス・モードに入ってきた。


「ハイヒールを脱ぎ捨てて」
こちらも、1995年3月10日に発売された6枚目のオリジナルアルバム「フォーエヴァー・ユー(オリコン週間チャートでは1位を記録)」2曲目に収録
シングルカットは無しだけど、坂井のお気に入り(非売品8センチシングルが抽選でプレゼントされた)
何故だか明るい失恋ソング。
テーマに掲げられているのは「前向きな夏の終わり」
アップテンポなピアノがはじまった途端、再びパステルカラー・ワールドに引き込まれている自分に気付いた。
ヒロコ嬢はテナーサックスに持ち替えて、イントロでドラマティックかつメルヘンチックな音色を発する
ザードにはこのようなモンスタークラス傑作が数多く存在しますが、この曲もその中の一つ。
刺激というスパイスが、淡い青春時代を呼び覚ます。
だからなのか、いつもにも増して、リエ嬢の初々しきステージングが好感度高し。
トキメキの度合いも自ずと増してくるよ・・・・。
ちょっと声質が、坂井泉水嬢に聞こえるのも貴重な発見。
一聴しただけで誰もが彼女の虜だ。
コーラスガールのアユミちゃんとの息もぴったり。
淡々と刻み込まれるリズムも絶妙のコンビネーションで、阿吽の呼吸だね。
色合いの微妙に異なる2人のハーモニーなんだけど、ほどよいブレンド具合が鉄壁だ。
とにもかくにも、これを4曲目にもってくる大胆不敵な構成には脱帽。
グッと成長した自信の表れか?
装飾音を施しつつも、黙々とミディアムテンポで進行する、ちょっと大人っぽい異色の落ち着いたアレンジ。
激しいアンサンブルが奏でるオブリガードが心地よい。
ブレイク後、ここぞとばかりに吹き込まれるヒロコちゃん入魂のエモーショナルなサックス・ソロが更なる高揚感を煽ってくる。
ポップテイスト溢れるブローな彩も印象的でバッチリだよ。
打ち合わせの段階で、練りに練り上げられた結果なのでしょう。


「早いもので最後の曲になってしまいました」
「最初からやれ!!」
((´∀`))
「来月の2日にパステル・カラー主催のライブがスペースアートホールでありますのでそちらに来てくださいね
聞いてください
・・・・ドント・ユー・シー」
揺れ動く女ごころを絶妙に表現する、明るく元気いっぱいはじけたナンバー。
「パステル・カラー」は、着実にライブ経験を積んできたからなのか、この頃に至ってはとてもリラックスしているように見えるよ。
肩の力もほどよく抜けてノリノリで出色の完成度を誇っています。
緻密に組み立てられた無駄のないパーフェクトな楽曲。
ザードの細部を十分に知り尽くしリスペクトしていないと、とてもじゃあないけれどもこのような選曲はできないよね。
この辺のパートに対するコダワリ感覚が、音色の随所にも反映されています。
グルービーで琴線を震わされっぱなし。
心の奥底から振り絞るような荘厳なる音絵巻にはゾクゾクしてきちゃうなあ。
緻密で、やや控えめなるバックビートにのせて頑張っています。
更に厚みを増していく音壁の底辺を、ドラムアクセントのタイトでストレートなリズム刻みが正確無比なところも感心しきり。
縦横無尽に華麗なギター・ソロが「ギュウイーン!!」と歌メロの間を派手に駆け巡る。
ここぞというエンディング場面で、ヒロコさんのサックスが咽び泣くように吹き込まれた。
ジャジーなテイストも加味。

間髪入れずにアンコールの声があちこちから飛び出した

「まさかのアンコール(笑)
じゃあ、皆さんにエールを送りたいと思います。
よくご存じの曲で・・・・・ザードといえばこれ
思いっきり盛り上がっていきましょう!
・・・負けないで!!
(1993年の1月27日発表の6作目のシングル。
3分49秒。
オリコン週間1位。
4THアルバム・揺れる想いの6曲目に収録)」
遂に飛び出したお約束。
やはりラストを飾るのは、この熱きアンセムしかないですよね。
これをやらずにステージを降りることは絶対に許されない。
ザード流の応援歌。
会場全員が一体となっての手拍子大会。
まだまだ足りないわ、とばかりにリエちゃんは更なるリアクションを要求。
心ウキウキ、明日からもまた明るく生きていけそうな気がしてきたよ。
幸せと喜びのエキスを、この勝負曲から大量に注入していただきました。
リフレッシュした気持ちになれる歌詞の一言一言が、皆のハートにも届けられたことでしょう。
大いなる励みの讃歌となって・・・・。
こうやって次の世代へ延々と歌い継がれていくことでしょう。
オーラ振りまきのカリスマ・アラカワちゃんも本家顔負けな豪快無比で、伸びやかなるギター・サウンドをステージ中央にまで歩み寄って紡ぎ出していました。
涼しい顔してハイポジションで、次々にフレーズを奏でる堂々たる男っぷりには、ただただ圧倒されっぱなしで惚れ惚れしちゃいます
(本人曰く結構事故ってしまった…と反省の弁を述べていたけど何ら気にならなかったよ。
己に厳しき完璧主義なんだね)。
オーディエンス達は一心不乱に手拍子を打ち続けて応える。
ホップ・ステップで熱狂の渦状態。
これこそライブならではの醍醐味と一体感。
コール&レスポンスの応酬で大合唱の様相を呈している。
沈着冷静なる燻し銀のユウヤ氏ベースライン・セクションは、常に安定したボトムを支えて貫禄を醸し出しています。
屋台骨ヒラメくんとのコンビネーションもピッタリとフィット。
良い仕事をしていますなあ。


エキサイトして熱気ムンムンの観客から絶え間なくピーピーと口笛が吹き鳴らされる。

「どうもありがとうございました。
パステル・カラーでした。
また会いましょう!」

無事に大団円。
皆さん、心地よい疲労感に包まれて満足気な表情を浮かべている。
本当にお疲れさまでした!

あっという間に、夢のようなパステルカラー・ショーの30分が過ぎ去ってしまいました。
心残りだけど、格別なるヒトトキは次回のためにとっておきましょうよ。


ライブ後のメンバー達はステージでの緊張感から解放されて朗らかにふるまっていたよ。

アッコ&ルチュちゃんからのアナウンス。
「パステル・カラーの皆さんに、もう一度大きな拍手をお願いします!」
今後もアクティブにライブを展開していく所存とのこと。
相変わらずアグレッシブだなあ。
こっちも負けてはいられないぞ。((´∀`*))
アッコチャン
「何か言いたいことある???
8月9月10月もここでフィール・ソー・グッドが開催されますよ
それとルチュちゃん」
ルチュがジェームスをステージに呼ぶ
ジェームスは美味しく冷えたビールを紙コップに注ぎ階段を上がってきた
「プロのギタリスト、イチローさんとジェームスのスペシャルライブがススキノであります
イチローさんは永ちゃん長渕剛らのバンドでもギターを担当している偉大なる人
ジェームスと誕生日が同じなんですよ
そのバースディーライブの告知はロビーにもフライヤーがありますので帰りにも見てね」
その大きなポスターを掲げて宣伝


会場内に流れるBGMはスティーリーダン。
そしてエルトン・ジョン「クロコダイル・ロック」
ペット・ショップ・ボーイズ「ゴー・ウエスト」
キャプテン&テニール「愛ある限り」

****はい!ライブ・レポートパステル・カラー編はこれにて終了。
なに!?
続きを早く読みたい?


まだまだ威勢の良いバンドが登場しますからね~。
お待ちどおさま
休む間もなくS・T・Aへと突入しますよ!!****


































コメント
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