ボクが仕事場としている同じ阿蘇の西原村に、高校時代の同級生同士の夫婦が住んでいる。
数年前にそこに家を建て、夫婦二人仲良く暮らしていた。
彼らの家は、ボクが市内の自宅から仕事場に行く道沿いにある。
その都度、彼らの家の前を通ることになる。
夕方帰るとき、いつものと違う様子にボクは思わず急ブレーキを踏んだ。
玄関先に葬儀のテントが張られ、喪服を着た人が三々五々集まっている。
「まさか!?」
数ヶ月前、ボクは彼らの家を訪ねている。
恐る恐る車から降りて、表にいる女性に尋ねた。
「アノー、どなたが・・・?」
答えを聞くまでもなく、玄関先に大きく書いてある名前が目に入った。
奥さんの名前だ。
「エーッ!! どうして・・・?」
女性はうなだれたまま首を横に振った。
「ご主人は、中に?」
「ハイ、中に居ます。どうぞ」
彼女に促されるまま、ボクは中に入り、祭壇の前で真っ赤に目を泣き腫らした旦那に深々と頭を下げた。
「ご焼香を・・・」
彼女は、高校時代の面影を残したままで、安らかに永遠の眠りについていた。
「ありがとう」
この日の早朝、急に具合が悪くなり、救急車で病院に運ばれたがそのまま・・・、
ということだった。
詳しくは、聞ける状況ではなかった。
先月も、関東に住むやはり高校時代の同級生が、ガンで亡くなったという訃報が届いたばかりだ。
二人とも、まだ50代。
あまりにも、若すぎる。
ーーーーーーーーーーーーーーー
朝起きて、生きていることに、感謝。
夜寝る前に、一日無事に過ごせたことに、感謝。
こうして生かされていることを、日々実感する。
今日一日を、精イッパイ生きよう!!
数年前にそこに家を建て、夫婦二人仲良く暮らしていた。
彼らの家は、ボクが市内の自宅から仕事場に行く道沿いにある。
その都度、彼らの家の前を通ることになる。
夕方帰るとき、いつものと違う様子にボクは思わず急ブレーキを踏んだ。
玄関先に葬儀のテントが張られ、喪服を着た人が三々五々集まっている。
「まさか!?」
数ヶ月前、ボクは彼らの家を訪ねている。
恐る恐る車から降りて、表にいる女性に尋ねた。
「アノー、どなたが・・・?」
答えを聞くまでもなく、玄関先に大きく書いてある名前が目に入った。
奥さんの名前だ。
「エーッ!! どうして・・・?」
女性はうなだれたまま首を横に振った。
「ご主人は、中に?」
「ハイ、中に居ます。どうぞ」
彼女に促されるまま、ボクは中に入り、祭壇の前で真っ赤に目を泣き腫らした旦那に深々と頭を下げた。
「ご焼香を・・・」
彼女は、高校時代の面影を残したままで、安らかに永遠の眠りについていた。
「ありがとう」
この日の早朝、急に具合が悪くなり、救急車で病院に運ばれたがそのまま・・・、
ということだった。
詳しくは、聞ける状況ではなかった。
先月も、関東に住むやはり高校時代の同級生が、ガンで亡くなったという訃報が届いたばかりだ。
二人とも、まだ50代。
あまりにも、若すぎる。
ーーーーーーーーーーーーーーー
朝起きて、生きていることに、感謝。
夜寝る前に、一日無事に過ごせたことに、感謝。
こうして生かされていることを、日々実感する。
今日一日を、精イッパイ生きよう!!