世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

お変わりありませんか?

2010年03月24日 | 人生
久しぶりあった人に、

「お変わりございませんか」 と聞く。


「お蔭さまで、相変わらずです」

「それは良かった」


ありきたりの挨拶風景。



無事平穏を願う。

無意識に、平穏無事で何ごとも起こらないこと、

今のままで変わらないことを良しと考える。




デモ、

これって何かがおかしい。


「3日会わずば刮目して見よ」 という。



変わらなければ、成長もない。


何にも変わっていないのは、成長していないことを意味する。



人は、

変化を受け入れ、新しい経験をしていく事で成長していく。



今の社会は、そして世界は、

日々変化して止まない。


時間が流れるように、

情勢や状況、情報というものが、

まるで洪水のように流れている。


その流れに翻弄され、ストレスとなることも多々ある。



だが、

人生の変化にうまく対処するためには、変化を試練として受け入れて乗り越えなければならない。


いつまでもぬるま湯のような空間に浸ってばかりはいられないのだ。

(ゆでガエルの逸話をご存知の方もいられるでしょう)



最も慣れ親しんでいて心地よいと感じる活動や人間関係の中の 「快適空間(comfort zone)」 にドップリ浸かっていては、

変化もなければ成長もない。


むしろ、退化のみならず死すら意味することもある。



今の仕事は嫌いではないし、人間関係も悪くないからいいかな、

と感じると新しいものを求める気持ちもなくなり状況に満足してしまう。


そしてこの状況から出るには、抵抗や不安、恐怖を感じるようになる。




しかし、


成長するには、

こういった Comfort Zone から飛び出す必要がある。


そして、いったん抜け出せば新しい世界が待っているのだ。


もちろん、無防備に飛び出してはいけない。

勇気とともに、信念、自信、目的、計画などの用意周到さが求められる。



【教訓】


変化を受け入れた時のみ、

成長がある。



「お変わりありませんか」

「ハイ、お陰さまで」

「それはお気の毒に」