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世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

言葉の重み

2010年12月17日 | 生活
最近言葉の重みをヒシと感じる。


                 

          Phonetics(音声学)をパソコンで勉強中 (大学構内で)




話すことと、書くことは


微妙に連動しているようで、


まったく異質でもある。



物書きが

話し上手かといえば、


むしろ口下手が多いのかもしれない。



噺家が皆、文才があるとも思えない。




自分の想いを表現するのに、


口で語るか、


ペン(キーボード)を使って紙面(ディスプレイ)に載せるか。



あるいは、


パントマイム風に

表情や仕草で表現するか。



ボクは先日

大学の先輩であるNHKのアナウンサーに連絡をとった。


「講演のときの話し方を教えてもらえませんか」


彼は、地元では一流のアナウンサーだ。


意外な答えが返ってきた。


「私も講演は苦手でねー。

アナウンサーのしゃべりと、講演の話し方は違うんですねー」


体(てい)よく断られてしまった。



ヤッパリ話すって、難しい。



相手を説得することに夢中になりがちだが、


相手が納得する内容を伴わなければ


上辺だけでは、空理空論になりかねない。