ニューヨーク行きが3日後に迫っている。
旅には常にウキウキ感が伴う。
ワクワクドキドキも一緒に。
だがなぜか今回は憂鬱感が漂う。
娘の結婚という
おめでたい目的があるというのにだ。
しかも場所はニューヨーク。
ボクのフェイバレット・プレイス(お気に入りの場所)だ。
NYは、どこよりも興奮を掻き立ててくれる。
それにもちろん娘の結婚は嬉しい。
なのに、
テンションが一向に上がらないのは、なぜか?
分かっている。
理由は一つだけではない。
まず、
ボクの母親が手術をする翌日に立たなければならないこと。
不安を抱え
後ろ髪を引かれる思いで旅立たなければならない。
もう一つは、
娘の結婚後の行く末だ。
巷では国際結婚は増えている。
今や珍しいことではない。
長女も国際結婚組だ。
それはまだいい。
もう一つ、
シングルマザーの増加だ。
ボクの周囲だけだろうか。
やけに多い。
当然だがそれえなりに苦労が多いように見受けられる。
もちろん
ダメ夫を見限ってのことだろうから
そのまま仮面夫婦を続けるのよりもましかもしれないが。
問題は
子供だ。
ボクにも離婚経験があり
別れた子供がいる。
人生は長く
それぞれだから一概には言えない。
悲観的考えばかりが先行している。
まだ子供ができたわけではない。
経済的自立はできるのか。
結婚後、日本に帰ってくるのだといいうが
どうするつもりなのかは言わない。
子供の幸せを願わない親はいない。
幾つになっても子供のことを心配しない親はいない。
子供の結婚を願わない親もいない。
日本やアメリカのみならず
世界がいま生きることへの試練に立たされている。
若い子供たちや孫の将来は
悲観論が渦巻く。
別れる以前に
結婚さえできない男女が増えている。
まず
結婚できることを素直に喜ぼう。
別れるつもりで結婚するものは誰もいない。
最高の幸せを夢見て結婚するのだ。
現代は
不透明だとか、先が見えない時代だとかいわれるが
むしろ、先が見えすぎるのではないだろうか。
情報が氾濫し、
統計学が進歩し
悲観論者の予想屋が闊歩する。
バラ色の人生には転落が伴う。
むしろ悲壮感を背負って生きる方が無難なのかもしれない。
昨今、ニーチェがもてはやされた。
最高を夢見る時、
最悪も想定しておくのが賢明な生き方だ。
そして
最悪に陥っても
逞しく生き抜いていく
力と知恵を普段から身に着けておくことだ。
単に諸手を挙げて祝うより
老婆心を働かせるのが親としての務めなのではないか。
自らの人生を振り返る時
そう思わざるを得ない。
【追記】
この梅雨空が、
いっそう気持ちを鎮めている。
最高に気乗りしないの日といわれる
雨の月曜が拍車をかける。
浮かれてはいけない、
有頂天になってはいけない、
自惚れてはいけない。
最高の時こそ
気を引き締めなければならない、と。
旅には常にウキウキ感が伴う。
ワクワクドキドキも一緒に。
だがなぜか今回は憂鬱感が漂う。
娘の結婚という
おめでたい目的があるというのにだ。
しかも場所はニューヨーク。
ボクのフェイバレット・プレイス(お気に入りの場所)だ。
NYは、どこよりも興奮を掻き立ててくれる。
それにもちろん娘の結婚は嬉しい。
なのに、
テンションが一向に上がらないのは、なぜか?
分かっている。
理由は一つだけではない。
まず、
ボクの母親が手術をする翌日に立たなければならないこと。
不安を抱え
後ろ髪を引かれる思いで旅立たなければならない。
もう一つは、
娘の結婚後の行く末だ。
巷では国際結婚は増えている。
今や珍しいことではない。
長女も国際結婚組だ。
それはまだいい。
もう一つ、
シングルマザーの増加だ。
ボクの周囲だけだろうか。
やけに多い。
当然だがそれえなりに苦労が多いように見受けられる。
もちろん
ダメ夫を見限ってのことだろうから
そのまま仮面夫婦を続けるのよりもましかもしれないが。
問題は
子供だ。
ボクにも離婚経験があり
別れた子供がいる。
人生は長く
それぞれだから一概には言えない。
悲観的考えばかりが先行している。
まだ子供ができたわけではない。
経済的自立はできるのか。
結婚後、日本に帰ってくるのだといいうが
どうするつもりなのかは言わない。
子供の幸せを願わない親はいない。
幾つになっても子供のことを心配しない親はいない。
子供の結婚を願わない親もいない。
日本やアメリカのみならず
世界がいま生きることへの試練に立たされている。
若い子供たちや孫の将来は
悲観論が渦巻く。
別れる以前に
結婚さえできない男女が増えている。
まず
結婚できることを素直に喜ぼう。
別れるつもりで結婚するものは誰もいない。
最高の幸せを夢見て結婚するのだ。
現代は
不透明だとか、先が見えない時代だとかいわれるが
むしろ、先が見えすぎるのではないだろうか。
情報が氾濫し、
統計学が進歩し
悲観論者の予想屋が闊歩する。
バラ色の人生には転落が伴う。
むしろ悲壮感を背負って生きる方が無難なのかもしれない。
昨今、ニーチェがもてはやされた。
最高を夢見る時、
最悪も想定しておくのが賢明な生き方だ。
そして
最悪に陥っても
逞しく生き抜いていく
力と知恵を普段から身に着けておくことだ。
単に諸手を挙げて祝うより
老婆心を働かせるのが親としての務めなのではないか。
自らの人生を振り返る時
そう思わざるを得ない。
【追記】
この梅雨空が、
いっそう気持ちを鎮めている。
最高に気乗りしないの日といわれる
雨の月曜が拍車をかける。
浮かれてはいけない、
有頂天になってはいけない、
自惚れてはいけない。
最高の時こそ
気を引き締めなければならない、と。