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焚火と瞑想

2016年11月04日 | 100の力
焚火と瞑想のコラボ。

焚火瞑想、略して焚瞑(タキメイ)Bonfire meditation(Bon-Medi)


     結跏趺坐で火と語り、焚火行を行う筆者


火は魔除けにもなるという。


実は、火と瞑想は非常に密接な関係にある。

そして、火には癒し効果も。


日ごろ人間は電磁波や人間関係のストレスでかなりの精神的ダメージを受けている。

無意識レベルで蓄積された精神的ダメージは、

物理的ダメージとなって身体を蝕んでいく。

そしてそれがさらに無意識に蓄積され、ストレス耐性容量がいっぱいになったとき、

人は”病気”になる。


だからそのストレスを軽減すれば、

健康的で幸せな日々を送ることができるようになる。


火、厳密に言うなら、

炎がその手助けをしてくれる。


火には、人間を強制的にトランス状態(変性意識状態)にさせるという効果がある。

だから、火を見ているだけで人間をストレスから開放することができる。


火は昔から催眠などで相手をトランス状態(意識がかわりやすい状態)にする方法として使われてきた。

人は変性意識状態になると理性の働きが弱くなり、

新しい物事を受け入れやすい状態になる。


別の言葉で言えば、

火によって自分の自我を書き換えられるような状態を作り出すようになる。



火(炎) は自然界にあるf/1揺らぎなので、

リラックス効果もある。

(f/1揺らぎとは自然界にあまねく存在する基本のリズムであり、

人間がその環境に入ると心身ともに癒されるといわれている。

炎の他にも、そよ風、木漏れ日、波のさざなみ、小川のせせらぎ、そして夜空の星のまたたきなどなどにある)


火をずっーと見ていると頭がボーッとしてくる。

その状態はトランス状態といって、

いわゆるハイになった状態と同じなのだ。



火を見ている間に

日ごろたまったうっぷんやストレスの内容を具体的に思い出し、

その内容を火に向かって投げ込む。

火を見つめた状態でそこへストレスを意識的に投げ込むことによって、

火の浄化作用と強力なトランス状態で

そのストレスは薄くなりトラウマが軽減されていく。


投げ込んだ後は

身体の余分な力が抜けていくようイメージする。

身体から邪気が抜けていくことをイメージしながら行うとより効果的だ。


できれば、その邪気が光に変換されて、

自分の周りを包むようなイメージでやるとさらに良い。


そして、

自分があらゆるストレスに強いというイメージを維持しながら、

ストレスを発散させていく。


さらに過去の自分が体験してきた今までで一番気持ちの良かった体感を呼び起こしてみる。

その体感を、今まさに体感しているかのごとくリアルに感じながら

自分の身体全体をとてつもない気持ちよさが包むような感覚を維持していく。


これはレリジエンス・トレーニングの一環でもある。


この感覚になるには、

何度も繰り返しやってみる必要がある。


ボクはこの瞑想を一日の終わりに実践している。

そうすることで、

自分の心理状態をリセットし、ニュートラルに戻すことができる。]

そうなると、どうなるか。

イライラした気持ちが収まり、

怒りや憎悪、嫉妬といった邪念が消える。


代りに五感が研ぎ澄まされていく。


できれば夜、お香を焚いたり、アロマを使ったりしてお風呂に入った後やると効果的だ。

また、お風呂に入っているときにもやる((半身湯船に浸かった状態で行う)とさらに効果がある。

(ボクが、温泉へ行くと必ず瞑想するのはこのためである)


不眠症などには効果てきめん。

すぐに深い眠りにつくことができる。

睡眠薬とはもうおさらばだ。

(睡眠薬依存症の人は、是非お試しください)



熊本県、阿蘇・西原村の『瞑想の森』にある「瞑想カフェ」では

こうした焚火を使った瞑想の指導もしています。


さらに、ここは

『日本焚火研究所』の本部でもある。

お芋を焼いたり、燻製を作ったり、

暖炉でお酒を酌み交わしたりといろんな楽しみができる。


ゲストハウス(一泊3000円)もあるので、

遠方の方も泊りでお越しください。

熊本空港からも、車で10分です。

拘束のインター(益城熊本空港インター)から20分のところにあります。


熊本県阿蘇郡西原村出の口1547-1
ドゥリーミン カントリー・インAso内