世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

一人旅

2016年11月07日 | 100の力
一つの旅が終わったその時から、

また別の旅が始まる。

人生はその繰り返し。




気ままな一人旅が好きだ。

そんな中、

素晴らしい光景を目の当たりにする、

美味しい食べ物に巡り合う。

そんなとき、

「アー、一人ではもったいない」

と思わず感じてしまう。

そしてその瞬間、感動を愛する人と共有したいという激しい衝動に駆られる。


感動をシェアすればそれは2倍にも感じる。

また、苦しみを分かちあえば、

それは半減する。


一人の気ままさと自由。

その裏には一抹の寂しさが潜む。

自由と孤独はコインの裏表。


いつも一緒じゃ時に鬱陶しくもなるだろう。

たまには、離れてみるのもその有り難味が分かる。


相手を理解したいと思う恋慕に似た焦燥と

なかなか理解できないもどかしさが交錯する。


一緒にいると喧嘩ばかりなのに、

いなくなると激しい寂寥感が襲う。


都合の良い距離感が熱情を促す。


一人旅に出る前は、

決まって激しくお互いを求めあう。

こうして愛が深まるのなら、

定期的に一人旅に出るのも良いものなのかもしれない。


誰が決めたかは知らないけれど、

男は船、女は港。


男はいつも流浪者、

女はいつ帰るとも分からない男を待ち続ける。


そんな時代もあったかな~。

今は立場が逆転することも多い。

おとことおんなの不都合な真実が繰り広げられる。