森の中にひっそりと佇む"Home Sweet Home"
日本はどうしてこんなにつまらない国になってしまったんだろう。
ろくな政治家もいないし、
それを選んだ国民も依然として平和ボケの中にいる。
(外圧で、少しは危機意識も出てきているようだが)
そんな日本を捨てて海外移住もいいが、
今、国内でも静かに(?)人々が移動している。
地方創生の音頭とともに
田舎ほど移住者の奪い合いをしている様子が垣間見られる。
それに呼応するかのように、
都会から若い家族が流れてきている。
昔は、
田舎暮らしといえば、リタイアした老人たちが移り住むことが多かった。
いわゆる、田舎でのんびり老後を楽しもうという訳だ。
退職金をはたいて喧騒を離れ、
年金暮らしで悠々自適な優雅な生活ができた。
作物を植え、あるいは釣りをしながらのんびりとした暮らしを営んだ。
それも、生まれ故郷に帰るUターン組が多かったが、
今や、縁もゆかりもない地方へのJターンや、Iターン組が増えている。
しかも、老後ではなく、
30代、40代といった若い家族連れだ。
まだ、バリバリの働き手でもある。
子供も小さい。
特に、2011年の東北大震災以降急激に増えた。
いわゆる、疎開組である。
受け入れる地方も、空き家の増加、人口減少を食い止めるためにも
行政がらみでこぞって歓迎して受け入れている。
それに乗じて、都会暮らしに飽きたり、疲れ切った人々も紛れ込む。
言ってみれば都会からある意味ドロップアウトした人々だ。
そう言えば、ボクも30歳にして初めての田舎暮らしを始めた。
それまでの30年間、
今や政令指定都市となった熊本市(高校まで)、
大阪(大学時代)、東京及び横浜(商社マン時代)と都会で過ごしてきた。
なのに、
同じ熊本とはいえ、
30歳で、阿蘇という田舎暮らしを始めたのだ。
しかも馬を飼って。
学生時代から、旅を重ねるごとに田舎というか、自然の中の暮らしに憧れを抱くようになっていた。
そこにペンションという、当時画期的な職業が見つかった。
それに、ボクの場合、馬を飼って大草原を駆け抜けるような生活がしたいという動機があった。
実際、観光牧場を経営するに至った。
もうかれこれ田舎暮らしも30年を超えたが、
未だかって農業に携わったことはない。
作物は近所でタダか、安く手に入ったし。
そして、そのころから「スイッチライフ」という
居場所を転々と変える生活を目標に据えた。。
まだインターネットもない時代だった。
生活の場を複数持ち、
気ままに居場所を変えながら暮らすのだ。
日本と海外に拠点を持つ。
街と田舎に拠点を持つ。
山と海に拠点を持つ。
つまり、全部で6か所の拠点づくりをした。
海辺だけはまだ叶っていないが。
(横浜に住んでいた時は港の見える高台に住んでいたが)
所で今はどうか。
ここ阿蘇・西原村は、村でありながら実に便利が良いところである。
約20年前に築120年の古民家を買い取り移り住んだ時は、
コンビニはおろか、信号機もない村だった。
震度7の地震にも耐えた築120年の古民家
それが、今やコンビニは3軒、ファミレスも小さいながらにもスーパーもある。
市場や物産館は人気で都会からの観光客も多い。
それに、空港(阿蘇・熊本空港)が10分足らずで行けるという
あっちこっち移動するには至極便利な村なのである。
(熊本市の中心部までも約40分ほどで行ける)
それでいて、里山や水源といった抜群の自然環境を有する。
特にボクが住んでいるところは、巨木がいくつもそびえたつ森の中にある。
(フクロウやシカや妖精も住んでいる)
妖精が住むという森
多分こうした町と田舎という二面性を持った場所は他にはないのではないだろうか。
今は、田舎暮らしといわず、田園暮らしというらしい。
そして、年金暮らしの老人でなく若い家族が移り住むだけに、
生計を立てる手段が必要になる。
(もう、年金だけで暮らしていける時代ではなくなったが)
「山奥ニート」とも言うらしい。
都会でカネに縛られる不十な生き方するよりは、
田舎でカネになるべく縛られないで、
あくせく働かず、自由な生き方の方がストレスフリーで、精神衛生上良いという訳だ。
半農半漁、とか、兼業農家というほどでもなく、
複数の仕事を掛け持ちして、小銭を稼いで生計を立てる。
(時にボランティアもする)
ひと月4~5万円もあれば暮らしていける。
全国津々浦々までインターネット環境が整ってきたこともそうした生活を可能にした。
本当に人里離れた大自然の中というより、
集落の中で和気あいあい(?)と暮らしている。
ある意味シェアハウスのノリなのだろう。
全体的にみれば、まだまだ都会一局集中が続くが
(東京や、九州で言えば福岡)
その両方を併せ持つ郊外型が最も良いのではないだろうか。
つまり、中庸というか、バランスのとれた暮らしが出来る。
地方都市も悪くはないが、
田舎と街の間、
つまり自然のある町、便利の良い村といった
中途半端な位置がちょうどいいという結論に至った。
昔は、
郊外(サバーブ)に家(マンション)を買い、
都会(街)に一時間もかけて通勤すると言ったスタイルがあった。
(今もあるだろうが)
今や通勤しない新しい「サバーブライフ」こそが
理想の暮らし方と言えるのかもしれない。
※ 海外移住についてはまた別の機会に述べます。
日本はどうしてこんなにつまらない国になってしまったんだろう。
ろくな政治家もいないし、
それを選んだ国民も依然として平和ボケの中にいる。
(外圧で、少しは危機意識も出てきているようだが)
そんな日本を捨てて海外移住もいいが、
今、国内でも静かに(?)人々が移動している。
地方創生の音頭とともに
田舎ほど移住者の奪い合いをしている様子が垣間見られる。
それに呼応するかのように、
都会から若い家族が流れてきている。
昔は、
田舎暮らしといえば、リタイアした老人たちが移り住むことが多かった。
いわゆる、田舎でのんびり老後を楽しもうという訳だ。
退職金をはたいて喧騒を離れ、
年金暮らしで悠々自適な優雅な生活ができた。
作物を植え、あるいは釣りをしながらのんびりとした暮らしを営んだ。
それも、生まれ故郷に帰るUターン組が多かったが、
今や、縁もゆかりもない地方へのJターンや、Iターン組が増えている。
しかも、老後ではなく、
30代、40代といった若い家族連れだ。
まだ、バリバリの働き手でもある。
子供も小さい。
特に、2011年の東北大震災以降急激に増えた。
いわゆる、疎開組である。
受け入れる地方も、空き家の増加、人口減少を食い止めるためにも
行政がらみでこぞって歓迎して受け入れている。
それに乗じて、都会暮らしに飽きたり、疲れ切った人々も紛れ込む。
言ってみれば都会からある意味ドロップアウトした人々だ。
そう言えば、ボクも30歳にして初めての田舎暮らしを始めた。
それまでの30年間、
今や政令指定都市となった熊本市(高校まで)、
大阪(大学時代)、東京及び横浜(商社マン時代)と都会で過ごしてきた。
なのに、
同じ熊本とはいえ、
30歳で、阿蘇という田舎暮らしを始めたのだ。
しかも馬を飼って。
学生時代から、旅を重ねるごとに田舎というか、自然の中の暮らしに憧れを抱くようになっていた。
そこにペンションという、当時画期的な職業が見つかった。
それに、ボクの場合、馬を飼って大草原を駆け抜けるような生活がしたいという動機があった。
実際、観光牧場を経営するに至った。
もうかれこれ田舎暮らしも30年を超えたが、
未だかって農業に携わったことはない。
作物は近所でタダか、安く手に入ったし。
そして、そのころから「スイッチライフ」という
居場所を転々と変える生活を目標に据えた。。
まだインターネットもない時代だった。
生活の場を複数持ち、
気ままに居場所を変えながら暮らすのだ。
日本と海外に拠点を持つ。
街と田舎に拠点を持つ。
山と海に拠点を持つ。
つまり、全部で6か所の拠点づくりをした。
海辺だけはまだ叶っていないが。
(横浜に住んでいた時は港の見える高台に住んでいたが)
所で今はどうか。
ここ阿蘇・西原村は、村でありながら実に便利が良いところである。
約20年前に築120年の古民家を買い取り移り住んだ時は、
コンビニはおろか、信号機もない村だった。
震度7の地震にも耐えた築120年の古民家
それが、今やコンビニは3軒、ファミレスも小さいながらにもスーパーもある。
市場や物産館は人気で都会からの観光客も多い。
それに、空港(阿蘇・熊本空港)が10分足らずで行けるという
あっちこっち移動するには至極便利な村なのである。
(熊本市の中心部までも約40分ほどで行ける)
それでいて、里山や水源といった抜群の自然環境を有する。
特にボクが住んでいるところは、巨木がいくつもそびえたつ森の中にある。
(フクロウやシカや妖精も住んでいる)
妖精が住むという森
多分こうした町と田舎という二面性を持った場所は他にはないのではないだろうか。
今は、田舎暮らしといわず、田園暮らしというらしい。
そして、年金暮らしの老人でなく若い家族が移り住むだけに、
生計を立てる手段が必要になる。
(もう、年金だけで暮らしていける時代ではなくなったが)
「山奥ニート」とも言うらしい。
都会でカネに縛られる不十な生き方するよりは、
田舎でカネになるべく縛られないで、
あくせく働かず、自由な生き方の方がストレスフリーで、精神衛生上良いという訳だ。
半農半漁、とか、兼業農家というほどでもなく、
複数の仕事を掛け持ちして、小銭を稼いで生計を立てる。
(時にボランティアもする)
ひと月4~5万円もあれば暮らしていける。
全国津々浦々までインターネット環境が整ってきたこともそうした生活を可能にした。
本当に人里離れた大自然の中というより、
集落の中で和気あいあい(?)と暮らしている。
ある意味シェアハウスのノリなのだろう。
全体的にみれば、まだまだ都会一局集中が続くが
(東京や、九州で言えば福岡)
その両方を併せ持つ郊外型が最も良いのではないだろうか。
つまり、中庸というか、バランスのとれた暮らしが出来る。
地方都市も悪くはないが、
田舎と街の間、
つまり自然のある町、便利の良い村といった
中途半端な位置がちょうどいいという結論に至った。
昔は、
郊外(サバーブ)に家(マンション)を買い、
都会(街)に一時間もかけて通勤すると言ったスタイルがあった。
(今もあるだろうが)
今や通勤しない新しい「サバーブライフ」こそが
理想の暮らし方と言えるのかもしれない。
※ 海外移住についてはまた別の機会に述べます。