カンボジア経済

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カンボジア国内での中国人民元の使用が進む

2011年12月17日 | 経済
 カンボジア経済は高度にドル化されていますが、中国との貿易関係の深化に伴い、中国人民元を決済通貨として使用することが増加傾向にあるとのことです。
 ユニオン商業銀行では、今年中に中国工商銀行と人民元建てで決済を可能とすることで合意したと発表しています。カンボジアパブリック銀行も来年早々にも人民元建て決済サービスを開始したいとしています。
 カンボジアと中国との間の貿易量は今年20億ドル(約1540億円)、来年には25億ドル(約1925億円)に達すると見られており、中国政府の人民元の国際化政策もあって、人民元建て貿易取引は増加しています。カンボジア中央銀行(NBC)でも、既に両国間で人民元建ての送金は少額ながら始まっており、その金額が増加しつつあると認めています。
 今後、貿易取引決済だけでなく、カンボジア国内取引決済でも人民元建てが増えるものと見られています。


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