カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

工場見学 クメールブリューワリー

2011年12月29日 | 経済
 今年11月から売り出したカンボジアビールを製造しているクメールブリューワリーの工場を訪問する機会がありました。プノンペンの南約10キロのところにある新工場はとにかくきれいで清潔でした(写真上)。同社では、ここを「(汚れているイメージの強い)工場とは呼びたくない。ブリューワリーと呼んでほしい」としています。
チップモン財閥が経営するこの会社は、ファミリーの末っ子のPeter Leang氏(31歳)が副社長として取り仕切っています。海外に留学した経験もある同氏は、ビール業界に参入するにあたってベルリンに8か月滞在し、ビールの基礎から学んだとのことです。ただ、現在財閥を率いる同氏のお母さん(Oknha Pheap Heak)は、1982年、リヤカーでスクラップを集める仕事からスタートしたとのことで、同氏も貧乏で苦労した時代も長かったようです。
 工場の機器も技術者もドイツのジーマン等、また、ホップを含めてほとんどの原料もドイツ等ヨーロッパからの輸入ですが、「カンボジアの、カンボジアによる、カンボジアのためのビール」をキーワードとして、カンボジアテーストのビールを目指したいとしています。
 工場見学の最後は、お決まりの出来立てのビールの試飲です。ビールはやはりフレッシュさが大事で、工場で飲むビールは本当に美味しいです。

クメールブリューワリーのサイト
http://www.khmerbrewery.com/index.php

このブログの2011年11月13日「カンボジアに新しいビールメーカーが参入」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/877b3759fe9fcc0048728efaf7a2b423

ガラスを多用した工場は大変きれいで清潔です。


検査設備・体制も充実しています。


ビール工場見学のお楽しみ。出来立てビールの試飲です。本当に「美味いっ!」。



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コメント (1)
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