カンボジア経済

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証券取引所に2社目が上場 初日は軟調

2014年06月18日 | 経済
 6月16日にカンボジア証券取引所に2社目となる Grand Twins International (Cambodia) Plcが上場を果たしました。3月13日のロードショーに始まるIPO手続きを完了しました。公募価格は、9,640リエル(2.41ドル)で、800万株の新株を発行し、その全株の売却に成功しましたので、GTI社としては、1928万ドル(約19億6700万円)の資金を得たこととなります。GTI社は台湾系縫製企業で、アディダスの製品等を製造しています。
 上場初日の取引は残念ながら低調で、出来高は3,101株、取引金額は7,398ドル(約75万円)に留まりました。1社目のプノンペン上水道公社の初日の出来高は100万株近くでしたので、そのような過熱感はなかった模様です。初値は、公募価格を若干上回る9700リエルでしたが、その後、値を切り下げ、終値は9220リエル(2.28ドル)で、公募価格を4.35%下回りました。
 待ちに待った2社目の上場で、株式市場が活性化されることが期待されます。なお、今回の幹事証券会社のプノンペン証券では、次に上場を予定するTY Fashion社についても早急に手続きを進めたいとしています。


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