アジア経済研究所が発行するアジ研ポリシーブリーフで、「経済統合時代の後発開発途上国開発戦略 カンボジアのグローバル・バリュー・チェーンへの参加と課題」と題するレポートが発表されました。カンボジア経済研究の第一人者の初鹿野直美先生と黒岩郁雄先生の共著です。
レポートでは、まず「経済統合が進む現在、開発途上国の産業発展は、グローバル・バリュー・チェーン(GVC)にいかに関わるかに大きく左右されるようになってきた。東アジア域内の経済格差縮小を考えていくうえで、後発開発途上国(LDC)のGVCへの参加をいかに促すかは重要な課題である。」として、東南アジア地域で発展しているサプライチェーンを活用した経済開発の重要性を指摘しています。カンボジアについては「産業開発は外資主導で行われ、若くて豊富な労働力を活用した労働集約産業が進出した。2010年以降、これまで産業の中心を担ってきた縫製業に加え、電子部品などの労働集約産業の新規進出がみられるようになった。」として、第1段階のGVCへの参加がうまく行っていると分析しています。今後の課題として、地場の中小企業との有機的なつながりを構築していくことが重要としています。
アジア経済研究所のサイト
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Download/PolicyBrief/Ajiken/050.html
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レポートでは、まず「経済統合が進む現在、開発途上国の産業発展は、グローバル・バリュー・チェーン(GVC)にいかに関わるかに大きく左右されるようになってきた。東アジア域内の経済格差縮小を考えていくうえで、後発開発途上国(LDC)のGVCへの参加をいかに促すかは重要な課題である。」として、東南アジア地域で発展しているサプライチェーンを活用した経済開発の重要性を指摘しています。カンボジアについては「産業開発は外資主導で行われ、若くて豊富な労働力を活用した労働集約産業が進出した。2010年以降、これまで産業の中心を担ってきた縫製業に加え、電子部品などの労働集約産業の新規進出がみられるようになった。」として、第1段階のGVCへの参加がうまく行っていると分析しています。今後の課題として、地場の中小企業との有機的なつながりを構築していくことが重要としています。
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