プノンペンの公共バス路線 拡大へ

　9月1日に、プノンペンの公共バスの路線が延長されました。これまで、オールドスタジアム前のロータリーからモニボン通りを南下してモニボン橋を渡った先までの路線（1号線）でしたが、北はオールドスタジアムから国道5号線を北上して5号線の9キロ地点まで、南は国道1号線のChbar Ampovまで延長されました。
　プノンペン都では、9月8日から2号線（ナイトマーケット～タクマウ間）、9月15日から3号線（ナイトマーケット～プノンペン北東部のChoam Chao間）でのバスの運行を開始すると発表しています。プノンペン都では、路線拡大に備えて45台の中古バスを購入したとしています。
　バスの料金は、1500リエル（約38円）均一であり、朝、夕のラッシュ時には満員の状況も見られています。公共運輸手段が限られていたプノンペンでのバスの拡大は、渋滞緩和、交通弱者への移動手段提供、環境改善等に効果があるものと期待されます。

ブログ「カンボジア経済」2014年2月19日「JICAの公共バス試験運転　途中経過は良好」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/ec24f0c69bdb37eaa65d5f4821c08c2f

ブログ「カンボジア経済」2014年2月4日「JICA プノンペンで公共バス運行の実験調査開始」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/f61a95f4491c1e57c192edc5aa00cdfe

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