11月27日、ホーチミン市人民委員会は、カンボジアのプノンペンにある「チョーライ・プノンペン病院」の第2期建設計画案を提出しました。第2期では300床を増床するほか、医療専門家向け新築マンション60戸を併設する計画です。投資額は5300万USD(約64億円)で、2015年第4四半期中にも開始され、2018年年初に完成する予定です。
チョーライ・プノンペン病院は、ベトナムとカンボジアが医療分野で協力した初の施設で、2014年1月13日に第1期の落成式が行われました。第1期の投資額は3780万USD(約46億円)で、病床数は200床、内科、外科、小児科、産婦人科、救命救急センター、総合外来センターなどが併設されています。病院は、プノンペン南部で、国道1号線沿い、モニボン橋を渡った先にあります。
プノンペンでは、タイのバンコク病院系のロイヤルプノンペン病院が新たな大型施設で開院したり、日本の北原病院がチョロイチョンバーで新病院の建設に着工する等、国際水準の医療施設の整備が進んできています。これらの病院は、カンボジアの富裕層や在住外国人にとってなくてはならない基礎インフラであるだけでなく、今後は海外からメディカルツーリズムによって顧客となる患者さんを引き寄せることも期待されます。
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