1月19日~20日に、プノンペン・インターコンチネンタルホテルにて、ERIAキャパシティ・ビルディング・セミナー「アセアン経済共同体2015に向けて残された課題」が開催されました。セミナーは、カンボジア商業省とアセアン・東アジア経済研究センター(ERIA)の共催で、日本・タイ等の専門家をはじめ、カンボジア政府関係者を中心に100名ほどが出席しました。
セミナーでは、アセアン経済共同体の進展状況や残された課題について説明されました。また、貿易手続き(アセアン物品貿易協定、原産地規則、原産地自己証明制度等)や、農業・中小企業への影響、物流の円滑化等については、実務的な詳細についても解説されました。ERIAのチーフエコノミストの木村福成慶応大学教授は、アセアン経済共同体の意義について、単なる関税引き下げではなく、物流や通関の円滑化、熟練労働者の移動等が、日系企業が得意とする国際間工程分業(フラグメンテーション)による国際的生産ネットワークの確立と効率化に欠かすことのできない重要な改革であることを強調されました。
アセアン経済共同体は、カンボジアにとって大きなチャンスであると同時に、影響を受ける分野もあるため、十分な準備と対応が望まれます。
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セミナーでは、アセアン経済共同体の進展状況や残された課題について説明されました。また、貿易手続き(アセアン物品貿易協定、原産地規則、原産地自己証明制度等)や、農業・中小企業への影響、物流の円滑化等については、実務的な詳細についても解説されました。ERIAのチーフエコノミストの木村福成慶応大学教授は、アセアン経済共同体の意義について、単なる関税引き下げではなく、物流や通関の円滑化、熟練労働者の移動等が、日系企業が得意とする国際間工程分業(フラグメンテーション)による国際的生産ネットワークの確立と効率化に欠かすことのできない重要な改革であることを強調されました。
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