カンボジアでの交通事故被害者数は、近年増加傾向にあります。2014年(1月~12月)の交通事故による死亡者数は、対前年比13%増の2148人に達した模様です。また、事故数は4840件、負傷者は8747人でした。2013年は、4322件、死亡1901人、負傷7028人でした。また、2012年の死亡者数は、1894人でした。2014年の死亡事故の80%はバイクの事故であり、また、同じく80%以上が夜間に起きています。飲酒運転による事故も多いものと見られます。
2013年で比べると、日本国内における交通事故による死者数は4,373人で、人口当たりの交通事故死者数は、日本では2万9,083人に1人であるのに対し、カンボジアでは8,106人に1人となっており、死亡事故発生率は日本の3.59倍に上ります。
カンボジアにとって、交通事故は、緊急に取り組む課題となりつつあり、国会は2014年12月に新交通法を採択しました。新交通法では、同乗者も含めたヘルメットの着用義務強化や、飲酒運転の罰金を1000ドルに引き上げる等の改正がなされています。公共事業運輸省では、毎年交通事故を10%減少させ、2020年までに死亡者を半減させるとの目標を立てていますが、その実現は困難な状況です。交通安全教育や交通インフラにおける安全対策等によって、交通事故を減らしていく努力が必要とみられます。
(写真は、オートバイと車でごった返すプノンペン市内)
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カンボジアにとって、交通事故は、緊急に取り組む課題となりつつあり、国会は2014年12月に新交通法を採択しました。新交通法では、同乗者も含めたヘルメットの着用義務強化や、飲酒運転の罰金を1000ドルに引き上げる等の改正がなされています。公共事業運輸省では、毎年交通事故を10%減少させ、2020年までに死亡者を半減させるとの目標を立てていますが、その実現は困難な状況です。交通安全教育や交通インフラにおける安全対策等によって、交通事故を減らしていく努力が必要とみられます。
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