カンボジア経済

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カンボジア証券市場 株価が最安値

2015年01月08日 | 経済
 カンボジア証券市場には、プノンペン上水道公社(PPWSA)とグランドツインインターナショナル社(GTI)の2社が上場していますが、2銘柄ともに年初早々最安値を付けています。プノンペン上水道公社は、2012年4月18日に上場しました。IPO価格は6300リエルで、上場直後に10300リエルの高値を付けた後は、株価、出来高共に低迷しており、2015年1月5日に株価は最安値の4200リエルとなりました。一方のGTI社は、2014年6月16日に上場しました。IPO価格は9640リエルでしたが、その後は株価、出来高共に低迷が続きました。こちらも1月6日に最安値の6500リエルとなっています。
 アジア各国では、証券市場の開設が続いていますが、ラオスやカンボジアといった小規模市場は、海外の投資家の目を惹きつけることがなかなか難しいところがあります。カンボジア証券取引所は、今年、縫製企業のTYファッション社、プノンペン経済特区社、シアヌークビル港湾公社等の上場を見込んでおり、上場銘柄数の増加により、株式市場全体の活性化が期待されるところです。
(写真は、2014年に完成したカンボジア証券取引所の新社屋)

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