カンボジア経済

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クリード プノンペン郊外で大型住宅開発

2015年08月19日 | 経済
 日系不動産投資会社のクリード・グループが、カンボジアの首都プノンペン郊外で3件の宅地開発事業に乗り出すと発表しました。現地法人クリード・アジア(カンボジア)を通じ、計約26万平方メートルの土地に2,309戸の住宅を建設する計画です。
 クリードはカンボジアの「若年人口による成長の可能性と投資家寄りの政策」が投資の決め手になったと説明しています。「外国人のコンドミニアム(分譲マンション)ユニットの保有規制も明確で、土地登記システムも改善してきた」とした上で、「高い生活レベルを望む人々に、手が届きやすく高品質な不動産を提供したい」と意欲を示したとのことです。 
 3件の開発予定地は、プノンペン国際空港に近いカンポルセンチェイ(Khan Porsen Chey)、市北部のカンセンソック(Khan Sen Sok)、北西部のセンソック(Sen Sok)に立地する予定です。
 カンポルセンチェイに開発する「ボダイジュ・レジデンシズ」は、プノンペン国際空港前の商業施設「ライオンモール」の隣接地(2万3,530平方メートル)に、14階建ての集合住宅6棟(928戸)を建設します。3段階に分けて開発する計画で、第1期では372戸を分譲する予定です。
 カンセンソックの「アラタ・ガーデン・レジデンシズ」は、11万9,404平方メートルの敷地に3階建ての低層住宅(712戸)を建設します。349戸を分譲した後、残り363 戸を開発する計画です。
 センソックの「ボレーマハ(Borey Maha)センソック」は、湖沿いの12万684平方メートルの敷地に669戸の低層住宅を設ける。2期に分けて開発するもので、まずは394戸の分譲を目指すとしています。


 なお、カンボジアでの不動産投資にはカントリーリスクをはじめとして様々なリスクがありますので、慎重かつ専門的な検討が必要です。この記事は、情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。また、弊研究所はこの記事の内容に依拠してお客さまが取った行動の結果に対し責任を負うものではありません。


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