ASEAN各国(タイ、ミャンマー、ラオス、ベトナム)を歴訪中の岸田文雄外務大臣は、5月2日にタイのチュラロンコン大学で「多様性と連結性-パートナーとしての日本の役割」と題する政策スピーチを行いました。
このスピーチで外相は、日本がこれまで一貫してASEAN共同体の構築、統合そして域内格差是正を支援してきた中で、昨年末にASEAN共同体が設立され、本年がASEAN共同体元年という記念すべき年となったことを歓迎しました。また、ASEANの「多様性」を尊重しつつ、一体性、中心性といったASEANの基本理念も尊重する方針を確認しました。「多様性」を活かしつつ、ASEANの一体性を強化し、その潜在力を十分に開花させるためには、「ASEAN共同体ビジョン2025」でも強調されている「連結性」の強化が重要と指摘しました。
日本としては、国境の通関手続改善や物資の輸送円滑化により、インフラを一層活用できるようにして、「生きた」連結性を実現するとの方針です。更に、外相は、インフラの一層の整備や活用、制度改善、人材育成、メコン地域の中央を貫くメコン河のための支援を推進するための新しい協力枠組み「日メコン連結性イニシアティブ」を立ち上げることを提案しました。
日本経済のグローバル・サプライチェーンの一環として、生産・輸出拠点となったメコン地域の重要性は高まっています。カンボジアを含めたメコン地域への支援に関しては、日本政府は一貫して積極的に協力してきており、今後も引き続き協力・協調体制が強化されることが期待されます。
外務省のサイト
http://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/rp/page3_001675.html
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日本としては、国境の通関手続改善や物資の輸送円滑化により、インフラを一層活用できるようにして、「生きた」連結性を実現するとの方針です。更に、外相は、インフラの一層の整備や活用、制度改善、人材育成、メコン地域の中央を貫くメコン河のための支援を推進するための新しい協力枠組み「日メコン連結性イニシアティブ」を立ち上げることを提案しました。
日本経済のグローバル・サプライチェーンの一環として、生産・輸出拠点となったメコン地域の重要性は高まっています。カンボジアを含めたメコン地域への支援に関しては、日本政府は一貫して積極的に協力してきており、今後も引き続き協力・協調体制が強化されることが期待されます。
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