カンボジア経済

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韓国ウリィ銀行 マイクロファイナンスのビジョンファンドを買収

2018年07月05日 | 経済
 6月24日、韓国の商業銀行であるウリィ銀行は、カンボジアのマイクロファイナンス機関大手のビジョンファンド(カンボジア)を買収したと発表しました。ビジョンファンドは、国際的NGOのワールドビジョンが主体となって設立したマイクロファイナンス機関でした。買収金額は公表されていません。この買収については、既に中央銀行の認可を取得済で、商業省での商業登記も完了しているとしています。なお、買収後は「WBファイナンス」に名称変更するとしています。
 ビジョンファンドは、2017年末で総資産1億9700万ドル(約217億円)、137本支店、職員数1389人となっています。純利益は、370万ドル(約4億円)、不良債権比率は0.9%となっています。
 ビジョンファンド・インターナショナルでは、ビジョンファンド(カンボジア)売却の理由を「カンボジアではマイクロファイナンスがほぼ行渡る状況となったので、他の国に資金を移転させたいため」としています。
 2017年4月から、貸付金利上限18%が導入されたものの、カンボジアの金融セクターは引き続き好調であり、外資による買収も目立ってきています。三井住友銀行とオリックスは、カンボジア最大手の商業銀行であるACLEDA銀行に出資しており、三井住友銀行はACLEDA銀行の筆頭株主となっています。また、三菱UFJ銀行の連結子会社であるタイのアユタヤ銀行は、カンボジアのマイクロファイナンス機関ハッタ・カクセカー(Hattha Kaksekar Limited:HKL)を買収しました。日系のJトラストは、カンボジアの大手商業銀行、ANZロイヤル銀行の株式の55%を保有するANZ Fundsからその全株式を約90億円で取得し、連結子会社化するとしています。


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