カンボジア経済

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2018年07月30日 | 一般
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国民議会選挙結果速報 与党人民党が圧勝

2018年07月30日 | 経済
  7月29日にカンボジア国民議会選挙が実施されました。全国2万2967か所の投票所で投票が行われ、即日開票されました。選挙管理委員会の発表によりますと、全ての投票所で平和裏に投開票が実施されたとしています。注目されていた投票率については、事前登録した838万217人の登録有権者のうち688万5729人が投票し、投票率は82.17%と、前回の2013年の69.6%を大きく上回りました。選挙前に、政権側が、旧救国党等の棄権の呼びかけに対して厳しい対応を取ったため、棄権した場合の後難を恐れ、多くの有権者が投票せざるを得なかったものと見られます。
 選挙結果については、まだ確定していませんが、選挙速報を見る限りでは、各選挙区で与党の人民党が70%~80%を確保しています。人民党の独自集計では、人民党が125議席中114議席を確保する見込みとされており、予想通りの人民党の圧勝となった模様です。野党では、フンシンペック党(予想6議席)や民主主義連盟党(予想5議席)等が健闘しましたが、旧救国党の支持者の受け皿にはなりえなかったと見られます。
 なお、棄権すると後々与党側の嫌がらせ等があると見られていたため、投票するものの投票用紙にバツ印をつける等して無効票とすることで抵抗の姿勢を示す有権者もいた模様で、無効票の比率が高い投票所もあったとのことです。
 今回の選挙では、フン・セン首相の強権的な手法が目立ち、内外の批判を招いていました。欧米は制裁をちらつかせて圧力をかけたものの、中国を後ろ盾とするカンボジアに対し、結果的には何の成果も得られませんでした。しかし、米国は下院がカンボジアへの制裁強化を行う法案を可決、EUはカンボジアの民主主義の状況を査察する調査団を派遣等、欧米はカンボジアに対する圧力を高めつつあり、選挙後も欧米の対応には引き続き注視が必要と見られます。
(写真は、プノンペン駅前の投票所の様子)

セントラルマーケット北側の投票所。




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