10月14日、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)は、個人決済システム(Retail Payment System)の試験運用を開始したと発表しました。このシステムには、商業銀行やマイクロファイナンス機関の間での即時送金を行うシステム(RFT)、スマートフォンなどのモバイル端末で支払い可能なシステム(MPS)、QRコードを使用した支払システム(QPS)、銀行間の電子決済システム(ECS)の4つのシステムが含まれています。まずは、ACLEDA銀行、カンボジア郵便銀行、ヴァタナック銀行、カナディア銀行、韓国系の国民銀行、プノンペン商業銀行、マイクロファイナンス大手のプラサックが協力します。
中央銀行では、このシステムの試験運用開始の目的を、個人支払システムにおけるイノベーションの促進、銀行間取引の改善、業務効率化の促進、顧客にとって迅速・安全・便利な電子的支払による安全な送金システムの向上等であるとしています。また、金融包括の促進、金融市場での送金の促進等にも大きく貢献するものと期待しています。
カンボジア国立銀行は、フィンテックの導入に非常に積極的であり、電子決済アプリの「バコン」も7月から試験運用に入っています。カンボジアでの今後のフィンテックの開発・活用の促進が期待されます。
(写真は、フィンテックの日のイベントに参加したカンボジア国立銀行のチア・スレイ副総裁)
カンボジア国立銀行の新聞発表(英文です)
https://www.nbc.org.kh/download_files/news_and_events/press_eng/6920Press-Release-Retail-Pay-ENG.pdf
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村
中央銀行では、このシステムの試験運用開始の目的を、個人支払システムにおけるイノベーションの促進、銀行間取引の改善、業務効率化の促進、顧客にとって迅速・安全・便利な電子的支払による安全な送金システムの向上等であるとしています。また、金融包括の促進、金融市場での送金の促進等にも大きく貢献するものと期待しています。
カンボジア国立銀行は、フィンテックの導入に非常に積極的であり、電子決済アプリの「バコン」も7月から試験運用に入っています。カンボジアでの今後のフィンテックの開発・活用の促進が期待されます。
(写真は、フィンテックの日のイベントに参加したカンボジア国立銀行のチア・スレイ副総裁)
カンボジア国立銀行の新聞発表(英文です)
https://www.nbc.org.kh/download_files/news_and_events/press_eng/6920Press-Release-Retail-Pay-ENG.pdf
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村