日本政府が支援してきた「第四次プノンペン洪水防御・排水改善事業」が完工し、9月17日に式典が開催されました。この事業は、依然として被害が大きいプノンペン都中心部の北側(ワットプノン北側、トルコーク地区)における排水施設の整備と、第二次で支援したトラベック排水区の排水ポンプ場 4ヶ所に自動除塵機を設置することを通じて、プノンペン都中心部における排水の改善を図るものです。日本政府は既に3次に渡りプノンペンの洪水防御事業を行ってきており、本事業は第4次となります。供与額は、39億4800万円で、事業は2017年から開始されていました。
この事業の実施により。これまで一度洪水となると12時間から24時間も浸水していたところを、2時間以内に水が引くようになる効果があるとのことです。プノンペンの都市部における洪水は、浸水による直接被害だけでなく、道路が通行不能となったり、保健面での問題の原因となったりしており、洪水を防止することの効果は大きいものがあります。
カンボジアは、5月から10月が雨季であり、特に9月~10月は激しい雨が降ります。10年ほど前は、ちょっと雨が降ると、あちこちで膝まで水が溜まっていましたが、現在はかなり改善しているとの実感です。まだ、洪水をゼロにできるほどではないようですが、日本政府の支援によるこうした地道なインフラ事業は、外資の誘致等にとっても大きな役割を果たす重要な事業であり、カンボジア政府の継続的な努力が期待されます。
(写真はJICAのフェイスブックより)
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