3月9日、カンボジア西部でバッタンバンとタイを結ぶ国道55号線が開通し、式典が開催されました。式典には、フン・セン首相も参加しました。国道55号線は、国道5号線のプルサットから南西に向かい、コッコン州を経由してタイのトラット県に繋がる国境までを結ぶ182キロメートルの道路です。中国からの借款1億3280万ドル(約142億円)を得て建設されたものです。タイとの貿易促進に役立つとしていますが、カルダモン山脈を超える山越えの道路であり、すぐに大きな効果を期待するのは無理があるものと見られます。
また、フン・セン首相は、今後、中国の支援を受けて国道10号線を建設する計画を表明しました。国道10号線は、プルサット州を経由し、バッタンバン州サムラウトとコッコン州を結ぶ全長197キロメートルの道路です。フン・セン首相は、コッコンからシアヌークビルまでは既に国道48号線が整備されているが、バッタンバン、プルサット、バンテイメンチェイ、パイリン各州からは、プノンペンを経由せずに、コッコンやシアヌークビルに向かうことが可能になると説明しました。
カンボジアでは、各国・国際機関の支援を受けて、基礎的な道路インフラの整備が進められています。中国からの支援を受けて建設された道路はこれまでも低品質のために、完成直後から穴ができる等の問題も指摘されています。カンボジア政府には「質の高い」インフラ整備に取り組んでいくことが期待されます。
(写真は、フン・セン首相のフェイスブックより)
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また、フン・セン首相は、今後、中国の支援を受けて国道10号線を建設する計画を表明しました。国道10号線は、プルサット州を経由し、バッタンバン州サムラウトとコッコン州を結ぶ全長197キロメートルの道路です。フン・セン首相は、コッコンからシアヌークビルまでは既に国道48号線が整備されているが、バッタンバン、プルサット、バンテイメンチェイ、パイリン各州からは、プノンペンを経由せずに、コッコンやシアヌークビルに向かうことが可能になると説明しました。
カンボジアでは、各国・国際機関の支援を受けて、基礎的な道路インフラの整備が進められています。中国からの支援を受けて建設された道路はこれまでも低品質のために、完成直後から穴ができる等の問題も指摘されています。カンボジア政府には「質の高い」インフラ整備に取り組んでいくことが期待されます。
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