10月11日、プノンペンにおいて、三上正裕駐カンボジア大使とプラック・ソコン外務国際協力大臣との間で、円借款「シェムリアップ上水道拡張事業(第二期)」(供与限度額63億3600万円)及び5件の無償資金協力(供与額計16億円)に関する交換公文の署名が行われました。
シェムリアップ市は、近年急速に人口が増加していますが、その給水率は25%程度とカンボジアの主要都市のなかで最も低い水準となっており、深刻な水不足が発生しています。また、シェムリアップは世界的に有名なアンコールワット遺跡群を有しており、現在は新型コロナの影響により観光客は減少しているものの、感染が終息した際には観光客数の増加が見込まれています。このような今後も増加し続ける水需要に対応するため、給水能力の向上が喫緊の課題となっています。今回の円借款は、シェムリアップにおける上水道設備の拡張を支援し、安全かつ安定的な上水道事業の普及を図るものです。事業の実施により、給水量が増加し、市民の生活・衛生環境が改善されるほか、観光産業を中心とした地域経済の発展に寄与することが期待されます。円借款の貸付条件は、金利は0.65%/年、償還期間は30年(10年の据置期間を含む)という大変譲許的な条件です。
無償資金協力については、コンピューター数値制御(CNC)工作機械の供与(5億円)、全球測位衛星システム測量機器の供与(2.5億円)、材料試験機器の供与(2.5億円)、職業訓練機器の供与(4億円)、地雷源調査機器の供与(2億円)の合計5件、16億円です。
今後も日本からの協力によって、カンボジアで必要とされる様々なインフラの整備が進むことが期待されます。日本が本当にカンボジアのためになる支援を引き続き行っていくことは、大きな意義のあることであり、日本とカンボジアの友好関係が深化していくことが期待されます。
(写真は、日本大使館のフェイスブックより)
外務省の発表
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press6_000936.html
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村
シェムリアップ市は、近年急速に人口が増加していますが、その給水率は25%程度とカンボジアの主要都市のなかで最も低い水準となっており、深刻な水不足が発生しています。また、シェムリアップは世界的に有名なアンコールワット遺跡群を有しており、現在は新型コロナの影響により観光客は減少しているものの、感染が終息した際には観光客数の増加が見込まれています。このような今後も増加し続ける水需要に対応するため、給水能力の向上が喫緊の課題となっています。今回の円借款は、シェムリアップにおける上水道設備の拡張を支援し、安全かつ安定的な上水道事業の普及を図るものです。事業の実施により、給水量が増加し、市民の生活・衛生環境が改善されるほか、観光産業を中心とした地域経済の発展に寄与することが期待されます。円借款の貸付条件は、金利は0.65%/年、償還期間は30年(10年の据置期間を含む)という大変譲許的な条件です。
無償資金協力については、コンピューター数値制御(CNC)工作機械の供与(5億円)、全球測位衛星システム測量機器の供与(2.5億円)、材料試験機器の供与(2.5億円)、職業訓練機器の供与(4億円)、地雷源調査機器の供与(2億円)の合計5件、16億円です。
今後も日本からの協力によって、カンボジアで必要とされる様々なインフラの整備が進むことが期待されます。日本が本当にカンボジアのためになる支援を引き続き行っていくことは、大きな意義のあることであり、日本とカンボジアの友好関係が深化していくことが期待されます。
(写真は、日本大使館のフェイスブックより)
外務省の発表
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press6_000936.html
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村