6月10日、カンボジア・オクニャ協会が正式に発足したことを記念する式典が開催されました。オクニャは、カンボジア国王から民間人に贈られる称号の最高位です。オクニャの称号は、財閥のトップ等、経済活動等に目覚ましい功績をあげた民間人に与えられるもので、現在1299人がオクニャと呼ばれているとのことです。なお、オクニャの称号を得るためには、政府に寄付金として50万ドル(約7000万円)以上を収める必要があります。
オクニャ協会の名誉会長はフン・セン首相で、会長はリー・ヨン・パット氏が選任されています。オクニャ協会の目標は、国王より贈られるオクニャの称号の至高性を維持・発展させるとともに、カンボジアの社会・経済的発展や人道的活動でカンボジア政府に協力していくこととされています。フン・セン首相も、「オクニャの称号に恥じない評価を得て、国王の信頼に応えてほしい」と述べています。
カンボジアン・ドリームを体現して、成功を収め、財閥のトップ等となったオクニャですが、商売上のいざこざや、私生活での問題が話題となることもあります。他方、与党にとっては、重要な献金者でもあります。フン・セン首相や政府関係者は、オクニャ同士の争いの調停等に頭を悩ませることも多いと言われます。選挙前にオクニャ協会を立ち上げたのは、オクニャの行動を律するとともに一般国民の怨嗟を和らげるといった狙いもあるものと見られます。オクニャ協会が、品位と名誉を重視した活動を行っていくことが期待されます。
(写真は、オクニャ協会のフェイスブックより)
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村
オクニャ協会の名誉会長はフン・セン首相で、会長はリー・ヨン・パット氏が選任されています。オクニャ協会の目標は、国王より贈られるオクニャの称号の至高性を維持・発展させるとともに、カンボジアの社会・経済的発展や人道的活動でカンボジア政府に協力していくこととされています。フン・セン首相も、「オクニャの称号に恥じない評価を得て、国王の信頼に応えてほしい」と述べています。
カンボジアン・ドリームを体現して、成功を収め、財閥のトップ等となったオクニャですが、商売上のいざこざや、私生活での問題が話題となることもあります。他方、与党にとっては、重要な献金者でもあります。フン・セン首相や政府関係者は、オクニャ同士の争いの調停等に頭を悩ませることも多いと言われます。選挙前にオクニャ協会を立ち上げたのは、オクニャの行動を律するとともに一般国民の怨嗟を和らげるといった狙いもあるものと見られます。オクニャ協会が、品位と名誉を重視した活動を行っていくことが期待されます。
(写真は、オクニャ協会のフェイスブックより)
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村