『BOSS』の第3話も、通り魔事件。しかも被害者が黒幕というパターンでしたが、主役の班長(佐々木蔵之介)とBOSS(天海祐希)の個性と、犯人の三浦理恵子と酒井若菜の性格の違いで、まったく違った話になっています。
『ハンチョウ』というタイトルなので、佐々木蔵之介の洞察力・判断力等と部下を信じ、上司の横槍にも捜査方針を曲げない班長としての魅力。さらに、苦情や嫌味に対しても穏やかな笑顔で受け止め、犯人をも包み込む人間的大きさも感じます。
その班長と行動を共にする水野刑事(黒谷友香)は、もう1人の主役です。
今回、長沢ゆかり(三浦理恵子)が罪を犯す要因となった事件の被害者の金丸美和(西尾まり)に「心の犯罪にも手錠をかけられるなら、あなたに手錠をかけたいくらいです」と、心に響く言葉を発しています。
ただ、長沢ゆかりを逮捕する際、涙を流しましたが、これは余計でした。ゆかりの心情を思いやるのは、水野刑事の優しさですが、逮捕時はそれらを押さえるべきでしょう。
そして、金丸美和に先ほどの台詞を吐けば、もっとメリハリがあったでしょう(これは視聴の立場の見方ですが)。
黒木刑事のリーク疑惑もあり、水野刑事、お疲れ様でした。
さて、長沢ゆかりは、子どもを産めない体という心に重く背負うものがあったわけですが、そのことを親友でもある先輩・美和の裏切りによって深く心をえぐられてしまいました。
その結果、仕事も恋人もあきらめることになってしまい、しかも、現在、どちらの思いも捨てないでいる。
そのうえ、今回、元同僚たちを目撃した後に、通り魔に襲われ、後日、通り魔に出会うという不運?が重なり、罪を犯してしまいました。
陰の誘因は、元婚約者の北村(前川泰之)です。
「ゆかりがやめた時、お前がしっかり追いかけていれば、こんなことにはならなかった」という言葉を、プレゼントしたいです。
ゆかりには同情する点が多いですが、好きな人や仕事はあきらめてはいけないなあと思いました。
以下は、些細な突っ込みです。私の趣味として聞き流してください。
★些細な突っ込み
①サングラスなど人相が分からないようにしていたのに、街でばったり会ったくらいで犯人と気がつくのか
②簡単に犯人の自転車が見つかる
③美和がデータを確認して、異常なしと安堵していたが、そんなものは当然バックアップしておくべきで、データの流出の有無が問題ではないのか?
『ハンチョウ』というタイトルなので、佐々木蔵之介の洞察力・判断力等と部下を信じ、上司の横槍にも捜査方針を曲げない班長としての魅力。さらに、苦情や嫌味に対しても穏やかな笑顔で受け止め、犯人をも包み込む人間的大きさも感じます。
その班長と行動を共にする水野刑事(黒谷友香)は、もう1人の主役です。
今回、長沢ゆかり(三浦理恵子)が罪を犯す要因となった事件の被害者の金丸美和(西尾まり)に「心の犯罪にも手錠をかけられるなら、あなたに手錠をかけたいくらいです」と、心に響く言葉を発しています。
ただ、長沢ゆかりを逮捕する際、涙を流しましたが、これは余計でした。ゆかりの心情を思いやるのは、水野刑事の優しさですが、逮捕時はそれらを押さえるべきでしょう。
そして、金丸美和に先ほどの台詞を吐けば、もっとメリハリがあったでしょう(これは視聴の立場の見方ですが)。
黒木刑事のリーク疑惑もあり、水野刑事、お疲れ様でした。
さて、長沢ゆかりは、子どもを産めない体という心に重く背負うものがあったわけですが、そのことを親友でもある先輩・美和の裏切りによって深く心をえぐられてしまいました。
その結果、仕事も恋人もあきらめることになってしまい、しかも、現在、どちらの思いも捨てないでいる。
そのうえ、今回、元同僚たちを目撃した後に、通り魔に襲われ、後日、通り魔に出会うという不運?が重なり、罪を犯してしまいました。
陰の誘因は、元婚約者の北村(前川泰之)です。
「ゆかりがやめた時、お前がしっかり追いかけていれば、こんなことにはならなかった」という言葉を、プレゼントしたいです。
ゆかりには同情する点が多いですが、好きな人や仕事はあきらめてはいけないなあと思いました。
以下は、些細な突っ込みです。私の趣味として聞き流してください。
★些細な突っ込み
①サングラスなど人相が分からないようにしていたのに、街でばったり会ったくらいで犯人と気がつくのか
②簡単に犯人の自転車が見つかる
③美和がデータを確認して、異常なしと安堵していたが、そんなものは当然バックアップしておくべきで、データの流出の有無が問題ではないのか?