英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『BOSS』 第7話 【訂正を追加】

2009-05-29 23:19:52 | ドラマ・映画
 正直言って、あまり面白くなかったです。

 カプセルの細工によるアリバイ工作ですが、あんな細工、薬剤師でないと無理なように思う。それも、被害者と同じカプセルを調達しないといけないし。
 塩酸ロペアミドとクリアコートが検出されたと言っても、その溶けない時間が4時間だと特定するのは難しい。それに、4時間前にあっていたからと言って、犯人と特定するのは無理がある。


 監視カメラの写真の3D解析というのも、すっきりした証拠ではありませんよね。どこまで信頼性があるのか。



 今回は、取調べ中の人物を死なせてしまうという状況に陥らせて、絵里子(天海祐希)らを窮地に追い込み、逆境でもチームがまとまって事件を解決するというストーリーを見せたかった。
 カプセルによるアリバイ工作や、強力な女性キャスター犯人高峰仁美
(富田靖子)は、そこから逆算で作られたもののような気がする。
 そのせいか、最後の絵里子と仁美のやりとりも、なんかピンと来なかった。
 例えば、「声に温度差があれば伝わる」……声の温度差って何?
 とにかく、最後のシーンも上辺だけのように感じた。

 ついでに言えば、野立(竹野内豊)の後押しがあってからしか動き出さなかった、メンバーにはガッカリだった。


くるくるさんの(『今日も何かあたらしいこと』)「BOSS」第7話 天海祐希・刑事であることが彼にばれる での

「もしかして、天海祐希さんが刑事としてテレビに出演したシーンを彼が偶然見る→
彼に刑事であることがばれてしまう、という筋書きのための回なのかも、」


 に1票!


【訂正】
「声に温度差があれば伝わる」……声の温度差って何?

「温度があれば」でした。

つまり、
「小さな声を伝えるには、大きな力(声)が必要」
という仁美に対し、
「温度があれば(熱い思いがあれば)、伝えられる」
という絵里子の反論でした。

【補足】
ニューススタジオの仁美のデスク、高くないですか?
仁美がデスクに沈んで見えます。
コメント (2)
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