食い違う目撃証言……見間違ったのか、それとも、どちらかが嘘をついているのか?
今回は、事件(謎)の構造がシンプルだったので、素直に楽しめた。
登場人物の門倉教授(遠藤憲一)は清廉潔白で格好良かったし、「あたしが、いつもあなたの左側にいるから」と言って浅尾(岡田義徳)に寄り添い「あたしがあなたの左側になるから」と見つめる桂井まどか(臼田あさ美)にじ~んとした(単純です)。
★半側空間無視
今回の浅尾の場合、左側が見えない。だから、加害者を見ていなかったと証言した。ただ、大切だと思うものは左側でも」認識できるらしい。(だから、「見えない」のではなく「認識できない」と考えた方がいいようだ)
この、「大切なものは認識できる」ことが、浅尾の症例を発覚させなかった。ただ、さすがに10年以上も「どんくさい」で見過ごされていたというのは、ちょっと不自然かも。車の運転をしていたとしたら、かなり怖い。
周囲が気づかない、特に彼女の桂井が気づかなかったのは迂闊かも(医師でもあるし)。
症状を疑うべき点はいくつもあった
・つまづきやすい
・方向音痴
・左側にいた舞子たちを無視
・沢(北村一輝)は目の前の人物を指差すのが癖だが、左寄りに指した時は放置で、右寄りに指差した時は払いのけた
・左半分のご飯を残した、杏仁豆腐は見えた(大切なものは認識できる)
半側空間無視が判明して、絶望する浅尾に、「それが君の能力だ。そういう症状を持ちながら、助手の仕事をこなしていた」と認め、励ます。かっこいいなあ。
彼女の桂井も能力者?……「人に無視される(人の視界に入らない)能力」。そう言えば、刑事にも似たような能力者がいたような……
【その他の雑多な感想】
・「私の血圧が上がらない程度の言い訳してみてください」
「あぁその、別に大したことでは…」
「140、145、…150を超えました」
いい味出しています。島田久作さん。
・チョコザイ(中居正広)が「BRAIN(脳) HALLUCINATION(幻覚)」と呟いたが、まだ何も分かっていない状況だったはず
・MRの北見(東根作寿英)が舞子(栗山千明)たちを食事(弁当)に誘うのは不自然
・血圧とコレステロールの薬や浅尾と桂井の付き合っているというフェイクは要らないように感じた。ただ、門倉教授がチョコザイがサヴァン症候群と判断した(推測程度)。後々、再登場があるかも
・「真中はどこ?」というチョコザイの言葉から、真相に近づく過程がないのは強引。ドラマの演出的には仕方がないかも。
「真中はどこ?」と必死に訴えるチョコザイ。よほど、舞子の弟の昇(玉森裕太)の証言が正しかったことを証明したかったのだろう。
【ストーリー】(番組サイトより)
昇(玉森裕太)が通う帝都医科大学のキャンパス内で、植松教授(小島康志)が階段から転落して死亡した。目撃していたのは、階段を上がっていた精神科助手の浅尾(岡田義徳)と昇だった。
知らせを受けた警視庁の沢(北村一輝)をはじめ野崎(千原せいじ)たちと舞子(栗山千明)が現場の調査にやってきた。現場の状況を確認すると、「先に階段を上がっていた浅尾の左側にいた人影が物陰に消えた」と昇は証言。校内放送で、植松が転落した時に近くにいた人を集めると、新薬説明会のため移動していた門倉教授(遠藤憲一)、精神科講師の桂井まどか(臼田あさ美)、優志製薬の北見(東根作寿英)や実習生たちが集まったが、転落の瞬間に居合わせた浅尾が姿を見せない。その後、研究室に現れた浅尾は、極度の方向音痴で集合場所にたどり着けなかったと詫びる。そして、転落の瞬間「教授は一人だった」と証言。昇と浅尾の証言は食い違っていた。
その後、現場検証を行っていた鑑識の唯(光宗薫)は、「階段の上に落ちていた植松の名札から血液反応が出た」と沢に報告。早速、DNA鑑定へと動き始めた時、病院から逃げ出したチョコザイ(中居正広)が大学に現れた。レポートのために映画を見ていた昇を訪ねた沢は、浅尾が「教授は一人だった」と証言したと話したその時、チョコザイが「BRAIN(脳) HALLUCINATION(幻覚)」呟く。昇の脳が幻覚を見たというのか!?
さらに聞き込みを進めていくと、講師のまどかと浅尾が付き合っていること、まどかの論文が教授会で植松に酷評され准教授になれなかったという証言があり、浅尾がまどかをかばっている可能性が浮上し…。
今回は、事件(謎)の構造がシンプルだったので、素直に楽しめた。
登場人物の門倉教授(遠藤憲一)は清廉潔白で格好良かったし、「あたしが、いつもあなたの左側にいるから」と言って浅尾(岡田義徳)に寄り添い「あたしがあなたの左側になるから」と見つめる桂井まどか(臼田あさ美)にじ~んとした(単純です)。
★半側空間無視
今回の浅尾の場合、左側が見えない。だから、加害者を見ていなかったと証言した。ただ、大切だと思うものは左側でも」認識できるらしい。(だから、「見えない」のではなく「認識できない」と考えた方がいいようだ)
この、「大切なものは認識できる」ことが、浅尾の症例を発覚させなかった。ただ、さすがに10年以上も「どんくさい」で見過ごされていたというのは、ちょっと不自然かも。車の運転をしていたとしたら、かなり怖い。
周囲が気づかない、特に彼女の桂井が気づかなかったのは迂闊かも(医師でもあるし)。
症状を疑うべき点はいくつもあった
・つまづきやすい
・方向音痴
・左側にいた舞子たちを無視
・沢(北村一輝)は目の前の人物を指差すのが癖だが、左寄りに指した時は放置で、右寄りに指差した時は払いのけた
・左半分のご飯を残した、杏仁豆腐は見えた(大切なものは認識できる)
半側空間無視が判明して、絶望する浅尾に、「それが君の能力だ。そういう症状を持ちながら、助手の仕事をこなしていた」と認め、励ます。かっこいいなあ。
彼女の桂井も能力者?……「人に無視される(人の視界に入らない)能力」。そう言えば、刑事にも似たような能力者がいたような……
【その他の雑多な感想】
・「私の血圧が上がらない程度の言い訳してみてください」
「あぁその、別に大したことでは…」
「140、145、…150を超えました」
いい味出しています。島田久作さん。
・チョコザイ(中居正広)が「BRAIN(脳) HALLUCINATION(幻覚)」と呟いたが、まだ何も分かっていない状況だったはず
・MRの北見(東根作寿英)が舞子(栗山千明)たちを食事(弁当)に誘うのは不自然
・血圧とコレステロールの薬や浅尾と桂井の付き合っているというフェイクは要らないように感じた。ただ、門倉教授がチョコザイがサヴァン症候群と判断した(推測程度)。後々、再登場があるかも
・「真中はどこ?」というチョコザイの言葉から、真相に近づく過程がないのは強引。ドラマの演出的には仕方がないかも。
「真中はどこ?」と必死に訴えるチョコザイ。よほど、舞子の弟の昇(玉森裕太)の証言が正しかったことを証明したかったのだろう。
【ストーリー】(番組サイトより)
昇(玉森裕太)が通う帝都医科大学のキャンパス内で、植松教授(小島康志)が階段から転落して死亡した。目撃していたのは、階段を上がっていた精神科助手の浅尾(岡田義徳)と昇だった。
知らせを受けた警視庁の沢(北村一輝)をはじめ野崎(千原せいじ)たちと舞子(栗山千明)が現場の調査にやってきた。現場の状況を確認すると、「先に階段を上がっていた浅尾の左側にいた人影が物陰に消えた」と昇は証言。校内放送で、植松が転落した時に近くにいた人を集めると、新薬説明会のため移動していた門倉教授(遠藤憲一)、精神科講師の桂井まどか(臼田あさ美)、優志製薬の北見(東根作寿英)や実習生たちが集まったが、転落の瞬間に居合わせた浅尾が姿を見せない。その後、研究室に現れた浅尾は、極度の方向音痴で集合場所にたどり着けなかったと詫びる。そして、転落の瞬間「教授は一人だった」と証言。昇と浅尾の証言は食い違っていた。
その後、現場検証を行っていた鑑識の唯(光宗薫)は、「階段の上に落ちていた植松の名札から血液反応が出た」と沢に報告。早速、DNA鑑定へと動き始めた時、病院から逃げ出したチョコザイ(中居正広)が大学に現れた。レポートのために映画を見ていた昇を訪ねた沢は、浅尾が「教授は一人だった」と証言したと話したその時、チョコザイが「BRAIN(脳) HALLUCINATION(幻覚)」呟く。昇の脳が幻覚を見たというのか!?
さらに聞き込みを進めていくと、講師のまどかと浅尾が付き合っていること、まどかの論文が教授会で植松に酷評され准教授になれなかったという証言があり、浅尾がまどかをかばっている可能性が浮上し…。