英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『ATARU』 第6話

2012-05-22 18:56:56 | ドラマ・映画
【記事タイトルを入れずにトラックバックを送ってしまい、申し訳ありませんでした】
 今回は「絶対音感を持つ人の苦痛」が気になってしまった。
 事件は、チョコザイ(中居正広)のヒントを基に、沢(北村一輝)が事件を解明したような気がする。
 絶対音感についていろいろ悩んでしまったので、事件の解明の段取りは覚えていないんです。そちらの方に気を取られて、「絶対音感を持つ水瀬咲絵(寺島咲)の苦しみが殺意にというパターン」かと思わせておいて、実は隣人の東(石田卓也)かなと思ったが、違った。
 真犯人は第一発見者の大家・石嶺(花王おさむ)だったとは!発見時の現場の説明が妙なところだけ鮮明だったので、引っかかりはあったが、制作側のトラップ(ミスリード)に引っかかってしまったようで、少し悔しい。
 証言の矛盾を突っ込む様は、コナンのようで、面白かった。

 ミスリードに載せられてしまった八つ当たりで、絶対音感が原因で本当に苦しんでいる人には申し訳ありませんが、咲江には≪絶対音感を持つ者の苦しみは、凡人には分からないのよ≫といった「自分は特別」という意識を感じた。
 ≪学校のピアノの調律のズレ、同級生の下手な歌が気持ち悪い≫
 ≪こんな能力、何の役にも立たない。ただの障がいだ≫
 ≪人にはただの雑音でも、私には全部意味のある音になる。意味分かんないですよね≫
 ≪踏切の音は全部同じに聞こえるかもしれないけど、ほんとはひとつひとつ違う。すべてが少しずつずれている≫
 ≪実の親だって、私の苦しみを分かってくれなかった≫
 ≪あなた(チョコザイ)にはきっとわかってくれる人がいるのよね。私みたいに特殊じゃないから≫

 相当苦しいんでしょうね。
 う~ん、そこまで辛いものなのか……ええと、不協和音は誰でも不快。音に敏感なせいで、その不快感が増幅されるのか?(最悪の組み合わせの不協和音はあるみたいだが)
 でも、それだけではないような感じだ。単なる騒音でも苦しいみたいだし。
 「全部の音が意味のある音に聞こえる」というのは鬱陶しいかもしれないが、苦痛とまではいかないように思える。でも、四六時中だったら辛いかも。
 それに、踏切の音がそれぞれ違うのは普通の人にも分かる。それがどれくらいか(何ヘルツか)はよく分からないけれど。
 咲江の場合、「レ」の音ならぴったり「レ」の音でないと気持ちが悪いのではないだろうか。だとしたら、世の中にはズレた音や中途半端な音ばかりだから、それは苦しいだろう。


 しかし、いくら絶対音感を持っていて何ヘルツかわかっても、そのヘルツを再現する能力、つまり正確に歌う能力は別だと思う。「同級生の歌声が気持ち悪い」というのは事実でも、「下手」というのはどうかと思う。
 確かに、凡人にはその音が何ヘルツか、何の音階なのかは分からないが、お手本の音を模倣して歌うことはできるのだ。彼女にとって、普通のプロの歌も聞くのは辛いのかな?
 街に出る時はヘッドホーンでクラッシックを聴くとか、仕事なら、それこそピアノの調律師になればいいと思うんだけど。音が聞こえるのは、すごくいいことだと思うのだけど。世の中には、音を失くした人もいるんだよ。

 沢に、「うるさい!二度と私に近づかないで」って……


【その他の感想、突っ込み】
・「また捨てヤマ、掘り返しやがった」って、野崎刑事(千原せいじ)のその捜査姿勢も問題だが、事件の本質を見抜けない刑事としての資質も非常に疑問だ。刑事、辞めた方がいいと思う。
今どき、レコード!……


【ストーリー】(番組サイトより)
 チョコザイ(中居正広)の身元引受人となった沢(北村一輝)が、同居のため舞子(栗山千明)の父が所有するアパートに引っ越してきた。舞子は保護主任者としてチョコザイの検査のために送り迎えをすることになった。
 夜勤明けで朝から酔っている犬飼(中村靖日)は沢を呼び出し、先日から気がかりだった違法電波がアメリカ大使館からのもので、公安の外事が揉み消しに動いていると告げる。嫌な予感がした沢は、「そのことは忘れろ」と忠告するが、納得のいかない犬飼は一人でも調べると言い張る。
 そんな時、沢に事件の連絡が入った。長岡満(布施紀行)という青年が自宅アパートで手首を切りバスタブの水に手を入れた状態で亡くなっていたのが発見されたという。大家の石嶺(花王おさむ)の通報で駆け付けた警察が家宅捜査や鑑識を行った結果、後頭部に腫れはあるものの自殺の可能性が高いと判断された。
 同じ頃、検査のためチョコザイと舞子がタクシーにて移動していると、横断歩道の途中で、苦しそうにしゃがみ込む女性・水瀬咲絵(寺島咲)に遭遇。慌てて舞子が駆け寄ると、咲絵は鞄から電子チューナーを取り出し、自分の耳に当て何かを聞き始めた。その時、チョコザイが「440ヘルツ、Aです」と呟く。舞子には何の事だか見当がつかなかったが、咲絵はチョコザイの一言に驚きを隠せない様子。事情を聴くと、咲絵には絶対音感があり周波数までわかってしまうため、睡眠時以外は不協和音で体調を壊してしまうという。
 舞子がチョコザイをともなって咲絵を自宅アパートまで送っていくと、沢たちが捜査をしていた。亡くなった長岡の部屋の左隣が咲絵の部屋だったのだ。長岡の右隣に住む東(石田卓也)に事情を聴き捜査を進めるが、事件性がないことから自殺だと断定。納得のいかない舞子は、科捜研の渥見 (田中哲司)を訪ね、長岡の部屋の中に残っていた正体不明の指紋を見つけたと聞き…。
コメント (8)
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