今回の課題は「ダンスミュージック」(セクシーさ、色気、フェロモン)
裏のテーマは、代役の悲哀、センターポジション争い(2番は嫌)
たとえ誰がいなくても、自分がスターだって信じればどこだってステージになる。
自分にとっては自分が一番手、誰の代役でもない。
まずは、自分を信じなきゃあ、誰一人、魅了するなんてできない。
今回の主役は桜井玲奈(片瀬那奈)、助演が澪(天海祐希)
抜群のプロポーションとダンスで今回のステージはセンターポジションかと思いきや、思わぬ伏兵のまひる(大島優子)にポジションを奪われてしまう。
忠子(石田ゆり子)の夫の浮気相手でもあり、恋愛の面でも2番手。ところが、当の哲郎(小泉孝太郎)は玲奈に恋愛感情は持っていないらしく、2番目(愛人)ですらないと悟る。
自暴自棄の玲奈は、今回のステージの主催大学へシャンソンズの中傷行為&ステージ衣装を切り裂いた。……お約束のイベントですな。いいですねえ。やはり、これがないと、舞台ドラマではない。ステージ衣装がズタズタ……大映ドラマの匂い、いや、香りが…。
玲奈が大映ドラマに走ったのは、単にまひるへの嫉妬からではなく、哲郎への宙ぶらりんの想いからというのがよかった。いい大人が、主役を取られただけで、そういう行為をするのは、ドラマが浅くなってしまう。
それに、初回から玲奈の哲郎への想いが空回りしている描写があったので、「取って付けた感」もなかった。
さて、「代役」、「くすぶり続けた」という思いは、澪の方が大きい。だから、玲奈の気持ちは痛いほど分かる。いつもより優しい気がした。慰めの言葉より、放っておくほうがいいというのも実感しているのだろう。
「自分にとっては自分が一番手、誰の代役でもない」の台詞は、玲奈へと同時に、自分へのエールでもあった。というか、毎回、澪にとっては、こういう自分への言葉を発している。ぱあっと成功して落ちぶれたのならともかく、代役一度きりで鳴かず飛ばずという設定は、見ている側としてもチクチク胸が痛むなあ。
来週は、そんな澪の過去も暴露される。
でも、学生ではなく、いい大人なんだし、今までの澪のコーチぶりを見ていると、たとえ実績を詐称していても、受け入れるのが自然のような気もする。
★その他の雑多な感想
・センターポジション争い、大島優子というと、Aなんとか48とか……
・哲郎に、玲奈が熱を上げるほどの魅力を感じない(玲奈が平凡な女性ならともかく)
・市長にも音楽に関する悲しい思い出があるらしい
・トライアスロンにトライする桜(濱田マリ)の心意気は応援したいが、ドラマ的に意味はあるのか?濱田マリのスケジュールの都合?
・まひると玲奈のダンスに、魅力の絶対値の差はないというか……まひるのダンスに魅力を感じないのは、私がおじさんのせい?
【登場人物】
ブロードウェイを目指したが、花開かなかった倉坂澪(天海祐希)
音楽堂を取り壊して県内最大のゴミ処理場を建設を計画する市長・井坂清忠(岸部一徳)
澪の高校時代の恩師で、市民センターの館長である森香奈絵(久野綾希子)
シャンソンズ復活を目指す学級委員タイプの井坂忠子(石田ゆり子)
妻より市長の義父が大事そうな夫・哲郎(小泉孝太郎)
4人の子持ち主婦・馬場みぞれ(大島蓉子)
パチンコに入り浸っているお調子者の専業主婦・皆川玉子(菊地美香)
引っ込み思案で就活も53連敗中の大学生・野々村まひる(大島優子)
美貌の市役所受付嬢・桜井玲奈(片瀬那奈)
キャバクラで働く元レディースのシングルマザー・羽田南(福原美穂)
閉鎖寸前の工場で働いているフェミニンな男性・高垣忍(千葉雄大)
忍の同僚の乾一希(玉山鉄二)…天海さんと共演が多いなあ
裏のテーマは、代役の悲哀、センターポジション争い(2番は嫌)
たとえ誰がいなくても、自分がスターだって信じればどこだってステージになる。
自分にとっては自分が一番手、誰の代役でもない。
まずは、自分を信じなきゃあ、誰一人、魅了するなんてできない。
今回の主役は桜井玲奈(片瀬那奈)、助演が澪(天海祐希)
抜群のプロポーションとダンスで今回のステージはセンターポジションかと思いきや、思わぬ伏兵のまひる(大島優子)にポジションを奪われてしまう。
忠子(石田ゆり子)の夫の浮気相手でもあり、恋愛の面でも2番手。ところが、当の哲郎(小泉孝太郎)は玲奈に恋愛感情は持っていないらしく、2番目(愛人)ですらないと悟る。
自暴自棄の玲奈は、今回のステージの主催大学へシャンソンズの中傷行為&ステージ衣装を切り裂いた。……お約束のイベントですな。いいですねえ。やはり、これがないと、舞台ドラマではない。ステージ衣装がズタズタ……大映ドラマの
玲奈が大映ドラマに走ったのは、単にまひるへの嫉妬からではなく、哲郎への宙ぶらりんの想いからというのがよかった。いい大人が、主役を取られただけで、そういう行為をするのは、ドラマが浅くなってしまう。
それに、初回から玲奈の哲郎への想いが空回りしている描写があったので、「取って付けた感」もなかった。
さて、「代役」、「くすぶり続けた」という思いは、澪の方が大きい。だから、玲奈の気持ちは痛いほど分かる。いつもより優しい気がした。慰めの言葉より、放っておくほうがいいというのも実感しているのだろう。
「自分にとっては自分が一番手、誰の代役でもない」の台詞は、玲奈へと同時に、自分へのエールでもあった。というか、毎回、澪にとっては、こういう自分への言葉を発している。ぱあっと成功して落ちぶれたのならともかく、代役一度きりで鳴かず飛ばずという設定は、見ている側としてもチクチク胸が痛むなあ。
来週は、そんな澪の過去も暴露される。
でも、学生ではなく、いい大人なんだし、今までの澪のコーチぶりを見ていると、たとえ実績を詐称していても、受け入れるのが自然のような気もする。
★その他の雑多な感想
・センターポジション争い、大島優子というと、Aなんとか48とか……
・哲郎に、玲奈が熱を上げるほどの魅力を感じない(玲奈が平凡な女性ならともかく)
・市長にも音楽に関する悲しい思い出があるらしい
・トライアスロンにトライする桜(濱田マリ)の心意気は応援したいが、ドラマ的に意味はあるのか?濱田マリのスケジュールの都合?
・まひると玲奈のダンスに、魅力の絶対値の差はないというか……まひるのダンスに魅力を感じないのは、私がおじさんのせい?
【登場人物】
ブロードウェイを目指したが、花開かなかった倉坂澪(天海祐希)
音楽堂を取り壊して県内最大のゴミ処理場を建設を計画する市長・井坂清忠(岸部一徳)
澪の高校時代の恩師で、市民センターの館長である森香奈絵(久野綾希子)
シャンソンズ復活を目指す学級委員タイプの井坂忠子(石田ゆり子)
妻より市長の義父が大事そうな夫・哲郎(小泉孝太郎)
4人の子持ち主婦・馬場みぞれ(大島蓉子)
パチンコに入り浸っているお調子者の専業主婦・皆川玉子(菊地美香)
引っ込み思案で就活も53連敗中の大学生・野々村まひる(大島優子)
美貌の市役所受付嬢・桜井玲奈(片瀬那奈)
キャバクラで働く元レディースのシングルマザー・羽田南(福原美穂)
閉鎖寸前の工場で働いているフェミニンな男性・高垣忍(千葉雄大)
忍の同僚の乾一希(玉山鉄二)…天海さんと共演が多いなあ