それぞれの決断
Ⅰ.職隆、光
官兵衛(息子/夫)か松寿丸(息子/孫)かの選択に迫られ、一族の存続のため松寿丸を選択
Ⅱ.黒田(小寺)家臣団
……黒田家(本家)か小寺家(分家)かで、元よりの主君・小寺家を選択
Ⅲ.又兵衛
……黒田家(感情)か小寺家(義理)かで、一族(伯父)の意向には逆らえず、小寺家を選択
Ⅳ.右近
……村重(恩義)かキリスト教(宗教)かで、どちらも選べず、死を選択するが、信長に丸め込まれ(脅され)、信徒の命を選択し信長につく
職隆たちの決断よりも、究極の選択だった。
職隆は「黒田家存続」という拠り所があるが、右近は自分の意思だけで決めなければならない。
Ⅴ.だし
……村重(邪道)か官兵衛(正道)かで、自分の信念に基づき官兵衛を助けようとする
今話の村重とだしとのやり取りでは、「織田軍が恐ろしい」「官兵衛を呼んだ責任」と話していたが、表情からは、夫に蛇の道を歩ませたくないように感じる。
信長、本領発揮?
Ⅰ.松寿丸の処遇を先送り
半兵衛の「これ以上、謀反の火種を増やすのは得策ではない」に同意し、「人質の始末など後で良い。まずは村重じゃ」は、尤もな判断。
Ⅱ.宣教師を脅迫
右近を調略するため、宣教師を脅す。血のようなワインをドクドクと杯から溢れださせるシーンはなかなか良かった。
Ⅲ.右近を落とす
死を覚悟した右近を、「わしはお前をゼウスに渡しはせぬ」と斬りつけ(寸止め)、「これまでの右近は死んだぁ!生まれ変わってわしに仕えよ。お前の決断ひとつで、多くのキリシタンが救われるのだ」
一休さんの“とんち”みたいな裁き。
≪ゼウスに渡さぬ≫、≪これまでの右近は死んだ≫、≪生まれ変わって≫と右近のしがらみを断ったような言を言っておいて、キリシタンの命で脅迫する……矛盾していない?
Ⅳ.あの中川清秀を許して、情報を聞き出す
「官兵衛が生きている」ことを知る。
今話の、むかつく者ども
1.政職の腰ぎんちゃくコンビ
村重よりの「官兵衛、死亡」の報を聞き
「邪魔者は消えました」
「あとは毛利の援軍を待つまで」
あんたも消えろ
2.牢番
上下(主従)関係がはっきりすると、人間はこうも驕慢になるものか
後に、官兵衛に報復され、溜飲が下がる。
3.中川清秀
あれだけ村重に信長を裏切るよう仕向けておいて、右近が信長に付いたと知るや、すぐさま信長に寝返る。
今後、彼を「ブリブリ左衛門」と呼ぼう。
「強きに付くが乱世の習い」と臆面もなく言い切ったが、信長はその言葉を「裏切りは世の習いか?」と言葉を変えて確認。
★今週の突っ込み
①なぜそちらに逃げる?
脱出を試みた官兵衛だが、村重に露見。斬りつける村重の切っ先を、SPのようにヒラリヒラリとかわす岡田君。
おお、逃げられると思った瞬間、逆方向に逃げ、結局御用。なぜ?そっちに逃げた?
②皆、戦装束だが……
もう、何話もずっと戦が始まらない。なぜ?
足利義明のサッカーは見逃すとしても。
【ストーリー】番組サイトより
官兵衛は村重によって有岡城に幽閉される。帰らぬ官兵衛に、さまざまな憶測が飛び交い、光や職隆が留守を預かる黒田家は激しく動揺する。そして善助ら家臣団は官兵衛の無事を信じ、有岡へ向かう。
一方、信長は村重一派の切り崩しを画策。敬けんなキリシタンである右近に対し、「村重と縁を切らねば、信徒の命は保証できぬ」と脅す。両陣営の綱引きが続くなか、官兵衛は村重の妻・だしの手引きで牢からの脱出を試みるが、村重に見つかってしまう。
Ⅰ.職隆、光
官兵衛(息子/夫)か松寿丸(息子/孫)かの選択に迫られ、一族の存続のため松寿丸を選択
Ⅱ.黒田(小寺)家臣団
……黒田家(本家)か小寺家(分家)かで、元よりの主君・小寺家を選択
Ⅲ.又兵衛
……黒田家(感情)か小寺家(義理)かで、一族(伯父)の意向には逆らえず、小寺家を選択
Ⅳ.右近
……村重(恩義)かキリスト教(宗教)かで、どちらも選べず、死を選択するが、信長に丸め込まれ(脅され)、信徒の命を選択し信長につく
職隆たちの決断よりも、究極の選択だった。
職隆は「黒田家存続」という拠り所があるが、右近は自分の意思だけで決めなければならない。
Ⅴ.だし
……村重(邪道)か官兵衛(正道)かで、自分の信念に基づき官兵衛を助けようとする
今話の村重とだしとのやり取りでは、「織田軍が恐ろしい」「官兵衛を呼んだ責任」と話していたが、表情からは、夫に蛇の道を歩ませたくないように感じる。
信長、本領発揮?
Ⅰ.松寿丸の処遇を先送り
半兵衛の「これ以上、謀反の火種を増やすのは得策ではない」に同意し、「人質の始末など後で良い。まずは村重じゃ」は、尤もな判断。
Ⅱ.宣教師を脅迫
右近を調略するため、宣教師を脅す。血のようなワインをドクドクと杯から溢れださせるシーンはなかなか良かった。
Ⅲ.右近を落とす
死を覚悟した右近を、「わしはお前をゼウスに渡しはせぬ」と斬りつけ(寸止め)、「これまでの右近は死んだぁ!生まれ変わってわしに仕えよ。お前の決断ひとつで、多くのキリシタンが救われるのだ」
一休さんの“とんち”みたいな裁き。
≪ゼウスに渡さぬ≫、≪これまでの右近は死んだ≫、≪生まれ変わって≫と右近のしがらみを断ったような言を言っておいて、キリシタンの命で脅迫する……矛盾していない?
Ⅳ.あの中川清秀を許して、情報を聞き出す
「官兵衛が生きている」ことを知る。
今話の、むかつく者ども
1.政職の腰ぎんちゃくコンビ
村重よりの「官兵衛、死亡」の報を聞き
「邪魔者は消えました」
「あとは毛利の援軍を待つまで」
あんたも消えろ
2.牢番
上下(主従)関係がはっきりすると、人間はこうも驕慢になるものか
後に、官兵衛に報復され、溜飲が下がる。
3.中川清秀
あれだけ村重に信長を裏切るよう仕向けておいて、右近が信長に付いたと知るや、すぐさま信長に寝返る。
今後、彼を「ブリブリ左衛門」と呼ぼう。
「強きに付くが乱世の習い」と臆面もなく言い切ったが、信長はその言葉を「裏切りは世の習いか?」と言葉を変えて確認。
★今週の突っ込み
①なぜそちらに逃げる?
脱出を試みた官兵衛だが、村重に露見。斬りつける村重の切っ先を、SPのようにヒラリヒラリとかわす岡田君。
おお、逃げられると思った瞬間、逆方向に逃げ、結局御用。なぜ?そっちに逃げた?
②皆、戦装束だが……
もう、何話もずっと戦が始まらない。なぜ?
足利義明のサッカーは見逃すとしても。
【ストーリー】番組サイトより
官兵衛は村重によって有岡城に幽閉される。帰らぬ官兵衛に、さまざまな憶測が飛び交い、光や職隆が留守を預かる黒田家は激しく動揺する。そして善助ら家臣団は官兵衛の無事を信じ、有岡へ向かう。
一方、信長は村重一派の切り崩しを画策。敬けんなキリシタンである右近に対し、「村重と縁を切らねば、信徒の命は保証できぬ」と脅す。両陣営の綱引きが続くなか、官兵衛は村重の妻・だしの手引きで牢からの脱出を試みるが、村重に見つかってしまう。
どっちを先に切り崩すのかと
思っていましたが、やはり右近でした。
しかも、事前に『ドクドク杯・宣教師』セット
と共に・・・・・。
一方中川清秀の方には、いっさい
そんな事前工作をしていません。
ちゅうことは、右近の方が
信長にとっては大切・・・・??
心を攻めるを上とす。三国志の馬謖の名言ですな。
うんうん。
それにしても、
>今話の、むかつく者ども
1.政職の腰ぎんちゃくコンビ
ほんま、むかつきました。
ここを読んでさらに(笑)
あいつら、追従してる間あったら、
秀吉の三木城包囲陣を後方撹乱
するなり、黒田家の姫路城を攻めるなり
なんなり方策をたてんかいな。(笑)
な~んて思わなくもなかったのですが、
それくらいの器量があるとしたら、
そもそも、毛利につきそうな小寺の殿を
命に代えても諌めたでしょうから、、
あんなもんなんでしょうと
納得するのでした。(笑)
☆牢
先週の牢がそこそこきれいな?牢で、
なんで、あの土牢でなかったのかが、
よくわからなかったのですが、
脱出劇の伏線でしたか・・・・。
読めんかったです。(笑)
>松寿丸
さりげなく中国の兵法書『三略』を読まされていた
模様。
勉強嫌いとは言うが、なかなかどうして・・・・
(笑)
>今後、彼を「ブリブリ左衛門」と呼ぼう。
いい。面白い!!(笑)
それにしても、今週は『究極の選択シリーズ』で
見ていて飽きなかったです。
ではではっ。
>ちゅうことは、右近の方が信長にとっては大切・・・・??
史実はともかく、このドラマでの二人の描かれ方ですと、そうなりますね。
それと、腰ぎんちゃくのふたりは「邪魔者」でしかないですね。
>さりげなく中国の兵法書『三略』を読まされていた
模様
『軍師官兵衛』なので当然かもしれませんが、これまでも感じましたが、無理やり挿入の感があります。
>今週は『究極の選択シリーズ』で、見ていて飽きなかったです。
ここ数年の大河ドラマ的な演出でした。