「梶原景時の変」……視聴して…ぐったりしてしまった。
13人の宿老会議……頼家への訴訟取り次ぎ選定会議(私が適当に名付けたので、正式名称ではありません)
義時と景時が頼家の負担を軽減するため考案したが、北条と比企の権力争いに巻き込まれ、5人衆が13人に膨れ上がったメンバー(前話参照)、私欲と私情を先行させるために、まとまらないことこの上ない
そんな状況に、頼家の宿老たちへの不信感がますます高まる。
そんな中、2つの事件が……
①結城朝光、謹慎
景時は、実衣の琵琶の師匠・結城朝光が頼朝を懐かしんだ言葉や「忠臣は二君に仕えず」(曲解すれば頼家否定に繋がる)を《謀反あり》と謹慎させる
②頼家「安達盛長・景盛を斬首」の命を下す
景盛の妻・ゆうを我が物にしようと、夫婦の離縁を命じたが、これを拒否。頼家が激怒。
景時、政子、義時の必死の諫言で斬首は思いとどまった頼家だが、思い通りにならない頼家は怒りが収まらず、爆発寸前。
このままではまずいと判断した景時は、結城朝光の斬首を提議。謀反に対し厳しい処分を下すことで、《頼家の忠義を示す》《見せしめ処分で、御家人たちの反感を恐怖で抑え込む》のが狙い。
しかし、これに御家人たちの不満が爆発、朝光と懇意の実衣の願いが発端となった連判状に66人の名前が連なることとなった。
連判状に纏わる人間模様
・りく…「四郎様(義政)の名は御家人の重しになります。一番最後にデンと」→連名の署名が出そろった時に、時政の名前の部分を切り取る。頼家と景時が結託した場合を考慮しての用心だった。
・比企能員…時政の名が最後にあるのを訝しがったが、「比企殿に先頭を譲ったのです」という説明に気分よく署名。
・畠山重忠…「お前は裏で動くには見栄えが良すぎる」という義村の言葉に、「やはり見栄えが…」と真顔で納得。
・和田義盛…景時嫌いで、嬉々として署名集め。「裏で動く」と言っていた割には、義村も同行。
・千葉常胤…戦の匂いに、心を躍らせる
・土肥実平…連判状騒ぎに「どうしてまた、身内同士でいがみ合わねばならぬのかっ!」と一喝。正論だが、宿老に誘ってもらえなかったことへの、腹いせにも思える?
・大江広元…景時を不憫に思い、穏便に済ませられないか苦悩する
・三浦義村…実衣発端の連判状と思われたが、謹慎処分を受けた朝光に実衣に相談するよう依頼していた!
梶原景時……退場
御家人も頼家も操れると思ったが、どちらにも背を向かれてしまった。(連判状の訴状により、謹慎処分)
景時は過信だったとしたが、
《本人が思う以上に皆から嫌われていた》
《頼家が、思う以上にゲスで短気だった》のが誤算だった
後鳥羽上皇からの誘いの文を見せ「鎌倉に居ても先が見えた」と
義時は「居てもらわねば困る」と引き止める……
が……頼家に呼びつけられ、「上皇に誘われたことを、なぜ黙っていた。二君に仕える気持ちがあるからであろう」と流罪を言い渡される。
景時はこれを受け入れず、一幡(頼家と側室・せつの息子)を人質に取って京に向かおうとする。
事態を知った義時が景時と対峙、説得するが……景時は上皇の誘いの件を頼家に知らせた義時を信用できない
景時「ひけらかすものではないな」
・上皇の文をもらった時点では、京に行くつもりはなかったと感じさせる言い回し
・鎌倉では皆に拒絶されたが、《自分を買ってくれる者はいる》ということを義時に誇りたかった。自分の価値を示すことで、義時に今後の復帰の道を作って欲しかった
義時「誰にも見せず、破り捨てるべきでした」
・景時が京に行けば、頼家は景時を許さず、鎌倉と京の戦が起こる
・景時に京に行く気がなくても、その可能性をつぶした方が良い。それには、早く“上皇からの誘い”の件を発覚させて、景時を身動きできないようにする
景時「刀は、斬り手によって、名刀にもなまくらにもなる。なまくらで終わりたくはなかった」
(このセリフについては後述)
景時「これより、流罪先の外ヶ浜へ参る」
しかし、景時は西(京)へ向かうつもり。追討を受け、武士らしく戦で散りたかった。
その気持ちを義時は汲み、頼時に「すぐに兵を整えよ」と命じる
“13人衆”、早くも11人に!
・政子の次女・三幡が闘病の末、帰らぬ人に。三幡の乳母夫だった文官・中原親能は出家し、鎌倉を離れた(親能は朝廷との連絡・調整役に尽力していた)
・梶原景時の変……景時、死去
頼家、予想以上にゲス過ぎる!
・好き合っていれば、人の道を外れても良い
・狩り(武士にとって大切な軍事訓練らしい)に行ってばかりで、病床の肉親(今回は三幡)を放ったらかし
以前の巻狩りの不甲斐なさ(第23話)がトラウマになっている?
【疑問点】
・景時が京に誘われていることを、なぜ義時は頼家に知らせたのか?
《朝廷(京)との戦を避けたい》という理由は間違いないが、頼家に知らせれば、景時は只では済まなくなるのは必至。
景時の有能さ、冷静な判断力を一番理解しているのは義時で、頼家の愚かさ、身勝手なものが多い御家人などを考えると、景時を失うのは大きな損失。
なので、他者(京からの使者など)から勧誘の件が頼家に知らされる前に、景時自ら頼家に伝え、義時ともども、「景時が二君に仕える気持ちはない」と訴えればよかった。
・《「名刀の主」……刀は斬り手によって、“名刀”にも“なまくら”にもなる》の解釈
景時は“なまくら”で終わることを良しとせず、京に向かった(蟄居せず戦をして武士として散りたい)
景時の気持ちや行動の意味は理解できるが、「名刀の主」という言葉とはズレている
「刀は斬り手によって、“名刀”にも“なまくら”にもなる」を踏まえるなら、名刀でありたいと思う景時は“刀”であり、その刀の主は景時の主君(=頼家)ということになる。
《頼家(愚君)に仕えていては“なまくら”になってしまうので、名君(この場合は後鳥羽上皇?)のもとへ行きたい》……景時は後鳥羽上皇と面識がないので、ピンとこない。頼家があまりにも愚かなので、嫌気がさしたのか?
・源氏は飾りか?
景時「小四郎殿、そなたは上総広常の前で、こう申した。我らは坂東武者のために立ち上がったのだと。源氏は飾りに過ぎぬと。忘れてはおらぬな」
上総広常の粛清以後、この義時の志は置き去りにしてきたが、義時はその志を心に秘め続けてきたのだろうか?
だとすると、頼朝の死を契機に、政治の場から退こうとした行為は、矛盾している
第1話「大いなる小競り合い」
第2話「佐殿の腹」
第3話「挙兵は慎重に」
第4話「矢のゆくえ」
第5話「兄との約束」
第6話「悪い知らせ」
第7話「敵か、あるいは」
第8話「いざ、鎌倉」
第9話「決戦前夜」
第10話「根拠なき自信」
第11話「許されざる嘘」
第12話「亀の前事件」
第13話「幼なじみの絆」
第14話「都の義仲」
第15話「足固めの儀式」
第16話「伝説の幕開け」
第17話「助命と宿命」
第18話「壇ノ浦で舞った男」
第19話「果たせぬ凱旋」
第20話「帰ってきた義経」
第21話「仏の眼差し」
第22話「義時の生きる道」
第23話「狩りと獲物」
第24話「変わらぬ人」
第25話「天が望んだ男」
第26話「悲しむ前に」
第27話「鎌倉殿と十三人」
【ストーリー】番組サイトより
北条時政(坂東彌十郎)と比企能員(佐藤二朗)との争いにより、義時(小栗旬)と梶原景時(中村獅童)の構想から大きく逸脱し、13人まで膨れ上がった訴訟の取り次ぎを行う宿老たち。鎌倉殿となり気負う源頼家(金子大地)はこれを自身の力を侮っている結果だと捉えて憤慨し、北条時連(瀬戸康史)・頼時(坂口健太郎)ら若い御家人をそばに置いてけん制する。そんな中、13人の宿老たちが集まり常陸の御家人の土地争いについて評議を……
脚本:三谷幸喜
13人の宿老会議……頼家への訴訟取り次ぎ選定会議(私が適当に名付けたので、正式名称ではありません)
義時と景時が頼家の負担を軽減するため考案したが、北条と比企の権力争いに巻き込まれ、5人衆が13人に膨れ上がったメンバー(前話参照)、私欲と私情を先行させるために、まとまらないことこの上ない
そんな状況に、頼家の宿老たちへの不信感がますます高まる。
そんな中、2つの事件が……
①結城朝光、謹慎
景時は、実衣の琵琶の師匠・結城朝光が頼朝を懐かしんだ言葉や「忠臣は二君に仕えず」(曲解すれば頼家否定に繋がる)を《謀反あり》と謹慎させる
②頼家「安達盛長・景盛を斬首」の命を下す
景盛の妻・ゆうを我が物にしようと、夫婦の離縁を命じたが、これを拒否。頼家が激怒。
景時、政子、義時の必死の諫言で斬首は思いとどまった頼家だが、思い通りにならない頼家は怒りが収まらず、爆発寸前。
このままではまずいと判断した景時は、結城朝光の斬首を提議。謀反に対し厳しい処分を下すことで、《頼家の忠義を示す》《見せしめ処分で、御家人たちの反感を恐怖で抑え込む》のが狙い。
しかし、これに御家人たちの不満が爆発、朝光と懇意の実衣の願いが発端となった連判状に66人の名前が連なることとなった。
連判状に纏わる人間模様
・りく…「四郎様(義政)の名は御家人の重しになります。一番最後にデンと」→連名の署名が出そろった時に、時政の名前の部分を切り取る。頼家と景時が結託した場合を考慮しての用心だった。
・比企能員…時政の名が最後にあるのを訝しがったが、「比企殿に先頭を譲ったのです」という説明に気分よく署名。
・畠山重忠…「お前は裏で動くには見栄えが良すぎる」という義村の言葉に、「やはり見栄えが…」と真顔で納得。
・和田義盛…景時嫌いで、嬉々として署名集め。「裏で動く」と言っていた割には、義村も同行。
・千葉常胤…戦の匂いに、心を躍らせる
・土肥実平…連判状騒ぎに「どうしてまた、身内同士でいがみ合わねばならぬのかっ!」と一喝。正論だが、宿老に誘ってもらえなかったことへの、腹いせにも思える?
・大江広元…景時を不憫に思い、穏便に済ませられないか苦悩する
・三浦義村…実衣発端の連判状と思われたが、謹慎処分を受けた朝光に実衣に相談するよう依頼していた!
梶原景時……退場
御家人も頼家も操れると思ったが、どちらにも背を向かれてしまった。(連判状の訴状により、謹慎処分)
景時は過信だったとしたが、
《本人が思う以上に皆から嫌われていた》
《頼家が、思う以上にゲスで短気だった》のが誤算だった
後鳥羽上皇からの誘いの文を見せ「鎌倉に居ても先が見えた」と
義時は「居てもらわねば困る」と引き止める……
が……頼家に呼びつけられ、「上皇に誘われたことを、なぜ黙っていた。二君に仕える気持ちがあるからであろう」と流罪を言い渡される。
景時はこれを受け入れず、一幡(頼家と側室・せつの息子)を人質に取って京に向かおうとする。
事態を知った義時が景時と対峙、説得するが……景時は上皇の誘いの件を頼家に知らせた義時を信用できない
景時「ひけらかすものではないな」
・上皇の文をもらった時点では、京に行くつもりはなかったと感じさせる言い回し
・鎌倉では皆に拒絶されたが、《自分を買ってくれる者はいる》ということを義時に誇りたかった。自分の価値を示すことで、義時に今後の復帰の道を作って欲しかった
義時「誰にも見せず、破り捨てるべきでした」
・景時が京に行けば、頼家は景時を許さず、鎌倉と京の戦が起こる
・景時に京に行く気がなくても、その可能性をつぶした方が良い。それには、早く“上皇からの誘い”の件を発覚させて、景時を身動きできないようにする
景時「刀は、斬り手によって、名刀にもなまくらにもなる。なまくらで終わりたくはなかった」
(このセリフについては後述)
景時「これより、流罪先の外ヶ浜へ参る」
しかし、景時は西(京)へ向かうつもり。追討を受け、武士らしく戦で散りたかった。
その気持ちを義時は汲み、頼時に「すぐに兵を整えよ」と命じる
“13人衆”、早くも11人に!
・政子の次女・三幡が闘病の末、帰らぬ人に。三幡の乳母夫だった文官・中原親能は出家し、鎌倉を離れた(親能は朝廷との連絡・調整役に尽力していた)
・梶原景時の変……景時、死去
頼家、予想以上にゲス過ぎる!
・好き合っていれば、人の道を外れても良い
・狩り(武士にとって大切な軍事訓練らしい)に行ってばかりで、病床の肉親(今回は三幡)を放ったらかし
以前の巻狩りの不甲斐なさ(第23話)がトラウマになっている?
【疑問点】
・景時が京に誘われていることを、なぜ義時は頼家に知らせたのか?
《朝廷(京)との戦を避けたい》という理由は間違いないが、頼家に知らせれば、景時は只では済まなくなるのは必至。
景時の有能さ、冷静な判断力を一番理解しているのは義時で、頼家の愚かさ、身勝手なものが多い御家人などを考えると、景時を失うのは大きな損失。
なので、他者(京からの使者など)から勧誘の件が頼家に知らされる前に、景時自ら頼家に伝え、義時ともども、「景時が二君に仕える気持ちはない」と訴えればよかった。
・《「名刀の主」……刀は斬り手によって、“名刀”にも“なまくら”にもなる》の解釈
景時は“なまくら”で終わることを良しとせず、京に向かった(蟄居せず戦をして武士として散りたい)
景時の気持ちや行動の意味は理解できるが、「名刀の主」という言葉とはズレている
「刀は斬り手によって、“名刀”にも“なまくら”にもなる」を踏まえるなら、名刀でありたいと思う景時は“刀”であり、その刀の主は景時の主君(=頼家)ということになる。
《頼家(愚君)に仕えていては“なまくら”になってしまうので、名君(この場合は後鳥羽上皇?)のもとへ行きたい》……景時は後鳥羽上皇と面識がないので、ピンとこない。頼家があまりにも愚かなので、嫌気がさしたのか?
・源氏は飾りか?
景時「小四郎殿、そなたは上総広常の前で、こう申した。我らは坂東武者のために立ち上がったのだと。源氏は飾りに過ぎぬと。忘れてはおらぬな」
上総広常の粛清以後、この義時の志は置き去りにしてきたが、義時はその志を心に秘め続けてきたのだろうか?
だとすると、頼朝の死を契機に、政治の場から退こうとした行為は、矛盾している
第1話「大いなる小競り合い」
第2話「佐殿の腹」
第3話「挙兵は慎重に」
第4話「矢のゆくえ」
第5話「兄との約束」
第6話「悪い知らせ」
第7話「敵か、あるいは」
第8話「いざ、鎌倉」
第9話「決戦前夜」
第10話「根拠なき自信」
第11話「許されざる嘘」
第12話「亀の前事件」
第13話「幼なじみの絆」
第14話「都の義仲」
第15話「足固めの儀式」
第16話「伝説の幕開け」
第17話「助命と宿命」
第18話「壇ノ浦で舞った男」
第19話「果たせぬ凱旋」
第20話「帰ってきた義経」
第21話「仏の眼差し」
第22話「義時の生きる道」
第23話「狩りと獲物」
第24話「変わらぬ人」
第25話「天が望んだ男」
第26話「悲しむ前に」
第27話「鎌倉殿と十三人」
【ストーリー】番組サイトより
北条時政(坂東彌十郎)と比企能員(佐藤二朗)との争いにより、義時(小栗旬)と梶原景時(中村獅童)の構想から大きく逸脱し、13人まで膨れ上がった訴訟の取り次ぎを行う宿老たち。鎌倉殿となり気負う源頼家(金子大地)はこれを自身の力を侮っている結果だと捉えて憤慨し、北条時連(瀬戸康史)・頼時(坂口健太郎)ら若い御家人をそばに置いてけん制する。そんな中、13人の宿老たちが集まり常陸の御家人の土地争いについて評議を……
脚本:三谷幸喜
>実は10話くらいから欠かさず見ています
それは嬉しい。
>無能なのにプライドだけは一人前、諫言されると逆切れ、ダメな2代目の典型
仰る通りですね。でも。ここまで典型的にダメな二代目で描かれるとは…
まあ、頼朝の血を引いていて、頼朝と違い、苦労していないので、当然かもしれません。
>個人的なお気に入りキャラは三浦義村です。頭が切れ、味方につけておけば頼もしいけど、リアリストで、情よりも損得を優先させるのでどこか油断がならない
これも、おっしゃる通りです。私も好きです。彼の軽妙で鋭い突っ込み…絶妙です。
その他、私のお気に入りは、土肥実平、安達盛長、大江広元です。
それと、佐藤浩市演じる上総広常は味がありました。
> 今回は梶原景時が排除されましたが、まだまだ序の口でしょうね。御家人たちを締め付けていた景時がいなくなって収集がつかなくなるでしょうし、頼家もますます増長しそうです。
> 主人公である義時は、以前比奈に言っていたように「北条を守るためなら手だてを選ばぬ」ようになっていくのでしょうか。景時から善児を譲られたのが何やら・・・。今のところは選べる手立てがあるなら選んでいるように見えますね。
景時がいなくなり、ますます混乱していきそうな鎌倉。
景時が担っていた厳格さや影の部分まで背負うことになった義時。善児という妖刀まで手にしてしまい、不安です。周りの頼時、時連、比奈がまともでしっかりしているのが救いです。
実は10話くらいから欠かさず見ています。熱心に見るようになったのは15話くらいからですが。
物語も折り返しに入り、頼朝という柱を失い、鎌倉におけるパワーバランスが崩れて、御家人たちによるバトルロイヤルが始まりましたね。
今回は梶原景時が排除されましたが、まだまだ序の口でしょうね。御家人たちを締め付けていた景時がいなくなって収集がつかなくなるでしょうし、頼家もますます増長しそうです。
それにしても頼家のクズぶりは凄いですね。無能なのにプライドだけは一人前、諫言されると逆切れ、ダメな2代目の典型ですが、金子大地さんが実にうまく演じていると思います(今回に関しては、ゆうもろくでもない女)。
個人的なお気に入りキャラは三浦義村です。頭が切れ、味方につけておけば頼もしいけど、リアリストで、情よりも損得を優先させるのでどこか油断がならない(実衣曰く「うさん臭い」)。今回は、チャンスを生かしてまんまと梶原景時を失脚させました。
主人公である義時は、以前比奈に言っていたように「北条を守るためなら手だてを選ばぬ」ようになっていくのでしょうか。景時から善児を譲られたのが何やら・・・。今のところは選べる手立てがあるなら選んでいるように見えますね。