・廃墟ビルで二人の遺体が発見される(心不全と絞殺)
・絞殺遺体の背中(服)から発光するキノコが生えていた
★キノコは新種で二つの価値があり、それを巡っての殺人と考えられた
《関係者》
加納達夫……絞殺された。恐喝など複数の前科がある。胡散臭い環境保護団体を立ち上げていた。
相場ユウ……加納の環境保護団体「アースジャッジ」のバイト
信岡利三……キノコ研究の権威の大学教授。通称:“キノコ仙人”
漆原誠一……環境保護団体「テルース環境研究所」の教授
信岡の研究室の女性研究員……信岡が右京たちに漆原を紹介した時に、複雑な表情を見せた
(表情に疑問を感じた右京が、後に聴取。キノコの情報を得た。表情を変えたのは、自分の師の信岡がライバルを蹴落とすために、漆原の名を告げたと考えたのかもしれないが、脚本に不自然さを感じた。)
「テルース環境研究所」の研究員……感じ悪ぅ~。こいつが、キノコを欲しがって殺害したのかと思ったが(意外な犯人の展開)、違った。
★ペスタロチオプシス・トニトルス(きのこ)の設定が都合よすぎ
・発光する(本筋とは関係ない)
・繁殖力(成長力)はあるが、すぐ枯れる
・プラスチックを分解できるが……
・プラスチックに反応して毒性のある胞子を飛散させる
その毒性は強力の上、痕跡を残さない。(ビルの管理人は、階段を上ったことと遺体発見のショックで心臓麻痺と判断された)
胞子は霧散し希釈されれば、無害
(「ペスタロチオプシス・トニトルス」が正式名称ですが、”キノコ”と表記します。長いので字面が良くなく、読みにくいので)
☆この都合の良いペスタロチオプシス・トニトルスによって、ストーリーが構築されていた
・キノコの菌糸を入れていたガラスケース2つのうち1つが割れて、それが格闘の最中、加納の背中に付着し、成長した(加納を殺害した相場がキノコの瓶を持ち去った)
・翌日、ビルの管理人が見回りの際、加納の遺体の部屋に入りかけ、部屋に充満していたキノコの胞子により心不全を起こし、死亡(伊丹が現場に来る6時間前)
・捜査一課が現場検証中には、キノコは発光するほど元気? 胞子は霧散し無害……右京は息が掛かるほど間近でまじまじと見入っていたが、平気(管理人死亡のほぼ6時間後)
・遺体に付いていたキノコごと解剖に回されたが、キノコはあっという間に枯れた
・一部のキノコは鑑識で瓶に密閉して保管され、1株だけ生息。右京が瓶から取り出し、簡易ジップの袋越しにキノコを凝視、直後、卒倒
・処置が間に合い、右京は死の淵から生還
・右京の検査結果で、LDHという酵素が搬送時に異常に血中に含まれていたことが判明。右京、事件の真相を把握
・キノコの胞子の毒性を利用し、生物化学兵器を製造でき、多大な利益を得られる
……ドアが開いていた6時間だけで希釈されるものなのか?(窓も解放したのならまだしも)
……遺体発見者は大丈夫だったのか?
……現場検証時には光るほど元気だったキノコが、解剖するころには枯れてしまう(遺体は割と早めに搬出されるはず)
……《鑑識に保管されていたキノコは密封されていたので枯れなかった》と推測していたが、遺体の背中のキノコは普通に野ざらしだったので、密封が生育条件とは考えにくい
……ジップ袋に入ったままのキノコの胞子が、右京に作用するモノなのか?
そして何よりも、キノコの毒性を検証するために自分自身で人体実験をするものなのか?
推論が正しければ死亡してしまうし、他の者を巻き込まないようドアに鍵を掛けるし……
……無謀としか思えない(実際、死にかけたし)。推論を語らなかったので、無駄死になった可能性さえある
★犯人・相場ユウについて
お気楽でチャラチャラしていたが、某国の諜報員?
事情聴取で、加納についてペラペラ語り、死亡したことを知らされ愕然としていたが、殺害しておきながらのとぼけっぷりが凄い。
諜報活動にも長け、格闘も強い。
逮捕後は黙秘を貫いたようで、奪ったキノコ(菌糸)はどうなったのか?は不明(右京は “枯れてしまったので、逃亡せずに留まっていたのだろ”と)
諜報員なので正体も語らず、身元不詳の殺人犯として刑に服すのだろうか?
加納が密輸できたのなら、自分で生息地に侵入し、盗み出した方が早いような……
★ペスタロチオプシス・トニトルス…早口言葉?
亀山……「ピスタチオ?…」
伊丹……「ペトロ&カプリシャス」
刑事部長&参事官…「早口言葉のようなキノコ」(参事官は声が裏返ってしまった)
右京……「ペスタロチオプシス・トニトルス」と正確に何度も発音していたが、最後に「ピスタチオ」と間違え、亀山に突っ込まれたが、シラを切る
2人の教授、右京たちは、NGを出さなかったのかな?
★2つの顔
1.加納達夫……恐喝や器物破損などの罪を重ねていたが、息子(娘だったかも)のことを思い、未来の為に環境保護団体を立ち上げる。今回もマイクロプラスチック問題の解決の為に奔走(生物兵器利用の為に相場の提示した金を蹴り、戦い敗れた。
2.相場ユウ……チャラ男ぽい言動をしていたが、正体は冷徹、有能な諜報員だった
3.ペスタロチオプシス・トニトルス……プラスチックを分解する有益性と猛毒の胞子を放出する有害性
4.政府の研究補助プロジェクト(←適当な名称です。ドラマ内の名称は忘れました)
日本政府はキノコの兵器利用を考えていた?……だとしたら、これも著しい二面性だ
テーマやキノコの意外性は面白かったが(早口言葉みたいな名称におけるキャラクターのそれぞれの反応も面白かった)、
右京の無謀な人体実験、キノコの設定、諜報員の詳細や奪ったキノコの行方など、疑問の点も多かった。
第1話「警察官A~要人暗殺の罠!姿なき首謀者」(初回拡大SP)
第2話「警察官A~逆転殺人!真犯人は二人いる!!」(拡大スペシャル)
第3話「楽園」
【ストーリー】番組サイトより
右京も瞠目する奇妙な事件現場
解決の手掛かりは光るキノコ!?
廃墟ビルで二人の遺体が発見された。一人はビルの管理を委託されている高齢男性。死因は心不全と思われた。もう一人は、複数の前科がある加納(山口馬木也)という中年男性で、死因は絞殺。警察は仲間割れか口封じの線で捜査を始める。ただ、現場の状況が奇妙で、加納の背中や周囲の床には、なぜか発光するキノコが生えていた。
その光景に興味津々の右京(水谷豊)は、薫(寺脇康文)とともに動き始めるが、問題のキノコはネットにも図鑑にも載っていない珍しいものだった。2人は手掛かりを求め、キノコ研究の第一人者や環境保護専門の科学者を訪ね歩くことに。
話を聞くと、そのキノコは莫大な利益を生む可能性を秘めた、世界が注目する幻の品種であることが分かる。さらに捜査を進めると、加納が環境保護団体を立ち上げていたことが判明。電話番の相場(中尾暢樹)が言うには、加納にはオモテとウラの顔があったらしく…!?
変死した男性に見え隠れする“2つの顔”
背景には世界を変える新種キノコの存在が
右京の好奇心が恐るべき陰謀をあぶり出す!
ゲスト:山口馬木也
脚本:森下直
監督:守下敏行
・絞殺遺体の背中(服)から発光するキノコが生えていた
★キノコは新種で二つの価値があり、それを巡っての殺人と考えられた
《関係者》
加納達夫……絞殺された。恐喝など複数の前科がある。胡散臭い環境保護団体を立ち上げていた。
相場ユウ……加納の環境保護団体「アースジャッジ」のバイト
信岡利三……キノコ研究の権威の大学教授。通称:“キノコ仙人”
漆原誠一……環境保護団体「テルース環境研究所」の教授
信岡の研究室の女性研究員……信岡が右京たちに漆原を紹介した時に、複雑な表情を見せた
(表情に疑問を感じた右京が、後に聴取。キノコの情報を得た。表情を変えたのは、自分の師の信岡がライバルを蹴落とすために、漆原の名を告げたと考えたのかもしれないが、脚本に不自然さを感じた。)
「テルース環境研究所」の研究員……感じ悪ぅ~。こいつが、キノコを欲しがって殺害したのかと思ったが(意外な犯人の展開)、違った。
★ペスタロチオプシス・トニトルス(きのこ)の設定が都合よすぎ
・発光する(本筋とは関係ない)
・繁殖力(成長力)はあるが、すぐ枯れる
・プラスチックを分解できるが……
・プラスチックに反応して毒性のある胞子を飛散させる
その毒性は強力の上、痕跡を残さない。(ビルの管理人は、階段を上ったことと遺体発見のショックで心臓麻痺と判断された)
胞子は霧散し希釈されれば、無害
(「ペスタロチオプシス・トニトルス」が正式名称ですが、”キノコ”と表記します。長いので字面が良くなく、読みにくいので)
☆この都合の良いペスタロチオプシス・トニトルスによって、ストーリーが構築されていた
・キノコの菌糸を入れていたガラスケース2つのうち1つが割れて、それが格闘の最中、加納の背中に付着し、成長した(加納を殺害した相場がキノコの瓶を持ち去った)
・翌日、ビルの管理人が見回りの際、加納の遺体の部屋に入りかけ、部屋に充満していたキノコの胞子により心不全を起こし、死亡(伊丹が現場に来る6時間前)
・捜査一課が現場検証中には、キノコは発光するほど元気? 胞子は霧散し無害……右京は息が掛かるほど間近でまじまじと見入っていたが、平気(管理人死亡のほぼ6時間後)
・遺体に付いていたキノコごと解剖に回されたが、キノコはあっという間に枯れた
・一部のキノコは鑑識で瓶に密閉して保管され、1株だけ生息。右京が瓶から取り出し、簡易ジップの袋越しにキノコを凝視、直後、卒倒
・処置が間に合い、右京は死の淵から生還
・右京の検査結果で、LDHという酵素が搬送時に異常に血中に含まれていたことが判明。右京、事件の真相を把握
・キノコの胞子の毒性を利用し、生物化学兵器を製造でき、多大な利益を得られる
……ドアが開いていた6時間だけで希釈されるものなのか?(窓も解放したのならまだしも)
……遺体発見者は大丈夫だったのか?
……現場検証時には光るほど元気だったキノコが、解剖するころには枯れてしまう(遺体は割と早めに搬出されるはず)
……《鑑識に保管されていたキノコは密封されていたので枯れなかった》と推測していたが、遺体の背中のキノコは普通に野ざらしだったので、密封が生育条件とは考えにくい
……ジップ袋に入ったままのキノコの胞子が、右京に作用するモノなのか?
そして何よりも、キノコの毒性を検証するために自分自身で人体実験をするものなのか?
推論が正しければ死亡してしまうし、他の者を巻き込まないようドアに鍵を掛けるし……
……無謀としか思えない(実際、死にかけたし)。推論を語らなかったので、無駄死になった可能性さえある
★犯人・相場ユウについて
お気楽でチャラチャラしていたが、某国の諜報員?
事情聴取で、加納についてペラペラ語り、死亡したことを知らされ愕然としていたが、殺害しておきながらのとぼけっぷりが凄い。
諜報活動にも長け、格闘も強い。
逮捕後は黙秘を貫いたようで、奪ったキノコ(菌糸)はどうなったのか?は不明(右京は “枯れてしまったので、逃亡せずに留まっていたのだろ”と)
諜報員なので正体も語らず、身元不詳の殺人犯として刑に服すのだろうか?
加納が密輸できたのなら、自分で生息地に侵入し、盗み出した方が早いような……
★ペスタロチオプシス・トニトルス…早口言葉?
亀山……「ピスタチオ?…」
伊丹……「ペトロ&カプリシャス」
刑事部長&参事官…「早口言葉のようなキノコ」(参事官は声が裏返ってしまった)
右京……「ペスタロチオプシス・トニトルス」と正確に何度も発音していたが、最後に「ピスタチオ」と間違え、亀山に突っ込まれたが、シラを切る
2人の教授、右京たちは、NGを出さなかったのかな?
★2つの顔
1.加納達夫……恐喝や器物破損などの罪を重ねていたが、息子(娘だったかも)のことを思い、未来の為に環境保護団体を立ち上げる。今回もマイクロプラスチック問題の解決の為に奔走(生物兵器利用の為に相場の提示した金を蹴り、戦い敗れた。
2.相場ユウ……チャラ男ぽい言動をしていたが、正体は冷徹、有能な諜報員だった
3.ペスタロチオプシス・トニトルス……プラスチックを分解する有益性と猛毒の胞子を放出する有害性
4.政府の研究補助プロジェクト(←適当な名称です。ドラマ内の名称は忘れました)
日本政府はキノコの兵器利用を考えていた?……だとしたら、これも著しい二面性だ
テーマやキノコの意外性は面白かったが(早口言葉みたいな名称におけるキャラクターのそれぞれの反応も面白かった)、
右京の無謀な人体実験、キノコの設定、諜報員の詳細や奪ったキノコの行方など、疑問の点も多かった。
第1話「警察官A~要人暗殺の罠!姿なき首謀者」(初回拡大SP)
第2話「警察官A~逆転殺人!真犯人は二人いる!!」(拡大スペシャル)
第3話「楽園」
【ストーリー】番組サイトより
右京も瞠目する奇妙な事件現場
解決の手掛かりは光るキノコ!?
廃墟ビルで二人の遺体が発見された。一人はビルの管理を委託されている高齢男性。死因は心不全と思われた。もう一人は、複数の前科がある加納(山口馬木也)という中年男性で、死因は絞殺。警察は仲間割れか口封じの線で捜査を始める。ただ、現場の状況が奇妙で、加納の背中や周囲の床には、なぜか発光するキノコが生えていた。
その光景に興味津々の右京(水谷豊)は、薫(寺脇康文)とともに動き始めるが、問題のキノコはネットにも図鑑にも載っていない珍しいものだった。2人は手掛かりを求め、キノコ研究の第一人者や環境保護専門の科学者を訪ね歩くことに。
話を聞くと、そのキノコは莫大な利益を生む可能性を秘めた、世界が注目する幻の品種であることが分かる。さらに捜査を進めると、加納が環境保護団体を立ち上げていたことが判明。電話番の相場(中尾暢樹)が言うには、加納にはオモテとウラの顔があったらしく…!?
変死した男性に見え隠れする“2つの顔”
背景には世界を変える新種キノコの存在が
右京の好奇心が恐るべき陰謀をあぶり出す!
ゲスト:山口馬木也
脚本:森下直
監督:守下敏行
>ギャグテイストの回... への返信
marumoriさん、こんにちは。
>キノコの設定が荒唐無稽なので、シリアスに描かれるとキノコの存在が浮いてしまうでしょうから、ちょうどよかったのではないでしょうか。
そうですね。
キノコの設定が都合が良すぎたので、突っ込みたくなりました。
真犯人に辿り着くのも、身辺調査と懇親会の写真だけというのも、やや不満。(まあ、最初この画像が出てきた時、真犯人がばっちり写ってたという大ヒントはありましたが)
今回は全般的にギャグテイストで描かれていましたね。キノコの設定が荒唐無稽なので、シリアスに描かれるとキノコの存在が浮いてしまうでしょうから、ちょうどよかったのではないでしょうか。
ハイライトはやはり「死にかけた右京」でしょうか。死にかけた本人には悪いですが、卒倒する様子があまりにも可笑しかったので(その直前に益子に拝み倒す様子も可笑しかったですが)、緊迫感はゼロでした。
なお、今回の犯人ですが、私は信岡の研究室の女性研究員と予想しましたが、違いました。