英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『捜査地図の女』 第3話

2012-11-10 20:30:57 | ドラマ・映画
・殺人事件後の犯人の足取り(推定経路)上に、フラワースタンド荒らし事件が起こり、時刻が合致したことだけで、両事件を結び付けるのはあまりにも強引
・フラワースタンド荒らしの現場で捜査しているうちに班長が5年前の傷害致死事件を思い出すのなら納得できるが、フラワースタンド荒らしの場所を聞いただけで、班長が5年前の事件を思い出すのは唐突すぎる。

 この捜査序盤の強引さがひど過ぎて、人情話も色あせてしまった。
 人情話自体もかなり不自然で、ふたりとも花に八つ当たりするというのも、不自然だ。

 ああ、せっかくの豪華キャストなのに……

【ストーリー】番組サイトより
 京都市内の雑居ビルで、訪問販売ビジネスのオーナー・神田芳郎(谷口高史)が刺殺された。死体のかたわらには、ひとりの舞妓の姿を隠し撮りした写真が落ちていた…。
 橘珠子(真矢みき)たちが聞き込みを行なった結果、ビル内のバーの店長・白井貢(水上竜士)らが建物を出て行く不審な男を目撃していたことが判明。その男が何度か被害者のもとを訪れ口論していたことや、付近の防犯カメラにそれらしき男が映っていることもわかった。
 そんなとき、珠子の母・松原美冬(草笛光子)が「重大事件が発生した!」と突然、捜査一課にやって来た。前夜、観光案内所前のフラワースタンドが、こっ酷く荒らされていたというのだ。美冬は、花壇のある路地から怪しい男が飛び出してきた、という目撃証言まで取材していた。
 それを聞いた珠子は、花を荒らした犯人と殺人犯が同一人物ではないかと考えはじめる。防犯カメラの場所とフラワースタンドのある路地までは、大人の男の足で5分強…。移動時間と目撃時刻の差が、ピッタリ一致するのだ!
 そして、班長の城戸禄郎(中村梅雀)もまた、花が荒らされた路地で、かつて殺人事件が起きていたことを思い出す。その路地は5年前、出張のため京都を訪れていた会社員・早乙女哲夫(下元佳好)が、酔った無職の男・森克明(篠田光亮)に言いがかりをつけられた挙句、石で殴打されて殺害された現場だったのだ。

 2つの事件のつながりに興味を持った珠子は、花壇が荒らされた現場へ。そして、フラワースタンドを熱心に手入れしていた人物が、とある料亭の板長・大石恵三(西岡馬)だと知る。大石を直撃した珠子は、内心驚く。雑居ビルで目撃された男の似顔絵と大石が、よく似ていたのだ…! だが、大石は5年前の事件などまったく関係ない、花を育てていたのは単なる趣味だと硬い表情で語るだけだった…。
 一方、成田慎平(石黒賢)たちは、殺人現場に残された写真に写っていたのが、まだ1年目の舞妓・小春(黒川智花)であることを突き止める。小春は、神田が実母の交際相手だったことを打ち明けたものの、事件の夜のアリバイについてはなぜか堅く口を閉ざす…。
 その後、珠子の“寄り道捜査”のおかげで、小春、神田、早乙女の3人に共通する、ある接点が浮かび上がる。しかし、大石と彼らとの接点は、まったく浮かび上がってこない…。同一人物だという珠子の推理は外れたのか…!? はたして、雑居ビルで起きた殺人事件と5年前の事件は、どんなつながりがあるのか…!?

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