作者の自筆メッセージが入った本というのは、ファンにとっては何物にも代え難い価値を持っているものです。
それを手に入れるためなら、誰かを傷つけても構わない…そう考える人間がいたとしても、不思議ではありません。
でも、もし自分の綴った言葉が、そこに込めた思いとは裏腹に、後の世で争いを招く要因になっていると作者が知ったら……果たして、どう思うでしょうか?
五浦って、無神経なんじゃない?
・簡単に藤波を疑い、簡単に問い詰める五浦。詫びないし
・笠井の言動に疑問を持ち、簡単に犯人と決め付ける五浦(もう少し、躊躇すると思うけど)
・放火した老けた高校生・西野を捕まえたが、簡単に警察に突き出すし。
・「たかが本のために人を傷つけるなんて、まともな人間がすることじゃないし」
栞子に「たかが本」て言っちゃったよ。
「あの本を手放すくらいなら、殺された方がましです……そう思ってしまう私も、きっとまともじゃないんでしょうね」という栞子に対しても、無言。何か、言ってやれよ。普通、『晩年』に栞子の深い思い入れがあるとか、訊くんじゃないの?
五浦は人間が単純なだけだと思うけど……
そんな五浦だが、今回は推理は冴えていた。
「笠井が読んだことがないという『せどり男爵数奇譚』を短編集の山に置いた」
「栞子が突き落されたことを笠井は知っていた」
【どうでもよい突っ込み】
①「これは単なる脅しだと思います。自分が本気だということを伝えるための警告でしょう。
あの男の狙いは『晩年』です。私を殺しても、本は手に入りません」
論理的だけど、脅しにしては過激すぎでしょう。
『土曜ワイド』の冒頭シーンなら確実に死亡でしょう。
少し前の『相棒』でも、中学生が階段から転がっただけで、意識不明でしたし。
②300万円以上の価値がある太宰治の署名入りの『晩年』の初版本を、栞子も五浦も無造作に扱い過ぎ
③足首を骨折しただけなら、自宅療養で五浦に仕事の指示をした方が合理的。入院費も高いだろうし。
④志田も信用してやれよ
⑤「階段から突き落とした」と言うよりは「階段から蹴落とした」と言うべき
⑥五浦はいつ栞子に「逃げろ」というメールを打ったんだ?
【ストーリー】番組サイトより
何者かに石段の上から突き落とされた篠川栞子(剛力彩芽)は、救急車で病院に運ばれた。しかし、幸いなことに足首の骨折だけで済み五浦大輔(AKIRA)は安堵する。一方で、倒れていた栞子を見つけ救急車を呼んだのが藤波明生(鈴木浩介)だと聞くと大輔は顔を曇らせた。
やがて、志田肇(高橋克実)、篠川文也(ジェシー)、藤波が病室を出ると、栞子は大輔に病院に持ち込んだ金庫から一冊の本を取り出すように頼む。パラフィン紙に包まれたそれは、太宰治の『晩年』だった。栞子は、この本を狙う男に突き落とされたのだ、と明かした。
栞子が祖父の代から引き継いだ『晩年』は、500部ほどしかない初版本のなかでも太宰自身の署名まで入るなどした大変稀少なもので、世に出せば300万円以上の値が付くという。栞子は『晩年』を母屋で保管していたが、その存在を知った人物から「譲ってほしい」と何度もメールが来るようになり警戒していたところ、今回の事件が起こったと言う。
栞子の入院中、大輔はひとりで「ビブリア古書堂」を切り盛りするが、古書の知識がないため苦労する。そんな大輔の様子を見に、小菅奈緒(水野絵梨奈)や藤波がやってくる。そんな折、店の外に出た藤波が大きな声を上げた。大輔と奈緒が駆けつけると、ワゴンのなかの本にガソリンがかけられていた。
危機感を覚えた大輔は、『晩年』を売ってしまってはどうかと勧めるが、栞子は本を手放すくらいなら殺されたほうがましだ、と譲らず…。
それを手に入れるためなら、誰かを傷つけても構わない…そう考える人間がいたとしても、不思議ではありません。
でも、もし自分の綴った言葉が、そこに込めた思いとは裏腹に、後の世で争いを招く要因になっていると作者が知ったら……果たして、どう思うでしょうか?
五浦って、無神経なんじゃない?
・簡単に藤波を疑い、簡単に問い詰める五浦。詫びないし
・笠井の言動に疑問を持ち、簡単に犯人と決め付ける五浦(もう少し、躊躇すると思うけど)
・放火した老けた高校生・西野を捕まえたが、簡単に警察に突き出すし。
・「たかが本のために人を傷つけるなんて、まともな人間がすることじゃないし」
栞子に「たかが本」て言っちゃったよ。
「あの本を手放すくらいなら、殺された方がましです……そう思ってしまう私も、きっとまともじゃないんでしょうね」という栞子に対しても、無言。何か、言ってやれよ。普通、『晩年』に栞子の深い思い入れがあるとか、訊くんじゃないの?
五浦は人間が単純なだけだと思うけど……
そんな五浦だが、今回は推理は冴えていた。
「笠井が読んだことがないという『せどり男爵数奇譚』を短編集の山に置いた」
「栞子が突き落されたことを笠井は知っていた」
【どうでもよい突っ込み】
①「これは単なる脅しだと思います。自分が本気だということを伝えるための警告でしょう。
あの男の狙いは『晩年』です。私を殺しても、本は手に入りません」
論理的だけど、脅しにしては過激すぎでしょう。
『土曜ワイド』の冒頭シーンなら確実に死亡でしょう。
少し前の『相棒』でも、中学生が階段から転がっただけで、意識不明でしたし。
②300万円以上の価値がある太宰治の署名入りの『晩年』の初版本を、栞子も五浦も無造作に扱い過ぎ
③足首を骨折しただけなら、自宅療養で五浦に仕事の指示をした方が合理的。入院費も高いだろうし。
④志田も信用してやれよ
⑤「階段から突き落とした」と言うよりは「階段から蹴落とした」と言うべき
⑥五浦はいつ栞子に「逃げろ」というメールを打ったんだ?
【ストーリー】番組サイトより
何者かに石段の上から突き落とされた篠川栞子(剛力彩芽)は、救急車で病院に運ばれた。しかし、幸いなことに足首の骨折だけで済み五浦大輔(AKIRA)は安堵する。一方で、倒れていた栞子を見つけ救急車を呼んだのが藤波明生(鈴木浩介)だと聞くと大輔は顔を曇らせた。
やがて、志田肇(高橋克実)、篠川文也(ジェシー)、藤波が病室を出ると、栞子は大輔に病院に持ち込んだ金庫から一冊の本を取り出すように頼む。パラフィン紙に包まれたそれは、太宰治の『晩年』だった。栞子は、この本を狙う男に突き落とされたのだ、と明かした。
栞子が祖父の代から引き継いだ『晩年』は、500部ほどしかない初版本のなかでも太宰自身の署名まで入るなどした大変稀少なもので、世に出せば300万円以上の値が付くという。栞子は『晩年』を母屋で保管していたが、その存在を知った人物から「譲ってほしい」と何度もメールが来るようになり警戒していたところ、今回の事件が起こったと言う。
栞子の入院中、大輔はひとりで「ビブリア古書堂」を切り盛りするが、古書の知識がないため苦労する。そんな大輔の様子を見に、小菅奈緒(水野絵梨奈)や藤波がやってくる。そんな折、店の外に出た藤波が大きな声を上げた。大輔と奈緒が駆けつけると、ワゴンのなかの本にガソリンがかけられていた。
危機感を覚えた大輔は、『晩年』を売ってしまってはどうかと勧めるが、栞子は本を手放すくらいなら殺されたほうがましだ、と譲らず…。