あきはぎの したばをみつつ ゆふされば いつしかのねに なきわたるかな
秋萩の 下葉を見つつ 夕されば いつしかの音に なきわたるかな
秋萩の下葉を見ていて夕方になると、遠くから鹿の鳴き声が聞こえてくる。私もいつの間にか恋の思いに泣き続けているよ。
第四句「いつしか」の「しか」に「鹿」を掛け、また第五句「なき」は「鳴き」と「泣き」が掛かっています。
あきはぎの したばをみつつ ゆふされば いつしかのねに なきわたるかな
秋萩の 下葉を見つつ 夕されば いつしかの音に なきわたるかな
秋萩の下葉を見ていて夕方になると、遠くから鹿の鳴き声が聞こえてくる。私もいつの間にか恋の思いに泣き続けているよ。
第四句「いつしか」の「しか」に「鹿」を掛け、また第五句「なき」は「鳴き」と「泣き」が掛かっています。