めにもみず こゑもたえせぬ ほどなれど しのぶるにこそ はるけかりけれ
目にも見ず 声もたえせぬ ほどなれど しのぶるにこそ はるけかりけれ
逢うことはなくただ絶えず声を聞いている、そもそもそんな程度の間柄ではあるけれど、忍ぶ恋であるがゆえに、余計にその人と隔たっているように感じる。
逢えないが声はいつも聞いているというのは、身分の違いで御簾越しにしか接することのできない相手なのでしょう。
めにもみず こゑもたえせぬ ほどなれど しのぶるにこそ はるけかりけれ
目にも見ず 声もたえせぬ ほどなれど しのぶるにこそ はるけかりけれ
逢うことはなくただ絶えず声を聞いている、そもそもそんな程度の間柄ではあるけれど、忍ぶ恋であるがゆえに、余計にその人と隔たっているように感じる。
逢えないが声はいつも聞いているというのは、身分の違いで御簾越しにしか接することのできない相手なのでしょう。