またばなほ よりつかめども たまのをの たえとたえては わびしかりけり
待たばなほ よりつかめども 玉の緒の たえとたえては わびしかりけり
待っていれば、また寄りが戻ることもあろうけれども、すっかり仲が途絶えてしまうのは寂しいことよ。
第二句「より」には「寄り」と「縒り」が掛かっています。「玉の緒の」は「たえ」に掛かる枕詞ですね。
貫之集第五「恋」の歌はこれでおしまい。明日からは第六「賀」の歌のご紹介です。
またばなほ よりつかめども たまのをの たえとたえては わびしかりけり
待たばなほ よりつかめども 玉の緒の たえとたえては わびしかりけり
待っていれば、また寄りが戻ることもあろうけれども、すっかり仲が途絶えてしまうのは寂しいことよ。
第二句「より」には「寄り」と「縒り」が掛かっています。「玉の緒の」は「たえ」に掛かる枕詞ですね。
貫之集第五「恋」の歌はこれでおしまい。明日からは第六「賀」の歌のご紹介です。