秋雨は 冷たきものか 洒落て行き
梅士 Baishi
今朝は金曜の定休日だが、日曜日と勘違いして大い
に寝坊をした。
これ以上は眠れないと起きたところが8時近くだった。
外は西高東低の冬型、木枯らしが吹き荒れている。
といっても、頬に心地よく、音ほどのこともない。
気温は10℃と暖かい。
少し雨が降ると傘を差し、木枯らしの音がすると縮こ
まる、そんな風ではつまらない。
この世はままならぬものではあろうが、何ほどのもの
か、洒落て生きたいものだ。
無礼でなければお洒落なのである。
ITベンチャーや演劇人などという者は、営業の場であ
っても教育現場であっても、Gパンの気ままなラフスタ
イルで仕事に来る。
芸能界のスターが変装してというなら別だが、業界ス
タイルとでも言わんばかりのラフスタイルは不快に感じ
られる。
たしかに、生前のスティーブ・ジョブズも公式の発表
の場でGパンスタイルだった。
実力があれば通る世界である。
あるいはそれが若い世代への商品イメージだったとも
いえる。
自由自在ということでもあろうか。
しかし、ビジネススタイルでネクタイをしっかり締め
て仕事をしている者を相手にラフで応じる神経は横着に
思えるのである。
アメリカンスタイルというかもしれないが、うつけ者
というほどの器量もないのに横着している者を見ると、
無礼であろう、と言いたくなる。
人時所をわきまえないラフスタイルをお洒落とは言わ
ない。
それは、招かれざる客であり、無礼である。
ビジネススタイルも欧米型のスーツスタイルに固定化
されるべきではないだろうが、基本はフォーマルでなけ
ればならない。
すなわち、礼装である。
ビジネススタイルの新しい礼装をデザインしてほしい
ものだ。
和装ビジネススタイルがあってもよいと思うのだ。
むかしは、それが商家の和装であったり、商号の入っ
た職人たちの法被でもあったろう。
その点、「クリエイター」と称する者たちの出で立ち
は無礼であると思うのである。
「無礼」を通せるのは、天才肌のプロフェッショナル
だけであろう。
それは、身なりにも気が回らないほど夢中に仕事をし
ている姿という正装なのである。
「無礼な日本人」とは、自己矛盾である。
無礼な隣国に汚染されてはなるまい。
日本独立宣言・九州本部・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・中村梅士党