チッと鳴く 冬鶯に 貢して
梅士 Baishi
今朝は小雨模様、気温は13℃と暖冬気味である。
公園の紅葉はだいぶ薄くなってきた。
さて、今日もひとっ走り、駆けてゆくとしよう。
窓の外では鶯が、チッと鳴いている。
まだ、雀のほうがいい声である。
みかんを刺してゆくとしよう。
さて、今日は卒論指導で日が暮れた。
その間、『美の伝道師の使命』と題する愛染美星
さんと総裁との対談本を読んだ。
かつて、憧れの的だったJALのスチュワーデスの
リーダー格だったそうである。
職業柄、一流の人間を職業まで見極める審美眼が
身についたという。
つまりは、一流の人間には、それなりのオーラが発
されているということらしい。
権勢を誇ろうとする者は、イミテーションの軽薄な光
を出しているし、そもそも品性が賤しい。
凡人には無縁の人種のことではあるが、一流と言
われる人格は憧れである。
地方にいると、一流の人間にはお目にかからない
が、かつて、東京のホテルオークラのパーティー会場
でダイエーの中内功会長をお見かけしたことがある。
小柄で気取りのないいそいそとした方であった。
一流の人間は一流の服装や小物を身に着けてい
るらしい。
セブンアイホールディングスの社長の紺のスーツ
は、見る人が見れば、200万円クラスのものである
ことがわかるそうである。
中身あってこその装いということではあるが、自分
にはせいぜい5万円前後のスーツで間に合っている。
職場に吊るした同じスーツを作業服のように着てい
るだけである。
栄枯盛衰はあるが、枯れっぱなしの人生というのも
よろしくない。
ピンピンコロリの最終回であっても、ティッピングポ
イントを体験したいものだ。
もっとも、美ということであれば、高級品の装いでな
くても、品格のものであろう。
女性もまた、老いてもなお、気品は輝きを失わない
ものである。
魂の輝きを失いたくはないものだ。
宗教・政治・野球の話題はタブーと言うのが日本の
ビジネスマナーだと言われ、酒の場でも敬遠されがち
な空気が日本ではまかり通る。
所詮一致を見ないから、議論から喧嘩になってもつ
まらないというのが理由だろう。
表現の自由でも、ディベートは慎めと言う日本的閉
鎖性というべきか。
もっとも土佐はいごっそうの国であり、酒を飲んで天
下国家を論じるのが文化なのだという。
事なかれ主義よりはずっとよいのではないか。
しかし、民主主義といえども神と法の下にありという
のが民主主義の品格であることを忘れてはなるまい。
神々もまた酒を酌み交わしながら天下国家を論じて
いることであろう。
さて、この国をどうするか・・・。
『日本沈没』という映画を久しぶりに見たが、最終沈
没を防いだのは物理的仕掛けというよりは、愛国に殉
じる死にざまであったろう。
自分もまた、国外脱出など考えないであろう。
日本がすべてとは思わないが、国に殉じて死ぬの
が国民としての美意識であると思っている。
靖国神社の池に放尿するという下品な朝鮮人とは
決定的に違う日本人の、愛国の美意識である。
泥水を飲んでもお腹を壊さないという政治家でも、
そうした美意識を忘れてはなるまい。
日本独立宣言・九州本部・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・中村梅士党