札幌の中心部にある「丸井今井」一条館。
店祖である今井藤七が、明治7年(1874年)年5月に、南1条西1丁目に呉服店を開業したのが、この地における営業の起源で、現在の建物は、大正15年(1926年)に竣工しています。
私が子供の頃は、大通公園に面した、現「大通館」が「大通新館」と言って、この建物は「一条本館」と言っていましたが、いつの間にか「一条館」になっていたようです。
もう何年も入っていないけど、昔は、この店舗にも書店やCD店が入っていたので、よく利用したものでした。
CD店は大通館の方だったかもしれないけど、高校生から大学生の頃にファンだったアイドルグループ、CoCoのCDを一番最初に買ったのが、※丸井さんの中のCD店だったことは、はっきりと覚えています(確かカレンダーも買ったような・・・)。
※ 丸井今井百貨店のことを「丸井さん」と呼ぶのは、札幌市民にとっては、常識と言っても過言ではないくらい定着しています。
これは、かつての「一条館」の写真。
上の方に、まるでニューヨークのエンパイアステートビルのような塔が建っていますが、これは、現在の北区北24条駅周辺、札幌北高校の辺りにあったという、「札幌飛行場」を離発着する飛行機の目印として活用されていたのだそうです。
その「札幌飛行場」も興味があるので、具体的な跡地など、調べて歩いてみたいです。