一週間前の花咲線駅探訪はこれが最後。
昆布盛駅の次のこの駅です。
これまた「ダルマ駅」の「西和田」駅。
「ダルマ駅」ってどういう意味があるんだろうと思ってちょこっと調べてみたところ、車輪や台車などの足回りが取り外されたその姿が、身動きが出来なくなったダルマのようだということで、いつしか鉄道ファンがそのように呼ぶようになったんだそうです。なるほどね。
内部はこんな感じです。
根室方面の列車が少ないなと思いますが、ここを通過する列車があるんだそうです。
小規模とはいえ集落なんですけどね・・・。
これは多分、アイヌ語由来ではなさそうだなと思っていましたが、実際そのとおりで、この地名は、明治17年(1884年)に配備された屯田兵の部隊長、「和田正苗」の名前を取って、同19年(1886年)に「根室国和田村」が発足したことに端を発するそうです。
和田正苗は、この辺りの根室郡外九郡の長だった人物で、それが、この辺りに配備された屯田兵の部隊長となり、その部隊が、隊長の名前を取って「和田屯田兵」と呼ばれるようになったのを経て、地名にも「和田」が冠せられるようになったとのことです。
駅舎内には、旅のノートの他に、こんな可愛らしい物が置かれていました。
地域の方の手作りでしょうかね。
さて、この次の「東根室」駅は、昨年紹介しているので、根室市内の花咲線の駅で紹介していないのは、終点の「根室」駅のみとなりましたが、それはまた後日、10月末か11月頭に、列車に乗る形で紹介しようと思っていますので、それまでお待ちいただければと思います。
明日から札幌出張で一週間PCを使えませんが、来週以降は、厚床駅から釧路方面の、浜中町の駅を紹介を始めます。
向こう一週間、フォロワーさんのブログにもお邪魔できないかもしれませんが、ご理解のほどお願い致します。