明日の夜から、台風12号から変わった温帯低気圧の影響で、北海道の太平洋岸は暴風雨の予報。
札幌出張に出発する来週月曜日には回復しているようだけど、暴風雨でJRの線路に被害が生じないか心配。
何事もないように祈って週末を過ごすこととします。
ということで・・・というわけではないけれど、昨日に続いてJRの駅の紹介。
厚床駅から根室方面に向かって次の駅になる「別当賀」駅。
「べっとが」と読みます。
かつての鉄道車両を転用した「ダルマ駅」です。
ゴチャゴチャしてますが、白鳥の飛来で有名な「風連湖」という湖の最寄駅(と言っても徒歩では無理ですが)ということになります。(距離関係は、記事の最後に載せる地図でご確認を)
ダルマ駅の中にも、椅子以外の社内設備が何かしら置かれている駅もありますが、この駅は御覧のとおり。
小さな集落の駅とはいえ、少々寂しい気もしますね。
まだ国鉄だった昭和61年(1986年)にダルマ駅になったそうですが、平成4年(1992年)までは簡易委託駅だったんだそうです。
どんな風に切符の販売をしていたのかな・・・。
根室方面の方が一便少ないんですね。
駅名は「べっとが」ですが、行政地名としては、「べっとうが」と読むそうです。
何故「う」が省略されているのか分かりませんが、地名の由来は、アイヌ語の「ペッ・ウッカ(川の浅瀬の上を水がうねり流れる所の意)」に由来するとされていますが、「ペトゥッカ」という言葉で、単に「浅瀬」を意味するという説もあるそうです。
住宅も疎らな地域にある小さな駅ですが、こういう雰囲気を求めてやってくる鉄道ファンも多いのでしょうね。
駅前にある、滑り台だけの小さな公園。
札幌には、砂場だけなのに「公園」と名が付いている所もありますが、滑り台だけってのも珍しいかも。