「小樽住吉神社」参道の第三鳥居。
最後の鳥居だけど、御社殿はまだまだ先に見えます。
今年、幾つかの神社で見てきた「茅の輪」。
せっかくなのでくぐってきましたが、↑の記事にもあるとおり、「疫病退散」や「無病息災」の祈願が目的ということだったとうことは、正にこの神社でくぐってこそ御利益があるのかなと思いました(その意味は昨日の記事をご参照ください)。
ただ、帰宅してから調べたところ、神社によってくぐり方に違いがあるようです。↑の記事を見ながら、札幌諏訪神社と同じくぐり方をしてきましたが、果たしてそれで良かったのかどうか・・・(ちょっと不安)。
参道にある人物像。
どういう人物なのかな・・・。
「松川嘉太郎」という人物。
明治23年(1890年)現在の福井県三国に生まれ、同40年(1907年)に北海道にやってきた人物で、33年という長期間に亘って小樽商工会議所議員を務め、第二次世界大戦後には 会頭となって、小樽の経済復興に奔走し、今日の繁栄の礎を築いたという功績があるそうです。
一昨日の記事で書きましたが、現在の小樽住吉神社に御神体が到着し、御鎮座祭りが執り行われたのが、明治元年(1868年)。
それから150年経った、平成30年(2018年)に執り行われた鎮座150年祭記念事業の碑が、こうして大きく残されています。
記念事業の一環として、参道階段の改修(冬期間のロードヒーティング化も含む)も行われ、季節を問わず、多くの人がより参拝しやすい環境の整備が行われたそうです。
「建国記念の日碑」。
この日は、神武天皇を祀っているする樫原神宮(奈良県)の例祭の日になっていますが、各地の神社でも紀元祭を祝い、神武天皇の偉業を偲ぶ取り組みが行われています。
全国各地の神社で人気となっている「花手水」が、こちらの神社にもありました。
昨年度、コロナ禍にありながらも行動制限が徐々に緩和されたのを受け、小樽を訪れる観光客の数も、対前年度比152.9%の406万5,000人にまで回復してきたそうです。
遠くから「そうだ、小樽へ行こう」と思い立ってやって来た観光客が、この神社に立ち寄って、幸せに繋がる何かを掴み取って帰る。とても素敵なことだと思います。
「子宝いぬ」という石碑。
これも同じような石碑が幾つかの神社にありますが、私が行ったときも、一組の若いご夫婦が、親犬と子犬の頭を撫でて祈願をしていました。
子宝祈願の次は、生まれた子供の成長の祈願。
「子は国の宝」とあるとおり、本来の目的はそっちなんでしょうけど、190㎝まで想定しているということは、大人が前に立つのもありということなのでしょうかね(因みに私は169cmです)。
そして、ようやく御社殿に到着。
昭和46年(1971年)に改築され、現在の姿となっています。
参拝をしつつ、中を少し拝見。
社殿から、ここまで登って来た参道を振り返ると、こんな素敵な眺めになります。
この日もまあまあ晴れていましたが、快晴の日は、海の青さも良く見え、絶好の写真スポットとなるそうです。