「小樽住吉神社」散策の二回目。
参道の途中にある第二鳥居から。
御社殿へ向かう途中、向かって左側にある建物に注目しました。
正面の造りからして歴史が感じられましたが、小樽市の歴史的建造物に指定されているそうです。
「悪疫退散」の祈願ということは、ひょっとして、コロナ禍真っ只中のときは、この祈願に訪れる人が多かったのでしょうかね。
神社の御守や御朱印に用いられているという、写真の四隅に描かれているデザイン。
私は御朱印集めはしていませんが、デザインに込められた意味を考えながら集めて回るのも、楽しみの一つなのではという気がします。
社務所の入口はこちらです。
最近増えてきている、電子式の案内システム。
外国語対応にもなっています。
函館や釧路、札幌の円山公園でも見たことがありましたが、「包丁塚」が設置されています。
因みに、「包丁」という名前は、中国において、「調理場で働く人」を意味していた「庖丁(ほうてい)」から来ているそうで、魏の時代に、牛一頭を見事な刀捌きで素早く解体した庖丁の腕前に、恵王という王が深く感銘を受けたことから、その料理刀のことが「庖丁」と呼ばれるようになり、やがて日本に伝わってきた際に、表記が「包丁」となり、日本の読み方として、「ほうちょう」と呼ばれるようになったのだそうです。
包丁塚の横には、小さな赤い鳥居が連続して建立されています。
私も二十年前に行きましたが、京都の伏見稲荷大社を思い起こさせます。
これは、平成30年(2018年)に、鎮座150年の節目の年として記念事業で建立されたものだそうで、「家内安全」「商売繫盛」の願いが込められているそうです。
第三鳥居へ到着。
その先には、今年幾つかの神社で見てきた「茅の輪」がありました。
(「茅の輪」の由来とくぐり方)