北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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ルーツは甘味処

2022-03-17 19:53:30 | 札幌

 

何度か記事にしてきた、札幌中心部のアーケード街「狸小路」。

 

 

その2丁目に、札幌市民なら知らない人はいないであろう有名店「みよしの」があります。

私は買わなかったけれど、一昨年、このお店に特化したファンブックが発売されるなどもしている人気店です。

買わなかったと書いたけれど、立ち読みして見てみたら、恐らく(九分九厘)中学の同級生ではないかと思われる人(某ラジオ局のディレクターとのこと)が、顔出しNGの座談会で登場していて「おお!」と思ったりもしました。

 

 

 

 

 

 

以前にも別な店舗を紹介したことがありますが、「みよしの」はギョウザとカレーが定番の人気商品で、490円の「ギョウザカレー」は、まるでカツカレーのごとく、カレーとギョウザを一体で味わうことができるという新境地を開拓したお店といっても過言ではないものがあるとされています。

 

 

私がオーダーしたのは、「みよしのセット」。

私はギョウザとカレーは別々に味わいたい派なので、大体いつもこれをオーダーしてます。

しかし、↑でリンクした三年前の記事を見ると、ガッツリ値上がりしてますねえ・・・。これ以上は上がらないでほしいです。

 

って、ここで終わると三年前の記事と同じになってしまうので、ここから先は、先日知って「へぇ~」と思った話。

今でこそ、こうしてギョウザとカレーで有名になった「みよしの」ですが、そのルーツは、狸小路にあった「美よし野」という甘味処だったのだそうです。

歴史を簡単に書くと、新潟県出身の創業者が、大正初期に、札幌で「長命堂」というアメ屋を起こし、やがて「美よし野」という名前で大衆食堂に業態変更して、そこで出されていたぜんざい(当時の値段で10銭とか)が大人気で、長らく甘味処として親しまれていたとのこと。

その後、昭和42年(1967年)に、代替わりで店を継いだ息子さんが、働いていた中華料理店で覚えたギョウザをヒントに、狸小路に「みよしの」1号店を開いて現在に至っているそうです。

もう半世紀以上も前の話なので、甘味処だったことを知っている人も少なくなってきているのかと思いますが、そういう話を聞くと、当時の人気メニューを復刻版で出してくれないかなあなんてことも思ってしまいますね。

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (しましま)
2022-03-17 22:27:40
カレーに焼き餃子がついて、このお値段‼️
お値打ちですし、意外な組み合わせながら美味しそうです✨✨機会があれば食べてみたいです。でもこちらから北海道旅行に行って「カレーと餃子のセットを食べてきた」なんて行ったらびっくりされそうです😅
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Unknown (ナナマガラー)
2022-03-18 06:53:38
しましま様

そうです、ぜひ機会があったらご賞味ください。
確かに、カレーとギョウザのコラボは、全国的には珍しいかもしれませんが、一度食べるとハマるのは間違いなしですから。
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Unknown (ammonite)
2022-03-18 08:45:33
餃子にカレー・・・そういうのもあるのか
値上がりしたといっても、まだまだお手ごろですね
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Unknown (ナナマガラー)
2022-03-18 19:47:02
ammonite様

そうなんです。
このコラボは、道外の方にお話しすると大概驚かれるのですが、もはや札幌のソウルフードとして定着したと言っても過言ではない人気ぶりなのです。
まだまだコスパも良好なので、変わらず人気を保ち続けていくことと思います。
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