札幌市中心部。三越デパートや、閉店した4丁目プラザ、PARCOなどがある、南1条通と、札幌駅前通(国道36号)の交差点。
通称「十字街」と呼ばれる、札幌の中心中の中心。
車の通行量、歩行者の量共に多く、斜め横断可能なスクランブル交差点となっています。
とまあ、都心部にある、ごくありふれた交差点の光景ですが、実はここ、昭和24年(1949年)9月10日、北海道で初めての交通信号機が設置された場所なんだそうです。
その頃、この交差点は、札幌市電が東西南北に交差する形で走っており、「十字街」という通称ができるきっかけとなりました。
三越は既に現在地にありましたが、4丁目プラザのあった場所は、読売新聞のビルや、パン屋、薬局などがあり、PARCOのある場所は、後にPARCOの中に入った「富貴堂」という大型書店や、靴屋などがあり、当時から多くの人が行き来していた札幌の中心部でした。
ここに設置された信号機は、赤、黄、青が定期的に変わる定周期式で、通行量が少なくなる夜は電源を切られ、また、ラッシュ時には、信号機の稼働のみでは捌けなかったのか、警察官による交通整理も行われていたそうです。
信号機が普通に稼働しているのに、警察官が前線で交通整理しないと捌けないというのも、なかなか面白い光景ですね。
普段何気なく通っている場所に、意外な歴史が隠されているという面白い例だなと思い、紹介しました。
都心部のありふれた交差点の信号が縦並び、ってありふれてないです😊
そこに目が止まってしまいました❣️
でも、札幌はやはり都会的な雰囲気を持った街。
私は大好きです💓
こんにちは。
確かに、雪国の雪対策としての信号機ですからね。他の地域では見られない光景ですよね。
よく、北海道の旅番組なんかでも、ゲストで来た方が「何であんな形になってるの?」という疑問を口にすることがありますね。
札幌は、都会と自然がいい具合に融合していることが魅力だと、私も思っています。
これからも、そういう魅力をどんどん発信していきたいです。