「大乗院 薬王寺」の境内には、注目すべき施設が沢山存在しています。
これはまた大きな・・・鐘ですかね?
ああそうか、「薬王寺」と共に「大乗院」を構成している「国安寺」とは「国の安全、安泰」という意味も込められているのでしょうかね。
だとすると、昨日の記事の最後で触れた「國安恒夫」氏というのはどういう人物なのか、ますます興味が湧いてきました。調べてみたいと思います。
こちらに書かれているとおり、これは、「世界一大きな大鏧(だいきん)」とのこと。
「『大鏧』って何?」ってなところでしょうけど、仏壇の前で「チーン」と鳴らすのを「鈴(りん)」と言いますが、この「鈴」の大きいものが「大鏧」というのだそうです。
「ゆく年くる年」でも紹介されたことがある、由緒あるものだそうですが、書かれているとおり、自由に鳴らすことができるそうです。
本堂へもお邪魔してみます。
中では、千手観音様が、参拝者を出迎えてくれています。
自由にお願いごとができるとのことですが、こういうときに限って、お願いごとが咄嗟に思い浮かばないってこと、ありますよね。
これはまた凄い数珠ですこと。
ここに腰かけて合掌するそうです。
お願いごとですが、月並みだけど、家族の健康、家内安全、仕事の成功ということで。
本堂の前には、愛嬌ある表情をした狛犬が・・・
ではなくて、「唐獅子」というもので、仏陀の一族を守護する「インドライオン」がモチーフであるとされ、中国に伝わるにつれて美術的、装飾的に図案化されていった、中国、日本に伝わる神獣だそうです。
千手観音様だけでなく、「福寿観音」という観音様も、ここで参拝者を出迎えています。
「福寿観音」というのも初めて聞きましたが、真言宗智山派の「福寿観音教会」という寺院が有名だそうです。
「薬王禅寺」の入口。
昨日の記事の冒頭で触れた「イチオシ!!」の「しあわせ散歩」は、この中で収録されていました。
「しあわせ散歩」は、基本はオクラホマ河野君と土屋アナの二人で進行するのだけど、このときは珍しくゲストがいて、昨シーズンをもって現役を引退した、元北海道日本ハムファイターズの杉谷拳士さんが、二人と一緒に珍道中に参加していました。
三人は散歩に出発する前、ここで座禅を組んでいたのだけど、そのとき、土屋アナが、穴の開いた靴下でロケに参加していたという、まあ女子アナらしからぬというか、土屋アナらしいというかという失態が発覚。ゲストの杉谷さんも、本堂の中にある「達磨大師」の絵を見て「河野さんのお父さん」などと口走り、住職さんにやんわりと窘められるという、いつになく波乱というか先行き不安というかという展開でした。
(「達磨大師」とオクラホマ河野君。まあ似てなくもない・・・?)
【境内のご案内】曹洞宗 大乗院薬王寺 札幌市中央区(納骨堂・屋内霊園・永代供養塔)
霊園も併設されている寺院ですが、永代供養塔の補修工事が行われていました。
京都や奈良などにもありそうな、立派な造りで目を引く建造物です。