今週は、月曜日から、思いがけないことがあったり、心の中で淡く期待していたことが現実になったりと嬉しいことが相次ぎ、いい一週間だったなあと思っていたら、最後に腹立たしい事件の記事を読んでしまった。
色覚障害の生徒に教諭が差別発言 道に30万円賠償命令 札幌地裁(北海道新聞)
この事案の何が腹立たしいかというと、残念ながらログインしないと読めない部分にしか書かれていないのだが、新聞に掲載された記事によると、この訴えに対し、北海道は、「教諭は生徒に障害があることを知らなかった。よって侮辱の意図はない」と主張していたのだという。
発言そのものもさることながら、「知らなかった」ことを免罪符にしようとしているその姿勢が本当に腹立たしい。
知っていたか否かなんて関係ないだろう。障がいがある人が身近にいようがいまいが、そのことを知っていようがいまいが、人として絶対に口にしてはいけない発言だということにどうして想像が至らないのだろう。
「教師としての資質」以前に「人としての資質」を疑われるといっても過言ではないよこれは。
発言した教諭だけでなく、それを擁護しようとする北海道も同罪だ。
もう一つ、これもログインしないと読めない部分にしか書いていないのだが、新聞記事によると、判決で裁判長は「先天性の色覚障害は日本人男性の約5%が該当することから、教室内に色覚障害を持つ生徒がいる可能性は想定でき、必要な発言ではなかった」と指摘したそうなのだが、これだっておかしい。
何%かなんて数字の問題じゃないでしょう。もっと低い率だったら許されるとでも言いたいの?違うだろう。発言そのものが侮辱なのに、なんでわざわざこんな回りくどい言い方しかできないのか。事情や背景がどうあれ絶対に言ってはいけないことだとどうして言えないのだろう。もし北海道が控訴でもしたら、高裁には、ぜひともその点を強調して断罪してほしい。
腹立たしいと書いたけど、それを通り越して「情けない」という気持ちにすらなる内容ですよこれは。
色覚障害の生徒に教諭が差別発言 道に30万円賠償命令 札幌地裁(北海道新聞)
この事案の何が腹立たしいかというと、残念ながらログインしないと読めない部分にしか書かれていないのだが、新聞に掲載された記事によると、この訴えに対し、北海道は、「教諭は生徒に障害があることを知らなかった。よって侮辱の意図はない」と主張していたのだという。
発言そのものもさることながら、「知らなかった」ことを免罪符にしようとしているその姿勢が本当に腹立たしい。
知っていたか否かなんて関係ないだろう。障がいがある人が身近にいようがいまいが、そのことを知っていようがいまいが、人として絶対に口にしてはいけない発言だということにどうして想像が至らないのだろう。
「教師としての資質」以前に「人としての資質」を疑われるといっても過言ではないよこれは。
発言した教諭だけでなく、それを擁護しようとする北海道も同罪だ。
もう一つ、これもログインしないと読めない部分にしか書いていないのだが、新聞記事によると、判決で裁判長は「先天性の色覚障害は日本人男性の約5%が該当することから、教室内に色覚障害を持つ生徒がいる可能性は想定でき、必要な発言ではなかった」と指摘したそうなのだが、これだっておかしい。
何%かなんて数字の問題じゃないでしょう。もっと低い率だったら許されるとでも言いたいの?違うだろう。発言そのものが侮辱なのに、なんでわざわざこんな回りくどい言い方しかできないのか。事情や背景がどうあれ絶対に言ってはいけないことだとどうして言えないのだろう。もし北海道が控訴でもしたら、高裁には、ぜひともその点を強調して断罪してほしい。
腹立たしいと書いたけど、それを通り越して「情けない」という気持ちにすらなる内容ですよこれは。